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Symfoware Server V11.0.x SQLリファレンス
Symfoware

1.2 SQLと関数の一覧

SQLの文/要素一覧

各節、各項で説明している内容の検索が便利なようにSQLの文/要素の一覧を“表1.1 文/要素の一覧”に示します。簡単な機能とそれを説明している本文の項番号を知ることができます。

表1.1 文/要素の一覧”の見方は次のとおりです。

/要素:

各項目名が記述されています。

機能:

文/要素の機能を簡単に説明してあります。

項番:

対応する文/要素の説明がある本書中の項番号です。

表1.1 文/要素の一覧”は以下の項目から構成されています。

注) Symfoware Server クライアント機能では、データベース定義文およびデータベース操作文は利用できません。

表1.1 文/要素の一覧

項目

文/要素

機能

項番

共通要素の文法規則

文字

SQL文で使用可能な文字を規定します。

2.1.1 文字

定数

NULLでない値を指定します。

2.1.2 定数

トークン

SQL文を構成する識別子、キーワード、各種定数などの最小単位の要素を指定します。

2.1.3 トークン

名前

種々の名前を指定します。

2.1.4 名前

データ型

データの型を定義します。

2.2 データ型

値指定と相手指定

値および変数を指定します。

2.3 値指定と相手指定

列指定

名前で指定された列を参照します。

2.4 列指定

関数

さまざまなデータ型の関数を指定します。

2.5 関数

  

集合関数指定

引数に関数を適用することによって導出される値を指定します。

2.5.1 集合関数指定

数値関数

数値型の値をとる関数を指定します。

2.5.2 数値関数

データ列値関数

文字列値の値をとる関数を指定します。

2.5.3 データ列値関数

日時値関数

日時型の値となる関数を指定します。

2.5.4 日時値関数

ファンクションルーチン指定

ファンクションルーチンを指定します。

2.5.5 ファンクションルーチン指定

XMLQUERY関数

XQuery式を実行し、XMLデータを返却する関数を指定します。

2.5.6 XMLQUERY関数

CASE式

条件付けられた値を指定します。

2.6 CASE式

CAST指定

データ変換を指定します。

2.7 CAST指定

順序

順序を指定します。

2.8 順序

ROWNUM

ROWNUMには、FROM句の結果の表に対して、WHERE句の探索条件を適用した結果の行に、1から振った順番号が入ります。

2.9 ROWNUM

行値構成子

順序付けられた列の並びを指定します。

2.10 行値構成子

値式

値指定、列指定、集合関数指定、またはこれらの演算結果による、値を指定します。

2.11 値式

  

数値式

数値を指定します。

2.11.1 数値式

データ列値式

文字列値を指定します。

2.11.2 データ列値式

日時値式

日時値を指定します。

2.11.3 日時値式

時間隔値式

時間隔値を指定します。

2.11.4 時間隔値式

述語

“真”、“偽”または“不定”の真偽値の評価ができる条件を指定します。

2.12 述語

  

比較述語

2つの値の比較を指定します。

2.12.1 比較述語

BETWEEN述語

範囲比較を指定します。

2.12.2 BETWEEN述語

IN述語

ある限定された値の集合について比較を指定します。

2.12.3 IN述語

LIKE述語

文字型データについて、指定された文字パターンの照合比較を指定します。

2.12.4 LIKE述語

NULL述語

NULL値との比較を指定します。

2.12.5 NULL述語

限定述語

限定された値の集合との比較を指定します。

2.12.6 限定述語

EXISTS述語

空集合との比較を指定します。

2.12.7 EXISTS述語

XMLEXISTS述語

XQuery式に指定した検索式に一致するXMLデータであるかを評価します。

2.12.8 XMLEXISTS述語

探索条件

ブール演算子を適用した結果によって、“真”、“偽”または“不定”となる条件を指定します。

2.13 探索条件

副問合せ

表式の結果から導出される値の集合を指定します。

2.14 副問合せ

ASSIST指定

SQL文を実行する際のアクセスプランを固定化する時に指定します。

2.15 ASSIST指定

データベース定義文

CREATE DATABASE文
(データベース定義)

データベースを定義します。

3.9 CREATE DATABASE文(データベース定義)

CREATE DBSPACE文
(データベーススペース定義)

データベーススペースを定義します。

3.10 CREATE DBSPACE文(データベーススペース定義)

データベース操作文

DROP DATABASE文
(データベース削除文)

データベースを削除します。

3.31 DROP DATABASE文(データベース削除文)

DROP DBSPACE文
(データベーススペース削除文)

データベーススペースを削除します。

3.32 DROP DBSPACE文(データベーススペース削除文)

スキーマ定義文

CREATE SCHEMA文
(スキーマ定義)

