マシン管理説明書 2.6
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第4章 コマンドリファレンス

4.12 nocheckdev (1M)

名前
nocheckdev - 定期監視対象除外コマンド
形式
/usr/sbin/FJSVmadm/nocheckdev [ dsp | add device_pathname | del device_pathname ]
機能説明
ディスクの予防交換監視およびテープのクリーニング監視による定期的なデバイスアクセスを抑止する対象を表示したり、登録または削除したりします。
オプション
オプションを以下に示します。
dsp
定期監視を抑止しているデバイスの一覧を表示します。
add device_pathname
定期監視の抑止設定に、デバイスを登録します。
device_pathnameには、/dev/rdskまたは、/dev/rmt配下の、論理デバイスパス名を指定します。
テープ系装置(/dev/rmt/配下のデバイス)は、数字のみでデバイス(例:/dev/rmt/0)を指定します。
del device_pathname
定期監視の抑止設定により、デバイスを削除します。削除されたデバイスは、次回の監視タイミングから監視対象外になります。
device_pathnameには、/dev/rdskまたは、/dev/rmt配下の論理デバイスパス名を指定します。
テープ系装置(/dev/rmt/配下のデバイス)は、数字のみでデバイス(例:/dev/rmt/0)を指定します。
使用例
A) 定期監視から除外されているデバイスを以下に示します。
# /usr/sbin/FJSVmadm/nocheckdev dsp
/dev/rdsk/c0t2d0s0
/dev/rdsk/c0t3d0s0
/dev/rmt/5

B) 定期監視を抑止するデバイスを登録する例を以下に示します。

# /usr/sbin/FJSVmadm/nocheckdev add /dev/rdsk/c0t4d0s0
The device ( /dev/rdsk/c0t4d0s0 ) was added.

C) 定期監視を抑止しているデバイスを削除する例を以下に示します。

# /usr/sbin/FJSVmadm/nocheckdev del /dev/rdsk/c0t4d0s0
The device ( /dev/rdsk/c0t4d0s0 ) wad deleted.
終了ステータス
終了ステータスを以下に示します。
0 :正常終了
0以外:エラー発生

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