J2UZ-7241-02Z2(A)
オンラインマニュアルをお使いになる前に はじめに 第1章 機能 1.1 GDSの特長 1.2 可用性を向上させる機能 1.2.1 ディスクミラーリング 1.2.1.1 システムディスクミラーリング【Itanium】 1.2.1.2 ディスクアレイ装置の筐体間ミラーリング 1.2.1.3 共用ディスクミラーリング 1.2.2 ホットスペア 1.2.3 ホットスワップ 1.2.4 高速等価性回復機構 (JRM) 1.3 運用管理性を向上させる機能 1.3.1 運用管理インタフェース 1.3.2 すべてのディスク装置を一括管理 1.3.3 名前の管理 1.3.4 シングルシステムイメージ環境 1.3.5 アクセス制御 1.3.6 大容量化とI/O負荷分散 1.3.6.1 論理パーティション分割 1.3.6.2 ディスクコンカチネーション 1.3.6.3 ディスクストライピング 1.3.6.4 ディスクミラーリングとの併用 1.3.7 オンラインボリューム拡張 1.3.8 スライス切離し方式によるスナップショット 1.4 GDS Snapshot の特長 1.5 プロキシボリューム 1.5.1 等価性方式によるスナップショット 1.5.2 サーバ/SANフリーなスナップショット機能 1.5.3 OPC方式による瞬間スナップショット 1.5.4 瞬間リストア 1.5.5 オンラインディスク移行 1.5.6 代替ブート環境の作成【Itanium】 1.6 シャドウボリューム 1.6.1 ドメイン外サーバからのボリュームアクセス 1.6.2 ディスク装置のコピー機能の利用 第2章 オブジェクト 2.1 SDXオブジェクト 2.2 ディスククラス 2.3 SDXディスク 2.4 ディスクグループ 2.5 論理ボリューム 2.6 論理スライス 2.7 GDS Snapshotのオブジェクト 2.7.1 プロキシオブジェクト 2.7.2 シャドウオブジェクト 2.7.2.1 シャドウクラス 2.7.2.2 シャドウディスク 2.7.2.3 シャドウグループ 2.7.2.4 シャドウボリューム 2.7.2.5 シャドウスライス 第3章 GDS運用管理ビューの起動と終了 3.1 GDS運用管理ビュー起動のための準備 3.1.1 ユーザグループを決定する 3.1.1.1 ユーザグループの種類 3.1.1.2 ユーザグループを作成する 3.1.1.3 ユーザグループへ登録する 3.1.2 クライアント環境を準備する 3.1.3 Web環境を準備する 3.2 GDS運用管理ビューの起動 3.2.1 Web-Based Admin View操作メニューの起動 3.2.2 Web-Based Admin View操作メニューの機能 3.2.3 GDS運用管理ビューの起動 3.3 GDS運用管理ビューの終了 3.4 Web-Based Admin Viewの設定の変更 第4章 運用管理ビューの画面要素 4.1 画面の構成 4.2 メニューの構成と機能 4.2.1 基本 4.2.2 設定 4.2.3 操作 4.2.4 表示 4.2.5 ヘルプ 4.3 アイコンの種類とオブジェクト状態 4.4 オブジェクト情報 第5章 操作 5.1 操作の流れ 5.1.1 システムディスク設定【Itanium】 5.1.2 構成設定 5.1.2.1 シングルボリュームの構成設定 5.1.2.2 その他のボリュームの構成設定 5.1.3 バックアップ 5.1.3.1 バックアップ(スライス切離し方式) 5.1.3.2 バックアップ(等価性方式) 5.1.3.3 バックアップ(OPC方式) 5.1.4 リストア 5.1.5 ディスク交換 5.1.6 ディスク移行 5.1.7 構成変更 5.1.8 システムディスク解除【Itanium】 5.1.9 運用管理ビューでの操作 5.2 設定 5.2.1 システムディスク設定【Itanium】 5.2.2 設定メニューからの操作 5.2.2.1 クラス構成 5.2.2.2 クラスタシステムのクラス構成 5.2.2.3 グループ構成 5.2.2.4 ボリューム構成 5.2.3 ファイルシステム構成 5.2.4 プロキシ構成 5.2.4.1 プロキシ結合 5.2.4.2 プロキシ関連付け 5.3 運用 5.3.1 構成情報の確認と状態監視 5.3.1.1 SDX オブジェクトの構成確認 5.3.1.2 プロキシオブジェクトの構成確認 5.3.1.3 オブジェクトの状態監視 5.3.2 バックアップ 5.3.2.1 バックアップ(スライス切離し方式) 5.3.2.2 バックアップ(等価性方式) 5.3.2.3 バックアップ(OPC方式) 5.3.3 リストア 5.3.4 ディスク交換 5.3.5 ディスク移行 5.3.6 コピー操作 5.4 変更 5.4.1 クラス構成 5.4.2 グループ構成 5.4.3 ボリューム構成 5.5 削除 5.5.1 ファイルシステムの削除 5.5.2 ボリュームの削除 5.5.3 グループの削除 5.5.4 クラスの削除 5.5.5 システムディスク解除【Itanium】 