[名称]
[対象データベース]
Symfoware Server(Nativeインタフェース)
[形式1 (資源識別子の抽出・登録)]
lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル [ -w 作業ディレクトリパス名 ]
[形式2 (資源識別子の抽出)]
lxrepdrmap -E -p RLP名 資源識別子抽出ファイル名
[形式3 (資源識別子の登録)]
lxrepdrmap -R -p RLP名 資源識別子抽出ファイル名
[形式4 (資源識別子の登録状態の表示)]
lxrepdrmap -V -p RLP名
[形式5 (資源識別子に対応するDSI名の表示)]
lxrepdrmap -Ni -r 資源識別子
[形式6 (資源識別子に対応する順序名の表示)]
lxrepdrmap -Ns -r 資源識別子
[機能説明]
DRレプリケーションの対象とする資源に対し、複写元システムから資源識別子の抽出および複写先システムへの登録を行います。
また、複写先システムに登録した資源識別子の表示および複写元システムでの識別子に対応する資源名の表示を行います。本コマンドは、DRレプリケーションの環境構築または運用開始後に対象資源を追加する場合などに利用します。
[オプションの意味]
操作対象のRLP名を指定します。
複写元システムで資源識別子を抽出し、複写先システムに登録します。
複写元システムで本コマンドを実行します。
DRサーバ環境ファイル名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
-k bothを指定する場合、本オプションを指定します。
DRレプリケーション定義ファイルのファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。
資源識別子を資源識別子抽出ファイルに出力します。
スケーラブルログ運用でない場合は、RDBシステムに定義されている表のDSIまたは順序が対象になります。
スケーラブルログ運用の場合は、-pオプションに指定したRLPの属するロググループに定義されている表のDSIまたは順序が対象になります。
資源識別子の登録を行います。
資源識別子が登録されている資源の一覧をRLP単位で表示します。
資源識別子からDSI名を取得し、表示します。
資源識別子から順序名を取得し、表示します。
資源名を取得する資源識別子を指定します。
DRレプリケーション運用の対象資源名と、複写元システムの資源識別子の対応関係を出力する資源識別子抽出ファイル名を、184バイト以内の絶対パス名で指定します。
本コマンドで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、“/work”を使用します。本オプションに指定したディレクトリまたは、/workが存在しない場合、本コマンドでディレクトリを作成します。
[形式4の表示形式]
DATE:2023/06/09 TIME:17/56/31 RLP name : RLP001 (1) Resource kind : DSI (2) (3) (4) (5) No. Dsi name own system other system 1 DRREPLICATION.DB_DSI 0000006500000006 AS 0000006500000006 Resource kind : Sequence (2) (6) (4) (5) No. Sequence name own system other system 1 DRREPLICATION.STOCKS.SEQ01 000000650000000c AS 000000650000000c 2 DRREPLICATION.STOCKS.SEQ02 000000650000000d AS 000000650000000d 3 DRREPLICATION.STOCKS.SEQ03 000000650000000e AS 000000650000000e
(1) RLP名 (2) 資源種別 DSI : DSI Sequence: 順序 (3) DSI名 -Rオプションにより登録された資源識別子に対応する表のDSI名 (4) 自システムの資源識別子 (5) 相手システムの資源識別子 (6) 順序名 -Rオプションにより登録された資源識別子に対応する順序名
[形式5の表示形式]
DATE:2023/06/09 TIME:17/56/25 Resource identify : 0000006500000006 (1) Resource kind : DSI (2) Resource name : DRREPLICATION.TB_DSI (3)
(1) 資源識別子 (2) 資源種別 DSI:DSI (3) DSI名
[形式6の表示形式]
DATE:2023/06/09 TIME:11/42/39 Resource identify : 000000650000000c (1) Resource kind : Sequence (2) Resource name : DRREPLICATION.STOCKS.SEQ01 (3)
(1) 資源識別子 (2) 資源種別 Sequence:順序 (3) 順序名
[注意事項]
-k bothを指定する場合、両システムのLinkexpressが起動済である必要があります。
資源識別子の登録(-R)は、Symfoware/RDBが起動状態であり、かつ指定したRLPが以下いずれかの状態である必要があります。
初期状態
DRオフライン
資源識別子の抽出(-E)および資源識別子の登録状態の表示(-V)は、Symfoware/RDBが起動状態であり、かつ指定したRLPが以下のいずれかの状態のときに実行することができます。
初期状態
DRオフライン
オンライン
資源識別子に対応するDSI名の表示(-Ni)および資源識別子に対応する順序名の表示(-Ns)は、Symfoware/RDBが起動状態の時に実行することができます。
資源識別子を抽出(-E)する場合、以下の考慮が必要です。
事前に抽出対象のデータベースの資源が、複写元システムに定義されていなければなりません。
資源識別子を登録(-R)する場合、資源識別子抽出ファイルに抽出した複写元システムのデータベース資源に対応する資源が、複写先システムに定義されていなければなりません。
資源識別子の抽出(-E)では、以下のいずれかを検出した場合、本コマンドは異常終了します。
未サポートの表(格納構造)が対象のロググループに含まれている
一意性制約のない表が対象のロググループに含まれている
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
[復帰値]
0:正常終了
0以外:異常終了