機能
表を削除します。
記述形式
権限
表を削除できるのは、その表の定義者、スキーマの定義者、その表のDROP権の保持者またはスキーマのDROP権の保持者です。
表を削除した場合、その資源に対する権限も削除されます。
一般規則
削除する実表または一時表の名前を指定します。
CASCADEおよびRESTRICTは、“削除動作”と呼びます。
CASCADEを指定した場合、削除対象の表を指定したビュー表、プロシジャルーチンおよびトリガはすべて削除されます。
CASCADEを指定した場合、削除する表に関連するDSO、インデックスのDSO、そのDSOに関連するDSI、インデックスのDSIおよび表に付加されたインデックスはすべて削除されます。
RESTRICTを指定した場合または削除動作を省略した場合、削除対象の表を指定したビュー表、プロシジャルーチン、トリガ、削除する表に関連するDSO、インデックスのDSO、そのDSOに関連するDSI、インデックスのDSIおよび表に付加されたインデックスが定義されている表を削除することはできません。これらが定義されている表を削除する場合には、まずそれらの定義を削除してから、表を削除することが必要です。
ただし、システムが自動的に定義したインデックスは削除する必要はありません。表と合わせて削除されます。
使用例
スキーマS1の表“発注表”を削除します。
DROP TABLE S1.発注表