スキーマを定義します。

3.19 CREATE SCHEMA文(スキーマ定義)

CREATE TABLE文
(表定義)

表を定義します。

3.22 CREATE TABLE文(表定義)

CREATE VIEW文
(ビュー定義)

ビュー表を定義します。

3.25 CREATE VIEW文(ビュー定義)

CREATE PROCEDURE文
(プロシジャルーチン定義)

プロシジャルーチンを定義します。

3.17 CREATE PROCEDURE文(プロシジャルーチン定義)

CREATE FUNCTION文
(ファンクションルーチン定義)

ファンクションルーチンを定義します。

3.15 CREATE FUNCTION文(ファンクションルーチン定義)

CREATE INDEX文
(インデックス定義)

インデックスを定義します。

3.16 CREATE INDEX文(インデックス定義)

CREATE TRIGGER文
(トリガ定義)

トリガを定義します。

3.23 CREATE TRIGGER文(トリガ定義)

CREATE SEQUENCE文
(順序定義)

順序を定義します。

3.21 CREATE SEQUENCE文(順序定義)

スキーマ操作文

DROP SCHEMA文
(スキーマ削除文)

スキーマを削除します。

3.39 DROP SCHEMA文(スキーマ削除文)

DROP TABLE文
(表削除文)

表を削除します。

3.42 DROP TABLE文(表削除文)

ALTER TABLE文
(表定義変更文)

表とその定義を変更します。

3.2 ALTER TABLE文(表定義変更文)

DROP VIEW文
(ビュー削除文)

ビュー表を削除します。

3.45 DROP VIEW文(ビュー削除文)

DROP PROCEDURE文
(プロシジャルーチン削除文)

プロシジャルーチンを削除します。

3.37 DROP PROCEDURE文(プロシジャルーチン削除文)

DROP INDEX文
(インデックス削除文)

インデックスを削除します。

3.36 DROP INDEX文(インデックス削除文)

DROP TRIGGER文
(トリガ削除文)

トリガを削除します。

3.43 DROP TRIGGER文(トリガ削除文)

SWAP TABLE文
(表交換文)

指定された2つの表について、表名を交換します。

3.65 SWAP TABLE文(表交換文)

DROP SEQUENCE文
(順序削除文)

順序を削除します。

3.41 DROP SEQUENCE文 (順序削除文)

DROP FUNCTION文
(ファンクションルーチン削除文)

ファンクションルーチンを削除します。

3.35 DROP FUNCTION文 (ファンクションルーチン削除文)

格納構造定義文

CREATE DSO文
(表のDSO定義文)

表のDSOを定義します。

3.14 CREATE DSO文(表のDSO定義文)

CREATE DSO文
(インデックスのDSO定義文)

インデックスのDSOを定義します。

3.13 CREATE DSO文(インデックスのDSO定義文)

CREATE DSI文
(表のDSI定義文)

表のDSO定義に従って、表とデータベーススペースとの割付けを定義します。

3.12 CREATE DSI文(表のDSI定義文)

CREATE DSI文
(インデックスのDSI定義文)

インデックスのDSO定義に従って、インデックスとデータベーススペースとの割付けを定義します。

3.11 CREATE DSI文(インデックスのDSI定義文)

CREATE SCOPE文
(スコープ定義文)

データ操作の範囲(スコープ)を定義します。

3.20 CREATE SCOPE文(スコープ定義文)

格納構造操作文

DROP DSO文
(DSO削除文)

DSOを削除します。

3.34 DROP DSO文(DSO削除文)

DROP DSI文
(DSI削除文)

DSIを削除します。

3.33 DROP DSI文(DSI削除文)

ALTER DSI文
(DSI変更文)

分割値を変更または容量を拡張します。

3.1 ALTER DSI文(DSI変更文)

DROP SCOPE文
(スコープ削除文)

スコープを削除します。

3.40 DROP SCOPE文(スコープ削除文)

APPLY SCOPE文
(スコープ適用文)

スコープを表の利用者に適用します。

3.4 APPLY SCOPE文(スコープ適用文)

RELEASE SCOPE文
(スコープ解除文)

適用されたスコープを解除します。

3.51 RELEASE SCOPE文(スコープ解除文)

PRINT STATISTICS文
(最適化情報出力文)

最適化情報を出力します。

3.50 PRINT STATISTICS文

SET STATISTICS文
(最適化情報設定文)

データベースに最適化情報を設定します。

3.60 SET STATISTICS文

データ操作文

非カーソル系

Single row SELECT文
(単一行SELECT文)

表の指定された行から値を取り出します。

3.64 Single row SELECT文(単一行SELECT文)

DELETE文: 探索

表から探索条件を満たす行を削除します。

3.29 DELETE文:探索

INSERT文

表に新しい行を挿入します。

3.48 INSERT文

UPDATE文: 探索

探索条件を満たす行の列を更新します。

3.67 UPDATE文:探索

カーソル系

DECLARE CURSOR
(カーソル宣言)