5.5.6 プロキシ解除 第6章 バックアップとリストア 6.1 システムディスクのバックアップとリストア【Itanium】 6.1.1 物理ディスク情報とスライス番号の確認 6.1.2 バックアップ手順 6.1.3 リストア手順(システムがブートできる場合) 6.1.4 リストア手順(システムがブートできない場合) 6.2 代替ブート環境を使用したシステムディスクのバックアップとリストア【Itanium】 6.2.1 システム構成 6.2.2 バックアップの概要 6.2.3 リストアの概要 6.2.4 手順の概要 6.2.5 環境構築手順 6.2.6 バックアップ手順 6.2.7 リストア手順 6.3 ローカルディスクおよび共用ディスクのバックアップとリストア 6.3.1 オフラインバックアップ 6.3.2 オンラインバックアップ(スライス切離し方式) 6.3.3 リストア 6.4 プロキシボリュームを使用したオンラインバックアップと瞬間リストア 6.4.1 オンラインバックアップ(等価性方式) 6.4.2 オンラインバックアップ(OPC方式) 6.4.3 瞬間リストア 6.5 ディスク装置のコピー機能を使用したバックアップとリストア【Linux2.6】 6.5.1 環境構築手順 6.5.2 バックアップ 6.5.3 バックアップ用ディスクからのリストア 6.6 ドメイン外サーバからのバックアップとリストア 6.6.1 複製を持たない論理ボリュームのバックアップとリストア 6.6.1.1 システム構成 6.6.1.2 バックアップの概要 6.6.1.3 リストアの概要 6.6.1.4 手順の概要 6.6.1.5 環境構築手順 6.6.1.6 バックアップ手順 6.6.1.7 リストア手順 6.6.2 スライス切離しによるスナップショットを使用したバックアップとリストア 6.6.2.1 システム構成 6.6.2.2 バックアップの概要 6.6.2.3 リストアの概要 6.6.2.4 手順の概要 6.6.2.5 環境構築手順 6.6.2.6 バックアップ手順 6.6.2.7 リストア手順 6.6.3 プロキシボリュームによるスナップショットを使用したバックアップとリストア 6.6.3.1 システム構成 6.6.3.2 バックアップの概要 6.6.3.3 プロキシボリュームからのリストアの概要 6.6.3.4 テープからのリストアの概要 6.6.3.5 手順の概要 6.6.3.6 環境構築手順 6.6.3.7 バックアップ手順 6.6.3.8 プロキシボリュームからのリストア手順 6.6.3.9 テープからのリストア手順 6.6.4 ディスク装置のコピー機能を使用したバックアップとリストア 6.6.4.1 システム構成 6.6.4.2 バックアップの概要 6.6.4.3 BCVからのリストアの概要 6.6.4.4 テープからのリストアの概要 6.6.4.5 手順の概要 6.6.4.6 環境構築手順 6.6.4.7 バックアップ手順 6.6.4.8 BCVからのリストア手順 6.6.4.9 テープからのリストア手順 6.7 オブジェクト構成のバックアップとリストア【Linux2.6】 6.7.1 バックアップ手順 6.7.2 リストア手順 付録A 留意事項 A.1 規約 A.1.1 オブジェクト名 A.1.2 クラス数 A.1.3 ディスク数 A.1.4 グループ数 A.1.5 ボリューム数 A.1.6 キープディスク数【Itanium】 A.1.7 グループの階層化 A.1.8 プロキシ構成の前提条件 A.1.9 プロキシボリューム数 A.1.10 プロキシボリュームのサイズ A.1.11 プロキシグループのサイズ A.2 注意事項 A.2.1 システムディスクの管理 A.2.2 物理特殊ファイルへのアクセス抑止 A.2.3 CD-ROM装置からのブート A.2.4 ディスクの初期化 A.2.5 ディスクサイズ A.2.6 ボリュームサイズ A.2.7 ホットスペア A.2.8 システムディスクのミラーリング【Itanium】 A.2.9 キープディスク【Itanium】 A.2.10 スライス切離しによるスナップショット A.2.11 ミラーリング中のスライスと等価性維持状態のプロキシボリュームとの違い A.2.12 高速等価性回復機構 (JRM) A.2.13 オンラインボリューム拡張 A.2.14 物理ディスクの交換 A.2.15 プロキシ利用中のオブジェクト操作 A.2.16 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用 A.2.17 OPC方式による瞬間スナップショット A.2.18 EMC Symmetrixを使用する場合 A.2.19 プロキシ構成におけるEMC TimeFinderおよびEMC SRDFの利用【Linux2.6】 A.2.20 スナップショットデータの整合性 A.2.21 同時アクセス時のデータ一貫性 A.2.22 ボリュームのアクセスモード A.2.23 クラスタシステムでの操作 A.2.24 