名前
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\bin\rcxadm netconfig - ネットワークデバイスの一括操作
【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netconfig - ネットワークデバイスの一括操作
形式
rcxadm netconfig export -file file.xml
rcxadm netconfig import -file file.xml [-dryrun|-nowait]
機能説明
rcxadm netconfigは、ネットワークデバイスの一括操作を行うコマンドです。
サブコマンド
登録されているすべてのネットワークデバイスのネットワーク構成情報をXML形式でエクスポートします。
XMLファイルに定義されているすべてのネットワーク構成情報をインポートします。
ネットワークデバイスについては、ネットワーク構成情報に定義されている登録モード(Modeタグ)に従って作成または変更を行います。
結線情報については、ネットワーク構成情報に定義されている結線情報に置き換えます。
注意
LANスイッチの探索によって検出されているネットワークデバイス(状態は"[未登録]")に対してインポートを行うと、登録に失敗しインポート処理が終了します。
状態が"[未登録]"のネットワークデバイスの登録については、ネットワークデバイスを削除後、再度インポートするか、ネットワークデバイスの作成を行ってください。
ネットワークデバイスの作成と削除については、rcxadm netdeviceコマンドで行います。
rcxadm netdeviceコマンドについては、「1.3.6 rcxadm netdevice」を参照してください。
状態が[登録済み]のネットワークデバイスに対して登録モード(Modeタグ)に"add"を指定したXML定義を指定してインポートを行うと、変更せずに次のネットワーク機器に対するインポート処理を継続します。
結線情報については、登録されている結線情報をすべて削除してからXML定義に指定されている結線情報を新たに登録します。結線情報を変更しない場合、XML定義に結線情報(Linksタグ配下)を指定しないでください。
オプション
リソースを登録せず、ネットワーク構成情報を定義したXMLファイルのフォーマットの検査だけを行う場合に指定します。
サブコマンドで指定したネットワーク構成情報の操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。
importサブコマンドの場合
file.xmlには、作成するすべてのネットワークデバイスを定義したXMLファイルを指定します。
exportサブコマンドの場合
file.xmlには、XMLファイルの取り出し先のファイル名を指定します。
XMLファイルの定義については、「2.6.1 作成」を参照してください。
注意
exportサブコマンドの場合、-fileオプションで指定するXMLファイル名は、既存のファイル名を指定しないでください。