ファイル名
oparuntmid
使用用途
グローバルサーバシステムの運用形態名をSystemwalkerコンソールに表示する場合に、グローバルサーバシステムより通知される運用形態名通知メッセージのメッセージIDを定義します。
本ファイルの定義は、Systemwalkerを再起動することにより、有効になります。
本ファイルに定義がない場合は、グローバルサーバシステムの運用形態名表示機能は動作しません。本ファイルには、デフォルト値の設定はありません。
本ファイルの定義は、運用管理サーバだけ有効です。
なお、運用形態名は、グローバルサーバシステムから以下の形式でメッセージが出力され、通知されます。
xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy> xxxxxxx:メッセージID yyyyyyyyyyyyyyyy:運用形態名(0~16文字の文字列)
出力されるメッセージの詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”の“[運用形態名]表示の設定”を参照してください。
格納場所
Solaris | /etc/opt/FJSVsagt |
ファイル形式
MessageID
先頭が#で始まる行はコメント行として扱われます。
MessageIDは8個まで定義可能です。
定義は1行に1個のMessageIDで記述します。MessageIDの後は「改行」を設定します。
パラメタ
グローバルサーバシステムより通知される運用形態名通知メッセージのメッセージIDを指定します。
MessageIDは、128バイト以内で指定します。
注意事項
本定義ファイルは、汎用エディタで編集します。
本定義ファイルは、バックアップ・リストアの対象です。
運用形態名をSystemwalkerコンソールに表示する運用から表示しない運用への変更時、つまり、本ファイルの定義を削除し、Systemwalkerを再起動したとき、Systemwalkerコンソールに運用形態名が表示されている場合は、運用形態名削除コマンドを実行し、Systemwalkerコンソールから運用形態名を消去してください。
運用形態名削除コマンドの詳細については、“gsruntclr(運用形態名削除コマンド)”を参照してください。
使用例
Systemwalkerが監視する4システム(MSPHST01、MSPHST02、XSPHST03、XSPHST04)から、アプリケーションプログラムまたはオペレーションプロシジャ、SCFのスケジュールプロシジャなどを使用して以下の運用形態名通知メッセージをSystemwalkerに通知する場合の定義例を記します。
運用形態名通知メッセージ
グローバルサーバシステム | 運用形態名 | 運用形態名通知メッセージ |
---|---|---|
MSPHST01 | 運用系 | XXX0001 RUNTYPE=<運用系> |
MSPHST02 | 待機系 | XXX0001 RUNTYPE=<待機系> |
XSPHST03 | 休日待機 | YYY0002 RUNTYPE=<休日待機> |
XSPHST04 | 休日運用 | YYY0002 RUNTYPE=<休日運用> |
定義例
# MessageID XXX0001 YYY0002