PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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第1章 機能 | > 1.2 可用性を向上させる機能 |
ホットスペアとは、ミラーリングしているディスクが故障したときに、スペアディスク(予備のディスク)を用いて、ミラーリング状態を自動的に回復する機能です。
ミラーグループに接続されているディスクでI/Oエラーが発生すると、スペアディスクがミラーグループに自動的に接続されます。また、スペアディスクに対する等価性コピーが実行され、ミラーリング状態が回復されます。
I/Oエラーが発生したディスクを復旧すると、スペアディスクはミラーグループから自動的に切断されます。たとえば、ディスク故障によりI/Oエラーが発生してスペアディスクが自動接続された場合、故障したディスクを交換した後、交換したディスクへの等価性回復コピー処理が完了すると、スペアディスクは自動的に切断されます。
ミラーリングしているディスクでI/Oエラーが発生したとき、自動接続するスペアディスクは、I/Oエラーが発生したディスクと同じクラスに登録されているスペアディスクの中から選択されます。スペアディスクの選択方式には、筐体外優先方式と筐体内限定方式の2種類があります。デフォルトの選択方式は、筐体外優先方式です。
筐体外優先方式(デフォルト)
ディスクアレイ装置のディスクでI/Oエラーが発生した場合、そのディスクとは別のディスク筐体に属しているスペアディスクを優先して選択します。
ディスクアレイ装置以外のディスク(内蔵ディスクなど)でI/Oエラーが発生した場合は、そのディスクとは異なるコントローラに接続されているスペアディスクを優先して選択します。
条件を満たす未接続のスペアディスクが存在しない場合は、I/Oエラーが発生したディスクと同じディスク筐体に属しているスペアディスク、または、同じコントローラに接続されているスペアディスクを選択します。
<特長>
ディスクでI/Oエラーが発生した場合、ディスク筐体のI/Oケーブルに異常がある可能性、ディスク筐体全体がダウンしている可能性、および、コントローラが故障している可能性があります。
スペアディスクの検索を、I/Oエラーが発生したディスクとは別のディスク筐体および別のコントローラから開始することにより、速やかに正常なスペアディスクを見つけてミラーリング状態を回復することができます。
筐体内限定方式
ディスクアレイ装置のディスクでI/Oエラーが発生した場合、そのディスクと同じディスク筐体に属しているスペアディスクを選択します。
ディスクアレイ装置以外のディスク(内蔵ディスクなど)でI/Oエラーが発生した場合は、そのディスクと同じコントローラに接続されているスペアディスクを選択します。
条件を満たす未接続のスペアディスクが存在しない場合は、スペアディスクは自動接続されません。
<特長>
異なるディスク筐体に属しているディスクをミラーリングする構成、および、異なるコントローラに接続されているディスクをミラーリングする構成は、一方のディスク筐体やコントローラが故障しても業務の継続が可能な、可用性の高い構成です。
ディスクでI/Oエラーが発生した場合、I/Oエラーが発生したディスクと同じディスク筐体または同じコントローラのスペアディスクを選択することにより、可用性の高い構成を保つことができます。
ホットスペアに関する留意事項
「ホットスペア」を参照してください。
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