第4章コマンドリファレンス

この章は全モデル共通の説明です。

マシン管理では、ハードウェアに依存する本体装置の運用保守をサポートするために、コマンドを用意しています。コマンドは本体装置の機種によって、使用できないものがあります。

■コマンドの概要と該当するメニューの有無について

コマンドの概要一覧で記述している本体装置A～Gに該当する本体装置名を以下の表に示します。

本体装置	本体装置モデル名
A	PRIMEPOWER1/100
B	PRIMEPOWER200/400/600、GP7000F モデル200/200R/400/400R/400A/600/600R
C	PRIMEPOWER250/450
D	PRIMEPOWER650/850
E	PRIMEPOWER800/1000/2000、GP7000F モデル1000/2000
F	PRIMEPOWER900/1500/2500/HPC2500
G	富士通S series、GP-Sファミリー

“該当するメニューの操作説明参照先”で記述している記号の意味を以下に示します。

○：該当するメニューがあります。
△：該当するメニューはありますが、機能は一部異なっています。
－：該当するメニューはありません。
*1：機種によってメニューの表示内容が異なります。

コマンドの概要とコマンドに該当するメニューの操作説明参照先を以下の表に示します。

コマンド名	概要（名前）	該当するメニューの操作説明参照先
コマンド名	概要（名前）	A/B/G	C	D/F	E
addevhost (1M)	管理LANのホスト名の設定コマンド	－	－	－	－
apcscancel (1M)	自動電源制御による電源切断の中断	－	－	－	－
apcschmod (1M)	自動電源制御を実現するためにcronを利用するかどうかの設定または表示	－	－	－	－
apcsflush (1M)	本体装置側の各パーティションでのシステムスケジュールの反映	－	－	－	－
apcsset (1M)	自動電源制御の開始、停止、またはスケジュール設定、および復電投入に関する動作情報の設定	○ 3.1.9 (*1)	○ 3.2.9 (*1)	○ 3.3.9 (*1)	－
cmdevsnd (1M)	システムコンソール通信制御コマンド	－	－	－	－
diskswap (1M)	活性交換可能ディスクの表示/設定コマンド	－	－	－	－
hcpversion (1M)	HCPバージョン表示コマンド	－	－	－	－
hrdconf (1M)	ハードウェア構成表示コマンド	○ 3.1.5	○ 3.2.5	○ 3.3.5	○ 3.4.5
inst2comp (1M)	物理スロット名称変換コマンド	－	－	－	－
madmin (1M)	マシン管理CUIメニュー起動コマンド	－ 3.1.1.1	－ 3.2.1.1	－ 3.3.1.1	－ 3.4.1.1
nocheckdev (1M)	定期監視対象除外コマンド	－	－	－	－
postphp (1M)	PCI Hot Plug事後処理コマンド	－	－	－	－
prephp (1M)	PCI Hot Plug事前処理コマンド	－	－	－	－
prterrlog (1M)	SCFエラーログ表示コマンド	○ 3.1.7.6	○ 3.2.7.2	－	－
prtmadmlog (1M)	マシン管理監視ログ表示コマンド	○ 3.1.7.5	○ 3.2.7.2	－	○ 3.4.7.4
prtmsglog (1M)	メッセージログ表示コマンド	○ 3.1.7.1	○ 3.2.7.1	－	○ 3.4.7.1
prtpwrlog (1M)	パワーログ表示コマンド	○ 3.1.7.11	○ 3.2.7.3	○ 3.3.7.3	－
remcsmain (1M)	REMCSセンタへのレジストレーションの実施	○ 3.1.14	○ 3.2.16	－	○ 3.4.13
resethardstat (1M)	マシン管理監視情報のリセットコマンド	△ 3.1.6	△ 3.2.6	△ 3.3.6	△ 3.4.6
savelogs (1M)	ハードウェアログ情報の退避	△ 3.1.7.12	△ 3.2.7.5	△ 3.3.7.6	△ 3.4.7.5
scfconsole (1M)	XSCFネットワーク設定コマンド	－	○ 3.2.10.1 3.2.10.3	－	－
scfhttp (1M)	XSCF http設定コマンド	－	○ 3.2.10.4	－	－
scfmail (1M)	XSCFメール通報設定コマンド	－	○ 3.2.10.6	－	－
scfreset (1M)	XSCF再起動コマンド	－	○ 3.2.10.1	－	－
scfshkey (1M)	XSCFシェルログインキーワードの設定／表示	－	－	－	－
scfsnmp (1M)	XSCF SNMP設定コマンド	－	○ 3.2.10.5	－	－
scfstat (1M)	XSCF設定情報表示コマンド	－	○ 3.2.10	－	－
scfuser (1M)	XSCFユーザアカウント操作コマンド	－	○ 3.2.10.2	－	－
scslset (1M)	システムコンソールの設定コマンド	－	－	－	－
scslspareset (1M)	自動冗長化システムコンソールの設定コマンド	－	－	－	－
setbattlife (1M)	バッテリ寿命監視の表示/設定コマンド	○ 3.1.6.1	○ 3.2.6.2	○ 3.3.6.1	－
setexrdy (1M)	外部電源制御装置EXRDY監視タイムアウト時間表示/設定コマンド	○ 3.1.10.5	○ 3.2.12.1	○ 3.3.10.5	－
setexwait (1M)	外部設備準備待ち時間表示/設定コマンド	○ 3.1.10.5	○ 3.2.12.1	○ 3.3.10.5	－
setfandly (1M)	FAN停止延長時間の表示/設定コマンド	－	－	－	－
setfanlife (1M)	ファン寿命監視の表示/設定コマンド	○ 3.1.6.2	○ 3.2.6.3	－	－
setpwrmode (1M)	電源連動モード設定コマンド	－	－	－	－
setrci (1M)	RCI関連設定コマンド	○ 3.1.10	○ 3.2.11	○ 3.3.10	－
setups (1M)	復電時間の設定	－	－	－	－
updateunitinfo (1M)	構成情報更新コマンド	－	－	－	－

