PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版)
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第1章 機能> 1.2 可用性を向上させる機能

1.2.3 ホットスワップ

ホットスワップとは、ミラーリングされているディスク装置が故障した場合、アプリケーションを停止させることなく、故障したディスク装置の部品を交換できるようにするための機能です。管理者はシステム構成を意識しなくても、GUI画面上に表示された故障ディスクを選択するだけで、交換前の準備作業や交換後のミラーリング復旧作業を完了できます。

このとき、スペアディスクが故障したディスク装置の代わりに動作していた場合は、ミラーリング状態が復旧したあと、スペアディスクが自動的に切断され、もとの状態に戻ります。

[図:ホットスワップ]

ホットスワップの使用条件
GDSのホットスワップ機能は、活性交換をサポートしているディスク装置のディスクを交換する場合のみ利用可能です。

活性交換をサポートしていない装置のディスクの抜き差しを行うと、装置の故障やデータの破損などの被害を引き起こすことがあります。



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