機能
記述形式

参照項番
値式 → “2.11 値式”
一般規則
値式の値がNULLの場合、NULL述語の結果は真となり、NULLでない場合は偽となります。
NULL述語の結果を以下に示します。
| 対応する値 | X IS NULL | X IS NOT NULL | NOT X IS NULL | 
|---|---|---|---|
| NULL | 真 | 偽 | 偽 | 
| NULLでない | 偽 | 真 | 真 | 
“x IS NOT NULL”と記述したものは、“NOT (x IS NULL)”と記述したのと同じ意味です。
NULL述語の値式が動的パラメタ指定の場合は、エラーとなります。
使用例
表Tに対して、以下のようなNULL値が存在するかどうかの検査を行います。

列C2の値がNULLの行を検索します。
WHERE C2 IS NULL →結果として、行R3とR4が得られます。
列C2の値がNULLでない行を検索します。
WHERE C2 IS NOT NULL →結果として、行R1とR2が得られます。
列C3の値がNULLでない行を検索します。
WHERE NOT C3 IS NULL →結果として、行R2およびR4が得られます。