カーソルを定義します。

3.26 DECLARE CURSOR(カーソル宣言)

OPEN文

カーソルを開きます。

3.49 OPEN文

CLOSE文

カーソルを閉じます。

3.6 CLOSE文

FETCH文

カーソルを表の次の行に位置づけ、その行から値を取り出します。

3.46 FETCH文

DELETE文: 位置づけ

カーソルによって位置づけられた1行を削除します。

3.28 DELETE文:位置づけ

UPDATE文: 位置づけ

カーソルによって位置づけられた1行を更新します。

3.66 UPDATE文:位置づけ

DECLARE TABLE
(表宣言)

修飾なしの表名を定義します。

3.27 DECLARE TABLE(表宣言)

トランザクション管理文

SET TRANSACTION文

トランザクションモードの切替えを行います。

3.62 SET TRANSACTION文

COMMIT文

現行のデータベースの変更をすべて有効にしてトランザクションを終了させます。

3.7 COMMIT文

ROLLBACK文

現行のデータベースの変更をすべて無効にしてトランザクションを終了させます。

3.54 ROLLBACK文

コネクション管理文

CONNECT文

コネクションを接続します。

3.8 CONNECT文

SET CONNECTION文

現コネクションを変更します。

3.56 SET CONNECTION文

DISCONNECT文

コネクションを切断します。

3.30 DISCONNECT文

セション管理文

SET CATALOG文

動的SQLの被準備文の対象となるデータベース名を設定します。

3.55 SET CATALOG文

SET SCHEMA文

動的SQLの被準備文の省略したスキーマ名を設定します。

3.58 SET SCHEMA文

SET SESSION
AUTHORIZATION文

現行セションの対象となる利用者を変更します。

3.59 SET SESSION AUTHORIZATION文

資源操作文

RELEASE TABLE文

一時表を解放します。

3.52 RELEASE TABLE文

利用者制御文

CREATE USER文
(利用者定義文)

利用者を定義します。

3.24 CREATE USER文(利用者定義文)

DROP USER文
(利用者削除文)

利用者を削除します。

3.44 DROP USER文(利用者削除文)

ALTER USER文
(利用者変更文)

利用者の属性を変更します。

3.3 ALTER USER文(利用者変更文)

SET USER PASSWORD文

現行セションの利用者のパスワードを変更します。

3.63 SET USER PASSWORD文

アクセス制御文

CREATE ROLE文
(ロール定義文)

ロールを定義します。

3.18 CREATE ROLE文(ロール定義文)

DROP ROLE文
(ロール削除文)

ロールを削除します。

3.38 DROP ROLE文(ロール削除文)

GRANT文

権限を定義します。

3.47 GRANT文

REVOKE文

権限を削除します。

3.53 REVOKE文

SET ROLE文

現行SQLセションの対象となる利用者を変更します。

3.57 SET ROLE文

システム制御文

SET SYSTEM PARAMETER文

セキュリティパラメタを設定します。

3.61 SET SYSTEM PARAMETER文

動的SQL文

ALLOCATE DESCRIPTOR文

SQL記述子域を割り当てます。

4.3 ALLOCATE DESCRIPTOR文

DEALLOCATE DESCRIPTOR文

SQL記述子域を解放します。

4.5 DEALLOCATE DESCRIPTOR文

DESCRIPTOR取得文

SQL記述子域から情報を取得します。

4.14 GET DESCRIPTOR文(DESCRIPTOR取得文)

DESCRIPTOR設定文

SQL記述子域に情報を設定します。

4.17 SET DESCRIPTOR文(DESCRIPTOR設定文)

PREPARE文

動的に実行するSQL文を準備します。

4.16 PREPARE文

DEALLOCATE PREPARE文

PREPARE文によって準備されている被準備文を解放します。

4.6 DEALLOCATE PREPARE文

DESCRIBE文

被準備文の動的パラメタ指定または選択リストについての情報を取り出します。

4.10 DESCRIBE文

EXECUTE文

被準備文を実行します。

4.11 EXECUTE文

EXECUTE IMMEDIATE文

SQL文を動的に実行します。

4.12 EXECUTE IMMEDIATE文

DECLARE CURSOR
(動的カーソル宣言)

動的カーソルを定義します。

4.7 DECLARE CURSOR(動的カーソル宣言)

OPEN文(動的OPEN文)

動的カーソルを開きます。

4.15 OPEN文(動的OPEN文)

FETCH文
(動的FETCH文)

動的カーソルを表の次の行に位置づけ、その行から値を取り出します。

4.13 FETCH文(動的FETCH文)

CLOSE文
(動的CLOSE文)

