マシン管理説明書 2.6
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 コマンドリファレンス

4.24 scfmail (1M)

名前
scfmail - XSCFメール通報設定コマンド
形式
/usr/sbin/FJSVmadm/scfmail {enable|disable}
/usr/sbin/FJSVmadm/scfmail server server-name1[,server-name2] rootaddr to-address fromaddr from-address
/usr/sbin/FJSVmadm/scfmail pop pop-server:pop-user:pop-passwd[:waiting-time]]
/usr/sbin/FJSVmadm/scfmail test
機能説明
XSCFのメール通報設定を行うコマンド。
コマンドの動作はサブコマンドの指定によって変わります。
サブコマンド
以下のサブコマンドが使用できます。
{enable|disable}
XSCFのメール通報機能の有効・無効を設定します。enableを指定するとメール通報機能が有効になります。disableを指定するとメール通報機能が無効になります。
server server-name1[,server-name2] rootaddr to-address fromaddr from-address
メール送信に使用するSMTPサーバおよび送信アドレスを指定します。
server-name1およびserver-name2にはSMTPサーバ名またはIPアドレスを指定します。
to-addressには送信先のメールアドレスを指定します。メールアドレスは、"user@domain"の形式である必要があります。複数の宛先を指定する場合は、カンマ区切りで、最大8アドレスまで指定できます。
from-addressにはメールの送信元メールアドレスを指定します。指定されたメールアドレスは、通報メールのFromヘッダ領域の値として使用されます。
pop pop-server:pop-user:pop-passwd[:waiting-time]]
メール送信時のPOP before SMTP認証の設定を行います。POP before SMTP認証を使用しない場合は設定する必要はありません。
pop-serverにはPOP認証を行うサーバを指定します。pop-userにはPOP認証を行うユーザ名を指定します。pop-passwdには、POP認証のパスワードを指定します。waiting-timeには、POP認証後の送信待ち時間を指定します。待ち時間は500から127500までの500刻みのミリ秒単位の値で指定します。
test
テストメールの送信を行います。
終了ステータス
次の終了ステータスが返る。
0 : 正常終了
0以外: エラーが発生
注意事項
本コマンドにより通報の設定を実施した場合は、必ずtestサブコマンドによりメール送信テストを実施し、正しくメール送信ができることを確認してください。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2001-2005
All Rights Reserved, Copyright(C) 株式会社PFU 2001-2005