■本体装置の機種と使用できるコマンドについて

コマンド一覧で記述している本体装置A～Gに該当する本体装置名を以下の表に示します。

本体装置	本体装置モデル名
A	PRIMEPOWER1/100
B	PRIMEPOWER200/400/600、GP7000F モデル200/200R/400/400R/400A/600/600R
C	PRIMEPOWER250/450
D	PRIMEPOWER650/850
E	PRIMEPOWER800/1000/2000、GP7000F モデル1000/2000
F	PRIMEPOWER900/1500/2500/HPC2500
G	富士通S series、GP-Sファミリー

本体装置A～G欄の記号の意味を以下に示します。

○：使用できます。
×：使用できません。
*1：コマンドについては、「System Console Software ユーザーズガイド」を参照してください。

本体装置の機種と使用できるコマンドを以下の表に示します。

コマンド名	本体装置							参照先
コマンド名	A	B	C	D	E	F	G	参照先
addevhost (1M)	×	×	×	×	○	○	×	4.1
apcscancel (1M)	○	○	○	○	×	×	○	4.2
apcschmod (1M)	○	○	○	○	×(*1)	×(*1)	○	4.3
apcsflush (1M)	○	○	○	○	×(*1)	×(*1)	○	4.4
apcsset (1M)	○	○	○	○	×(*1)	×(*1)	○	4.5
cmdevsnd (1M)	×	×	×	×	○	○	×	4.6
diskswap (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.7
hcpversion (1M)	×	×	○	○	×	×	×	4.8
hrdconf (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.9
inst2comp (1M)	×	×	○	○	×	○	×	4.10
madmin (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.11
nocheckdev (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.12
postphp (1M)	×	×	○	○	×	○	×	4.13
prephp (1M)	×	×	○	○	×	○	×	4.14
prterrlog (1M)	○	○	×	○	×	×	×	4.15
prtmadmlog (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.16
prtmsglog (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.17
prtpwrlog (1M)	○	○	○	○	×	×	×	4.18
remcsmain (1M)	×	×	○	○	×	×	×	4.19
resethardstat (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.20
savelogs (1M)	○	○	○	○	○	○	○	4.21
scfconsole (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.22
scfhttp (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.23
scfmail (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.24
scfreset (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.25
scfshkey (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.26
scfsnmp (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.27
scfstat (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.28
scfuser (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.29
scslset (1M)	×	×	×	×	○	○	×	4.30
scslspareset (1M)	×	×	×	×	○	○	×	4.31
setbattlife (1M)	○	○	○	○	×	×	○	4.32
setexrdy (1M)	×	○	○	○	×	×	×	4.33
setexwait (1M)	×	○	○	○	×	×	×	4.34
setfandly (1M)	×	×	○	×	×	×	×	4.35
setfanlife (1M)	○	○	○	×	×	○	×	4.36
setpwrmode (1M)	×	○	○	○	○	○	×	4.37
setrci (1M)	×	○	○	○	×	×	×	4.38
setups (1M)	○	○	○	×	×	×	○	4.39
updateunitinfo (1M)	×	×	○	○	×	○	×	4.40

*1)コマンドについては、「System Console Software ユーザーズガイド」を参照してください。

chgdisk (1M)コマンドは、コマンドラインでの使用を禁止します。

ディスクの活性交換を行う場合は、madmin (1M)コマンドでマシン管理メニューを起動して実施してください。

記載されているコマンド名の「(1M)」について
「(1M)」は、保守および管理用として提供されているコマンドを表現しています。

マシン管理では、保守用のコマンドだけを使用します。

目次索引

第4章 コマンドリファレンス

■コマンドの概要と該当するメニューの有無について

■本体装置の機種と使用できるコマンドについて

第4章コマンドリファレンス