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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.232 mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)

機能説明

運用管理サーバで管理しているポリシー情報、および各サーバ(運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ)に適用済みのポリシー情報/ローカル定義の採取(移出)を行います。

本コマンドで採取(移出)したポリシー情報/ローカル定義は、引数で指定したディレクトリ配下に格納されます。採取(移出)したポリシー情報/ローカル定義の文字コードは、SJISとなります。

本コマンドは、監視ポリシーが互換モードの場合のみ使用可能です。

互換モード用のコマンドのため、IPv6に対応していません。IPv6アドレスが存在する場合、mppolcollectコマンドでポリシー情報移出できません。

記述形式

mppolcollect

[ -A [-c] | -n "node" ] -o directory

オプション

-A:

対象となるすべてのノードのポリシー情報を移出します。

本オプションは、運用管理サーバ上だけで指定することができ、本オプションを -n オプションと組み合わせて指定することはできません。

-c:

-Aオプション使用時、一部のノードのポリシー情報を移出できなかった場合に、その他のノードのポリシー情報を継続して移出するためのオプションです。

本オプションは、-A オプションが指定された場合だけ有効となり、-n オプションと組み合わせて指定することはできません。

-n "node":

「node」で指定したノードのポリシー情報だけを移出するオプションです。「node」には、ポリシー情報を移出するノードのホスト名([ノードプロパティ]画面の[ホスト名]の欄に設定されている情報)を指定します。

本オプションは、運用管理サーバ上だけで指定することができ、本オプションを -A オプションと組み合わせて指定することはできません。空白を含むノード名を指定する場合は、ノード名を「""」で括ってください。

-o directory:

ポリシー情報を「directory」で指定したディレクトリに移出します。「directory」は、フルパスで指定します。「directory」には、空白を含めることができません。

復帰値

0:

コマンドが正常終了しました。

1:

コマンドが異常終了しました。

2:

一部のノードのポリシー情報取得に失敗しました(-cオプション指定時だけ)。

3:

ディレクトリ作成、および削除の確認で「n」を入力したためコマンドを終了しました。

参照

通信環境定義ログファイル定義ポリシーファイル

通信環境定義接続ポリシーファイル

通信環境定義動作設定ポリシーファイル

通信環境定義自ホスト名ポリシーファイル

通信環境定義メッセージ送信先システムポリシーファイル

通信環境定義ホスト環境定義ポリシーファイル【UNIX版】

監視ログファイル設定ポリシーファイル

アプリケーション情報ファイル

イベント監視の条件定義出力ファイル

[アクション環境設定]出力ファイル

ネットワーク管理の設定情報ファイル

ネットワーク管理の監視情報ファイル

拡張MIB情報ファイル

スクリプト自動起動定義の情報ファイル

ネットワーク性能の全体設定定義ファイル

ネットワーク性能の監視ノード定義ファイル

サーバ性能の監視ポリシー定義ファイル

サーバ性能の監視ノード定義ファイル

サーバ性能のローカル定義ファイル

デーモン起動・停止制御ァイル【UNIX版】

サービス起・停止制御ファイル

プロセス監視作環境定義ファイル

プロセス監視視対象定義ファイル

監査ログ管理ポリファイル

監査ログ管理 日付書式リシーファイル

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例1

運用管理サーバで、すべてのノードのポリシー情報を取得します。

【Windows】

mppviewc
mppolcollect -A -o c:\work\data

【UNIX】

# mppviewc
# mppolcollect -A -o /work/data

使用例2

運用管理サーバで、すべてのノードのポリシー情報を取得します。

一部のノードの情報取得が失敗した場合、他ノードの情報取得を継続して行います。

【Windows】

mppviewc
mppolcollect -A -c -o c:\work\data

【UNIX】

# mppviewc
# mppolcollect -A -c -o /work/data

使用例3

運用管理サーバで、指定したノード(nodename)のポリシー情報を取得します。

【Windows】

mppviewc
mppolcollect -n nodename -o c:\work\data

【UNIX】

# mppviewc
# mppolcollect -n nodename -o /work/data

使用例4

各サーバ(運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ)で、自ノードで適用済みのポリシー情報/ローカル定義を取得します。

【Windows】

mppviewc
mppolcollect -o c:\work\data

【UNIX】

# mppviewc
# mppolcollect -o /work/data

実行結果/出力形式