シングルノードからクラスタシステムへの移行【Linux2.6】 A.2.25 ディスクスイッチ A.2.26 シャドウボリューム A.2.27 構成テーブル【Linux2.6】 A.2.28 GDS運用管理ビュー A.2.29 ファイルシステムの自動マウント A.2.30 rawデバイスのバインド A.2.31 旧バージョンから移行する場合の注意事項 A.3 指針 A.3.1 ミラーリングの指針 A.3.2 ストライピングの指針 A.3.3 コンカチネーションの指針 A.3.4 ストライピングとミラーリングの併用の指針 付録B Web-Based Admin Viewのログ参照 付録C Web-Based Admin View動作環境設定 付録D コマンドリファレンス D.1 sdxclass − クラスの操作 D.2 sdxdisk − ディスクの操作 D.3 sdxgroup − グループの操作 D.4 sdxvolume − ボリュームの操作 D.5 sdxslice − スライスの操作 D.6 sdxinfo − オブジェクトの構成および状態情報の表示 D.7 sdxattr − オブジェクトの属性値変更 D.8 sdxswap − ディスクの交換 D.9 sdxfix − 故障したオブジェクトの復旧 D.10 sdxcopy − 等価性コピー操作 D.11 sdxroot − ルートファイルシステムのミラー定義および中止【Itanium】 D.12 sdxparam − 構成パラメタ操作 D.13 sdxconfig − オブジェクト構成の操作【Linux2.6】 D.14 sdxproxy − プロキシオブジェクトの操作 D.15 sdxshadowdisk − シャドウディスクの操作 D.16 sdxshadowgroup − シャドウグループの操作 D.17 sdxshadowvolume − シャドウボリュームの操作 D.18 コマンドによるボリューム作成操作の流れ D.19 コマンドによるスナップショット操作の流れ D.20 コマンドによるシステムボリュームの拡張【Itanium】 付録E GDSのメッセージ E.1 Web-Based Admin Viewのメッセージ (0001 - 0099) E.2 ドライバのメッセージ E.2.1 警告メッセージ(22000 - 22099) E.2.2 通知メッセージ(24000 - 24099) E.2.3 内部エラーメッセージ(26000) E.3 デーモンのメッセージ E.3.1 停止メッセージ(40000 - 40099) E.3.2 エラーメッセージ(42000 - 42099) E.3.3 警告メッセージ(44000 - 44099) E.3.4 情報メッセージ(46000 - 46199) E.3.5 内部エラーメッセージ(48000) E.4 コマンドのメッセージ E.4.1 エラーメッセージ(60000 - 60399) E.4.2 警告メッセージ(62000 - 62099) E.4.3 情報メッセージ(64000 - 64099) E.4.4 修正メッセージ(66000) E.4.5 内部エラーメッセージ(68000) E.5 運用管理ビューのメッセージ E.5.1 エラーメッセージ(5000 - 5099) E.5.2 警告メッセージ(5000,5100 - 5199) E.5.3 情報メッセージ(5200 - 5299) 付録F トラブルシューティング F.1 トラブルへの対処方法 F.1.1 スライス状態に関する異常 (1) ミラーボリュームを構成するミラースライスがINVALID状態である。 (2) 等価性コピー処理中にコピー元スライスでI/Oエラーが発生して、コピー先スライスがINVALID状態になった。 (3) ボリュームを構成するスライスが TEMP 状態である。 (4) ボリュームを構成するスライスがTEMP-STOP状態である。 (5) ボリュームを構成するスライスがCOPY状態である。 (6) ボリュームを構成するスライスがNOUSE状態である。 F.1.2 ディスク状態に関する異常 (1) ディスクがDISABLE状態である。 (2) ディスクがSWAP状態である。 (3) ディスクがI/O エラー状態である。 F.1.3 ボリューム状態に関する異常 (1) ミラーボリュームがINVALID状態である。 (2) シングルボリュームが INVALID状態である。 (3) ストライプボリュームまたはコンカチネーショングループ内のボリュームがINVALID状態である。 (4) マスタボリュームがINVALID状態である。 (5) プロキシボリュームがINVALID状態である。 (6) ボリュームがSTOP状態である。 (7) ACTIVE状態のミラーボリュームでI/Oエラーが発生する。 (8) シングルボリュームでI/Oエラーが発生する。 (9) ストライプボリュームまたはコンカチネーショングループ内のボリュームでI/Oエラーが発生する。 F.1.4 クラス状態に関する異常 (1) 運用中にクラスが閉塞状態となる。 