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Symfoware Server V11.0.x SQLリファレンス
Symfoware

2.8 順序

機能

順序はRDBシステム全体で一意の値を生成します。

記述形式

権限

一般規則

順序名
  • 順序の名前を指定します。

CURRVAL
  • アプリケーションのセション内で最後に生成した値を返却します。なお、CURRVALを使用するときは、あらかじめNEXTVALで順序番号を生成している必要があります。

NEXTVAL
  • RDBシステム内で最後に生成した値の後続の値を返却します。

注意

順序定義で順序保証指定“ORDER”を指定せずに割当順序数指定“CACHE”を指定している場合、ロードシェア機能利用時にシステムダウンが発生すると、順序番号が昇順または降順に生成されないことがあります。なお、順序番号の一意性は保証されます。

使用例

製品の納入に伴い、納品管理表および在庫表に製品データを格納します。その時、おのおの表の管理番号には順序を使用して生成した一意の番号を設定します。

NEXTVALを使用して新しい管理番号を生成します。

INSERT INTO STOCKS.納品管理表
    (管理番号,製品番号,製品名,数量)
    VALUES(STOCKS.順序1.NEXTVAL,110,'テレビ',86)

CURRVALを使用して納品管理表に設定した管理番号と同じ番号を格納します。

INSERT INTO STOCKS.在庫表
    (管理番号,製品番号,製品名,在庫数量,倉庫番号)
    VALUES(STOCKS.順序1.CURRVAL,110,'テレビ',86,2)