ここでは、本製品が提供するコマンドの概要について説明します。
コマンドには、以下の種類があります。
ログイン操作コマンド
rcxlogin (*1)
リソース操作コマンド
rcxadm chassis (*2)
rcxadm server (*2)
イメージ操作コマンド
rcxadm image (*2)
L-Serverテンプレート操作コマンド
ユーザー操作コマンド
制御・環境設定コマンド
rcxadm storagemgr (*2)
rcxadm imagemgr (*2)
rcxadm agtctl (*1)
rcxadm certctl (*1)
rcxadm deployctl (*1)
rcxadm lanctl (*1)
rcxadm mgrctl (*2)
deployment_service_uninstall (*1)
rcxadm authctl (*2)
rcxadm license (*1)
構成定義コマンド
*1: Virtual Editionと共通のコマンドです。詳細は、「コマンドリファレンス」を参照してください。
*2: Virtual Editionのコマンドを拡張しています。
OSの管理者権限をもつユーザーアカウントは、すべてのコマンドを実行できます。その他のユーザーアカウントは、事前にrcxloginコマンドを使ってログインすることで許可された範囲のコマンドを実行できます。
OSの一般ユーザーの権限で実行するスクリプト内で、本製品の特権管理の権限が必要なコマンドを実行する場合、事前にrcxloginコマンドに-saveオプションを指定して実行してください。
詳細は、「コマンドリファレンス」を参照してください。
本製品では、ユーザーに対して、アクセスできるリソースと可能な操作の組合せ(ロール)を設定することで、ユーザーの権限を制限できます。
ユーザーアカウントとロールの詳細は、「運用ガイド CE」の「付録B ロールによるアクセス制御」を参照してください。
注意
本製品が提供するコマンドで利用するファイル、およびファイルの格納先フォルダーには、マルチバイトを利用できません。
参考
Windows Server 2008の場合、ユーザー名がAdministratorではない管理者権限をもつユーザーアカウントでは、メニューからコマンド プロンプトを起動しても、管理者権限でコマンドを実行できません。
メニューのコマンド プロンプトを右クリックし、表示されたメニューから[管理者として実行(A)]を選択してコマンド プロンプトを起動したあと、操作を行ってください。
ポイント
管理サーバで動作するコマンドは、すべて以下のフォルダーに配置されています。
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\bin
【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin