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Linkexpress Replication optionV5.0L25 コマンドリファレンス

6.11 lxrepdrmapコマンド

[名称]

資源識別子の抽出、登録、表示および資源名の表示コマンド

[対象データベース]

Symfoware Server(Nativeインタフェース)

[形式1 (資源識別子の抽出・登録)]

lxrepdrmap -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名  -d DRレプリケーション定義ファイル
         [ -w 作業ディレクトリパス名 ]

[形式2 (資源識別子の抽出)]

lxrepdrmap -E -p RLP名  資源識別子抽出ファイル名

[形式3 (資源識別子の登録)]

lxrepdrmap -R -p RLP名  資源識別子抽出ファイル名

[形式4 (資源識別子の登録状態の表示)]

lxrepdrmap -V -p RLP名

[形式5 (資源識別子に対応するDSI名の表示)]

lxrepdrmap -Ni -r 資源識別子

[形式6 (資源識別子に対応する順序名の表示)]

lxrepdrmap -Ns -r 資源識別子

[機能説明]

DRレプリケーションの対象とする資源に対し、複写元システムから資源識別子の抽出および複写先システムへの登録を行います。
また、複写先システムに登録した資源識別子の表示および複写元システムでの識別子に対応する資源名の表示を行います。本コマンドは、DRレプリケーションの環境構築または運用開始後に対象資源を追加する場合などに利用します。

[オプションの意味]

-p RLP名

操作対象のRLP名を指定します。


-k both

複写元システムで資源識別子を抽出し、複写先システムに登録します。
複写元システムで本コマンドを実行します。


-f DRサーバ環境ファイル名

DRサーバ環境ファイル名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。


-d DRレプリケーション定義ファイル名

-k bothを指定する場合、本オプションを指定します。
DRレプリケーション定義ファイルのファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。


-E

資源識別子を資源識別子抽出ファイルに出力します。
スケーラブルログ運用でない場合は、RDBシステムに定義されている表のDSIまたは順序が対象になります。
スケーラブルログ運用の場合は、-pオプションに指定したRLPの属するロググループに定義されている表のDSIまたは順序が対象になります。


-R

資源識別子の登録を行います。


-V

資源識別子が登録されている資源の一覧をRLP単位で表示します。


-Ni

資源識別子からDSI名を取得し、表示します。


-Ns

資源識別子から順序名を取得し、表示します。


-r 資源識別子

資源名を取得する資源識別子を指定します。


資源識別子抽出ファイル名

DRレプリケーション運用の対象資源名と、複写元システムの資源識別子の対応関係を出力する資源識別子抽出ファイル名を、184バイト以内の絶対パス名で指定します。


-w 作業ディレクトリパス名

本コマンドで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、“/work”を使用します。本オプションに指定したディレクトリまたは、/workが存在しない場合、本コマンドでディレクトリを作成します。


[形式4の表示形式]

DATE:2023/06/09 TIME:17/56/31
RLP name : RLP001                     (1)
Resource kind : DSI                   (2)
          (3)                                    (4)                 (5)
No.       Dsi name                               own system          other system
1         DRREPLICATION.DB_DSI                   0000006500000006 AS 0000006500000006
Resource kind : Sequence              (2)
          (6)                                    (4)                 (5)
No.       Sequence name                          own system          other system
1         DRREPLICATION.STOCKS.SEQ01             000000650000000c AS 000000650000000c
2         DRREPLICATION.STOCKS.SEQ02             000000650000000d AS 000000650000000d
3         DRREPLICATION.STOCKS.SEQ03             000000650000000e AS 000000650000000e
(1) RLP名
(2) 資源種別
    DSI     : DSI
    Sequence: 順序
(3) DSI名
    -Rオプションにより登録された資源識別子に対応する表のDSI名
(4) 自システムの資源識別子
(5) 相手システムの資源識別子
(6) 順序名
    -Rオプションにより登録された資源識別子に対応する順序名

[形式5の表示形式]

DATE:2023/06/09 TIME:17/56/25
Resource identify : 0000006500000006          (1)
Resource kind : DSI                           (2)
Resource name : DRREPLICATION.TB_DSI          (3)
(1) 資源識別子
(2) 資源種別
    DSI:DSI
(3) DSI名

[形式6の表示形式]

DATE:2023/06/09 TIME:11/42/39
Resource identify : 000000650000000c             (1)
Resource kind : Sequence                         (2)
Resource name : DRREPLICATION.STOCKS.SEQ01       (3)
(1) 資源識別子
(2) 資源種別
    Sequence:順序
(3) 順序名

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

0以外:異常終了