PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 4.2 (Linux版) |
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付録A 留意事項 | > A.2 注意事項 |
キープ(keep)タイプを指定して、ディスクをルートクラスへ登録することによって、ディスク中のデータを保持したままミラーリングすることができます。ただし、以下の条件に合致する場合は登録できません。条件が満たされるようにディスクの構成を変更したうえで、再度登録してください。
パーティション分割方式がGUIDパーティションテーブル(GPT)方式ではない。
ディスクに未使用の(スライスに割り当てられていない)スライス番号が存在しない。
占有スライスとして使用するのに十分なサイズの空き領域、またはスワップ域がディスクに存在しない。
空き領域(またはスワップ域)として必要なサイズは、「ディスクサイズ」を参照してください。
なお、システムディスク(動作中の/、/usr、/var、/boot、/boot/efi、またはスワップ域が存在するディスク)以外の物理ディスクをキープディスクとして登録する場合は、物理ディスク上のすべてのスライスを、オープンされていない状態にしておく必要があります。たとえば、スライスがファイルシステムとしてマウントされている場合は、アンマウントしておく必要があります。
キープディスクをローカルクラスや共用クラスへ登録することはできません。
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