動的カーソルを閉じます。

4.4 CLOSE文(動的CLOSE文)

DELETE文(動的DELETE文: 位置づけ)

動的カーソル宣言で宣言されたカーソルによって位置づけられた1行を削除します。

4.9 DELETE文(動的DELETE文:位置づけ)

UPDATE文(動的UPDATE文: 位置づけ)

動的カーソル宣言で宣言されたカーソルによって位置づけられた1行を更新します。

4.19 UPDATE文(動的UPDATE文:位置づけ)

DELETE文(準備可能動的DELETE文: 位置づけ)

動的カーソル宣言で宣言されたカーソルによって位置づけられた1行を削除します。

4.8 DELETE文(準備可能動的DELETE文:位置づけ)

UPDATE文(準備可能動的UPDATE文: 位置づけ)

動的カーソル宣言で宣言されたカーソルによって位置づけられた1行を更新します。

4.18 UPDATE文(準備可能動的UPDATE文:位置づけ)

ストアドプロシジャ

CALL文

プロシジャを呼び出します。

3.5 CALL文

SQL変数宣言

複合文中で使用するSQL変数を宣言します。

5.1 ストアドプロシジャの概要

条件宣言

特定のSQLSTATE値の条件名を宣言します。

5.1 ストアドプロシジャの概要

ハンドラ宣言

複合文中で使用するハンドラを宣言します。

5.1 ストアドプロシジャの概要

SET文(代入文)

値を変数に設定します。

5.8 SET文(代入文)

複合文

複数のSQL文をグループ化します。

5.1 ストアドプロシジャの概要

IF文

条件付き実行制御を行います。

5.3 IF文

LOOP文

文の実行を繰り返します。

5.5 LOOP文

LEAVE文

LOOP文や複合文から脱出します。

5.4 LEAVE文

WHILE文

条件が真の間、実行文を繰り返します。

5.11 WHILE文

REPEAT文

条件が真になるまで文の実行を繰り返します。

5.6 REPEAT文

GOTO文

文ラベルに無条件に分岐します。

5.2 GOTO文

分岐先文

分岐先である文ラベルです。

5.1 ストアドプロシジャの概要

WHENEVER文

ルーチン内のSQL手続き文実行時に、例外事象が発生した場合にとる動作を指定します。

5.10 WHENEVER文

SIGNAL文

例外条件を送信します。

5.9 SIGNAL文

RESIGNAL文

例外条件を再送します。

5.7 RESIGNAL文

埋込みSQL

SQL埋込みホストプログラム

埋込みSQL適用業務プログラムを指定します。

6.5 SQL埋込みホストプログラム

Embedded SQL文
(埋込みSQL文)

ホストプログラムにSQL文を埋め込みます。

6.1 Embedded SQL文(埋込みSQL文)

INCLUDE文

別ファイルのSQL文や対象となる言語テキストを展開します。

6.2 INCLUDE文

SQL埋込みCプログラム

ホストプログラムとしてC言語を使用するために必要な各種の定義をします。

6.3 SQL埋込みCプログラム

SQL埋込みCOBOLプログラム

ホストプログラムとしてCOBOLを使用するために必要な各種の定義をします。

6.4 SQL埋込みCOBOLプログラム

WHENEVER文
(埋込み例外宣言)

SQL文が例外条件を発生したときに、SQL埋込みホストプログラムがとるべき動作を指定します。

6.6 WHENEVER文(埋込み例外宣言)

関数の一覧

SQL拡張インタフェースで説明している内容の検索が便利なように関数の一覧を“表1.2 関数の一覧”に示します。簡単な機能とそれを説明している本文の項番号を知ることができます。

表1.2 関数の一覧”の見方は次のとおりです。

関数:

各関数名が記述されています。

機能:

関数の機能を簡単に説明してあります。

項番:

関数の説明がある本書中の項番号です。

  

表1.2 関数の一覧

項目

関数

機能

項番

SQL拡張インタフェース

SQLThrALLocID

プロセス内にセションを作成します。

7.1.1 SQLThrAllocID

SQLThrEndID

セションとスレッドの関係付けを終了します。

7.1.2 SQLThrEndID

SQLThrFreeID

セションを破棄します。

7.1.3 SQLThrFreeID

SQLThrStartID

セションとスレッドの関係付けを行います。

7.1.4 SQLThrStartID

SQLSignalMSG

プログラムの処理で異常を検出して、Symfoware/RDBに異常復帰します。

7.2.1 SQLSignalMSG

SQLDynSetCallback

コールバック関数を動的に登録します。このコールバック関数は、利用者が作成します。

7.3.1 SQLDynSetCallback

SQLGetCallback

コールバック関数の登録状況を取得します。

7.3.2 SQLGetCallback

SQLSetCallback

コールバック関数を登録します。

7.3.3 SQLSetCallback