マシン管理説明書 2.6
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第4章 コマンドリファレンス

4.16 prtmadmlog (1M)

名前
prtmadmlog - マシン管理監視ログ表示コマンド
形式
/usr/sbin/FJSVmadm/prtmadmlog [-f file] [-r] [-s string [-s string [-a]]] [ -A yyyymmdd[HHMMSS]] [-B yyyymmdd[HHMMSS]] [ -S HHMMSS] [ -E HHMMSS]
機能説明
prtmadmlogは、マシン管理が採取したハードウェア監視ログ情報を表示します。
オプション
オプションを以下に示します。
-f file
指定したfileはマシン管理監視ログファイルとして表示します。
-r
最新情報から順に表示します。
-s string
指定したstringを含む行のみを表示します。
-s string -s string と指定すると、複数指定できます。
-s string -s string -a と指定すると、複数文字列を“AND”して表示します。
-aの指定がない場合、複数文字列を“OR”して表示します。
-A yyyymmdd[HHMMSS]
yyyymmddで指定された日付以降にログされた情報を表示します。
HHMMSSの指定がある場合、yyyymmddで指定された日付のHHMMSSで指定された時刻以降にログされたレコードを表示します。
-B yyyymmdd[HHMMSS]
yyyymmddで指定された日付以前にログされた情報を表示します。
HHMMSSの指定がある場合、yyyymmddで指定された日付のHHMMSSで指定された時刻以前にログされたレコードを表示します。
-S HHMMSS
HHMMSSで指定された時刻以降から23時59分59秒までにログされたレコードを表示します。
-Eの指定がある場合、-Sで指定された時刻以降から-Eで指定された時刻までにログされたレコードを表示します。
-E HHMMSS
0時0分0秒から、HHMMSSで指定された時刻以前にログされたレコードを表示します。
-Sの指定がある場合、-Sで指定された時刻以降から-Eで指定された時刻までにログされたレコードを表示します。
表示例
ログが最新情報から順に表示される例を以下に示します。
# /usr/sbin/FJSVmadm/prtmadmlog -r
Oct  6 13:41:11 1998 FJSVmadm INFO: set root's 1(1) root
Oct  6 13:35:35 1998 FJSVmadm INFO: set root's 2(2) 
Oct  3 14:08:35 1998 last message repeated 1 time 
使用例
メッセージログが発生した順に表示されます。
# /usr/sbin/FJSVmadm/prtmadmlog | more

メッセージログが最新情報から順に表示されます。

# /usr/sbin/FJSVmadm/prtmadmlog -r | more

“WARNING”の文字列を含む情報が表示されます。

# /usr/sbin/FJSVmadm/prtmadmlog -s "WARNING"  | more
終了ステータス
終了ステータスを以下に示します。
0:正常終了
1:エラー発生
ファイル
/var/opt/FJSVmadm/log/madmlog

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