ファイル名
rc2.ini
使用用途
scentricmgrコマンドとpcentricmgrコマンドによるデーモンの起動・停止を制御するためのファイルです。
格納場所
UNIX | /etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom |
ファイル形式
# ○○機能のdaemon( 必須機能です。) DAEMON01="/opt/FJSVxxxx/xxxxxx" # ○○機能のdaemon( 停止できます。) DAEMON02="/opt/FJSVyyyy/yyyyyy" # ○○機能のdaemon( 本機能を停止すると○○も起動できません。) DAEMON03="/opt/FJSVzzzz/zzzzzzz"
カスタマイズ方法
scentricmgrコマンドにより起動するデーモンのカスタマイズは、rc2.iniを既存のエディタで開いて行います。
編集方法は、次のとおりです。
起動コマンドを無効にします。
起動を抑止したいデーモン起動コマンドが記載されている行の先頭(1桁目)に「#」を設定し、その行をコメントにします。
DAEMON02="/opt/FJSVntc/startntc" ↓ #DAEMON02="/opt/FJSVntc/stopntc"
起動コマンドを有効にします。
起動が抑止されているデーモン起動コマンドが記載されている行の行頭(1桁目)の「#」を取り除きます。
#DAEMON02="/opt/FJSVntc/startntc" ↓ DAEMON02="/opt/FJSVntc/stopntc"
参照
注意事項
本ファイルに対して、1桁目に「#」を挿入または削除する以外の編集作業を行ってはいけません。その他の変更を行った場合、デーモンの起動・停止が正しく行えなくなることがあります。
本ファイルの編集は、Systemwalker Centric Managerを停止した状態で行ってください。起動中に編集を行った場合、プロセス監視機能が正常な監視を行えなくなる場合があります。
資源配付のデーモン起動コマンドは、デーモン起動制御ファイルのほかに、/etc/rc2.d配下に自動起動シェルスクリプトが登録されているため、このシェルスクリプトをリネームします。以下のシェルスクリプトのファイル名を変更(先頭の大文字のSを小文字のsに変更)することによりOSの起動時に資源配付のデーモンは自動起動されなくなります。
/etc/rc2.d/S76drmsiapl
/etc/rc2.d/Sb0strdrms