機能
スキーマを削除します。
記述形式
権限
スキーマを削除できるのは、そのスキーマの定義者またはそのスキーマのDROP権の保持者です。
スキーマ定義を削除した場合、その資源に対する権限も削除されます。
一般規則
削除するスキーマの名前を指定します。
CASCADEおよびRESTRICTは、“削除動作”と呼びます。
CASCADEを指定した場合、削除対象のスキーマ内の実表、一時表、ビュー表、プロシジャルーチン、トリガ、ファンクションルーチン、順序、DSO、DSIおよびインデックスがすべて削除されます。
RESTRICTを指定した場合、または削除動作を省略した場合、スキーマ内に実表、一時表、ビュー表、プロシジャルーチン、トリガ、ファンクションルーチン、順序、DSO、DSIまたはインデックスが定義されているスキーマを削除することはできません。これらがスキーマ内に定義されているスキーマを削除する場合には、まずそれらの定義を削除してからスキーマを削除することが必要です。
使用例
スキーマ“S1”を削除します。
DROP SCHEMA S1