PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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第5章 操作 | > 5.2 設定 | > 5.2.2 設定メニューからの操作 |
ボリュームを新規に作成する手順を説明します。
[設定]:[ボリューム構成設定]をクリックし、ボリューム構成設定画面を表示します。
新規ボリュームの作成は以下の手順で行います。
1. グループ/ディスクの選択
[グループ/ディスク一覧]フィールドから操作の対象となるグループまたはディスクを選択します。
2. 未使用ボリュームの選択
ボリューム図の<未使用>ボタンをクリックし、未使用ボリュームを選択します。
3. ボリュームの属性設定
未使用ボリュームを選択すると、ボリューム属性入力フィールド(ボリューム名、ボリュームサイズ、高速等価性回復機構、物理スライス属性)の入力が可能になります。
「ボリューム名」の設定
ボリュームの名前を入力します。
ボリューム名の命名規約については、「オブジェクト名」を参照してください。
「ボリュームサイズ」の設定
ボリュームのサイズをMB単位で入力します。数値による入力のみが可能です。
サイズがディスクのシリンダ境界にあっていない場合
指定されたサイズがディスクのシリンダ境界にあっていない場合は、自動的に切り上げて調整されます。詳細については、「ボリュームサイズ」を参照してください。
<最大サイズ設定>ボタン
[ボリュームサイズ]フィールドを使用可能な最大値に設定することを指示します。
「高速等価性回復機構」の設定
高速等価性回復コピーを無効にする場合に設定します。初期値は「あり」です。
手順1.でストライプグループまたはコンカチネーショングループを選択した場合は、設定できません。
「物理スライス属性」の設定
ボリュームの物理スライス属性を設定します。初期値は「あり」です。
あり:物理スライスを持つボリュームが作成されます。
なし:物理スライスを持たないボリュームが作成されます。
手順1. でストライプグループまたはコンカチネーショングループを選択した場合は、設定できません。
4. 新規ボリュームの確定
属性設定が終了した後に、<追加>ボタンをクリックすると、新規ボリュームが作成されます。
<リセット>ボタンをクリックすると、新規ボリュームの作成をキャンセルします。
すべてのボリュームの作成が終了したら、<完了>ボタンをクリックしてボリューム構成設定画面を閉じます。
ボリュームの作成が完了すると、ボリュームが起動され、以下の特殊ファイルを使ってアクセスできるようになります。
/dev/sfdsk/クラス名/rdsk/ボリューム名 【Linux2.4】
/dev/sfdsk/クラス名/dsk/ボリューム名
共用クラスのボリューム操作
共用クラスに作成された直後のボリュームは、他のノードから使用できません。他のノードから使用したい場合には、使用したいノードからボリュームに対して、起動操作を行ってください。
この時、ボリュームを作成したノードおよびボリュームを起動したノードで使用可能となり、データを破壊する可能性があります。ボリュームの操作には注意してください。
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