PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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付録A 留意事項 | > A.3 指針 |
ミラーリング構成を構築する際は、以下の指針に留意してください。
同じミラーグループには、できるだけ有効サイズが同じディスクおよび下位グループを接続してください。
ミラーグループの有効サイズ(ボリュームとして使用できる容量)は、接続されている最小のディスクまたは下位グループの有効サイズと同じサイズです。
有効サイズが異なるディスクまたは下位グループを同じミラーグループに接続した場合、小さなディスクまたは下位グループの容量分しか使用することができません。たとえば、4GBのディスクと9GBのディスクを同じミラーグループに接続した場合、9GBのディスクは約4GB分しか使用することができません。
できるだけ、性能特性が同じディスクどうしをミラーリングするか、または、構成が(接続されているディスクの性能特性も含めて)同じであるグループどうしをミラーリングしてください。
回転数など性能特性の異なるディスクをミラーリングした場合、リード性能は不均衡となり、ライト性能はより遅いディスクの性能に左右されます。
ディスクとグループをミラーリングした場合や、構成の異なるグループどうしをミラーリングした場合も同様です。
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