本章では、DRレプリケーションで使用するコマンドについて説明しています。
本章では、「複写元システムおよび複写先システム」を、「両システム」と表現します。
DRレプリケーションのコマンドを、以下に示します。
コマンド名 | 機能概要 | Windows | Solaris | Linux |
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DRレプリケーション資源の残存チェック | - | - | ○ | |
RERUNログ引継ぎファイルの表示 | - | - | ○ | |
DRレプリケーション環境の構築 | - | - | ○ | |
DRレプリケーションのオフライン | - | - | ○ | |
DRレプリケーション環境の削除 | - | - | ○ | |
DRレプリケーションのオンライン | - | - | ○ | |
RERUNログの抽出 | - | - | ○ | |
RLP環境の初期化 | - | - | ○ | |
BCログ管理ファイルの作成、再作成または情報表示 | - | - | ○ | |
資源識別子の抽出、登録、表示および資源名の表示 | - | - | 〇 | |
BC管理スキーマ、RLP管理オブジェクトの定義体の作成、RLP管理オブジェクトの初期データ作成 | - | - | ○ | |
lxrepdrrefコマンドの性能情報の表示、lxrepdrextコマンドの実行状況の表示 | - | - | ○ | |
RERUNログの反映、RERUNログの反映の情報表示 | - | - | ○ | |
DRレプリケーション業務の作成・削除・起動・停止・定義ファイル出力 | - | - | ○ | |
RLCファイルの退避 | - | - | ○ | |
RLPの再登録、RLPの情報表示、RLPの削除 | - | - | ○ | |
RLCの強制交替 | - | - | ○ |
○:サポート
-:サポートなし
注意
各コマンドの引数およびコマンドで使用するファイルについて、以下の注意事項があります。
指定値がパス名の場合、パス名中に空白、タブ、コロン“:”、セミコロン“;”、ピリオド“.”、バックスラッシュおよび番号記号“#”の指定はできません。
指定値がパス名の場合、パス名中のパス区切り文字“/”を連続して指定しないでください。
ファイルの指定値は、複数行にまたがって記述することはできません。
ファイルに指定する等号“=”前後に、空白、タブを指定することができます。
大文字と小文字は、区別して扱われます。