F.1.5 システムディスクに関する異常【Itanium】 (1) ルートファイルシステムなどのバックアップを採取する。 (2) システムはブートできるが、システムディスクのデータが不当である。 (3) システムがブートできない(主ブートディスク装置の故障)。 (4) システムがブートできない(ブートディスクのデータ破壊)。 F.1.6 運用管理ビューに関する異常 (1) Web-Based Admin View に関する異常 (2) GDS運用管理ビューが起動できない。 (3) GDS運用管理ビューにディスク情報が表示されない。または、ディスク装置のディスクサイズが正しく表示されない。 F.1.7 プロキシオブジェクトに関する異常 (1) マスタ、プロキシ間のコピー処理においてアドバンスト・コピー機能が使用できない。 F.1.8 EMC Symmetrixに関する異常【Linux2.6】 (1) マスタからプロキシへの等価性コピー処理においてSRDFが使用されない。 (2) 結合状態のプロキシボリュームがINVALID状態である。 F.1.9 クラスタシステムに関する異常 (1) "ERROR: class: cannot operate in cluster environment, ..." というエラーメッセージが出力され、クラス class が操作できない。【Linux2.6】 (2) PRIMECLUSTER CF の clinitreset(8) コマンドが 6675 番のエラーメッセージを出力して異常終了する。 (3) クラスタアプリケーションが Inconsistent 状態になる。 (4) GFS 共用ファイルシステムが、ノード起動時にマウントされない。 F.1.10 シャドウオブジェクトに関する異常 (1) シャドウボリュームにアクセスできなくなった。 F.1.11 ディスク装置の異常 F.2 トラブル調査資料の採取方法 F.2.1 pclsnapコマンドによる資料採取 F.2.2 sdxsnap.shによる初期調査資料採取 付録G よく尋ねられる質問(FAQ) G.1 運用設計 Q: GUI (GDS運用管理ビュー)を使用しない運用は可能か。 Q: GUI (GDS運用管理ビュー)を使って GDS Snapshot の操作は可能か。 Q: サイズや回転数などの特性が異なるディスクどうしをミラーリングできるか。 Q: マスタとプロキシには、サイズや回転数などの特性が同じディスクを使用しなければならないか。 Q:ストライピングとミラーリングの組合せは可能か。 Q: ディスクの活性交換(ホットスワップ)を行うためには、事前に設定が必要か。 Q: シングルボリュームの用途は何か。 Q: GDSのドライバ、デーモン、およびコマンドが出力するメッセージを英語以外に変更できるか。 Q: ディスクアレイ装置をGDSで管理する場合、ディスクアレイ装置内のLUN (論理ユニット)構成に制限はあるか。 Q: ミラーリングしているディスクのなかで、正ディスクと副ディスクの区別があるか。 Q: ミラーボリュームをリードしたとき、ボリュームを構成する、いずれのスライスへI/Oが発行されるのか。 Q: ホットスペア機能をサポートしているディスクアレイ装置をミラーリングする構成において、ディスクアレイ装置のスペアディスクを利用した方が良いのか、それともGDSのスペアディスクを利用した方が良いのか。 Q: GDSが出力するメッセージを監視したいが、どのメッセージを監視すべきか。 Q: 常駐プロセスを監視するため、GDSの常駐デーモンが知りたい。 Q: 24時間運用に向けたシステムを構築しようとしているが、サイズが単調増加するファイル、特にメッセージログファイルについて影響を確認したい。 G.2 環境構築 Q: GDSで管理しているシステムディスクのバックアップ方法が知りたい。【Itanium】 Q: GDSで管理しているディスク(システムディスク以外)のバックアップ方法が知りたい。 Q: GDSで管理している物理ディスク(たとえば、sda)が parted(8)コマンドで操作できない。どうすれば操作できるか。 G.3 運用 Q: ボリュームの等価性コピー処理中はアプリケーションを止める必要があるか。動作していても構わないとすれば、アプリケーション性能への影響はあるか。 Q: ボリュームのサイズを変更する方法を知りたい。 Q: システムがブートできなくなった。復旧方法を知りたい。【Itanium】 Q: 共用クラスのプロキシボリュームを分離したとき、特定のノード以外ではプロキシボリュームが起動されないようにしたい。 Q: 結合状態のプロキシボリュームが自動的に分離されることはあるか。 付録H 共用ディスク装置のリソース登録 H.1 共用ディスク装置のリソース登録とは H.2 共用ディスク装置のリソース登録の流れ H.3 前提条件と注意事項 H.4 共用ディスク装置のリソース登録手順 H.5 コマンドリファレンス H.5.1 clautoconfig(8) − リソース登録の実行 H.5.2 cldelrsc(8) − リソースの削除 用語集