[名称]
[対象データベース]
Symfoware Server(Nativeインタフェース)
[形式1 (RLPの再登録)]
lxrepdrrlp -A -p RLP名 -S 送信用RLMのファイル名
[形式2 (RLPの一覧情報を表示)]
lxrepdrrlp -V -D [ -g ロググループ名 ] [ -e ]
[形式3 (RLPの定義情報を表示)]
lxrepdrrlp -V -D -p RLP名 [ -e ]
[形式4 (RLPの運用情報を表示)]
lxrepdrrlp -V -O -p RLP名
[形式5 (RLPの削除)]
lxrepdrrlp -E -p RLP名
[機能説明]
RLPの再登録、RLP情報表示、RLPの削除を行います。
RLPの再登録では、Symfoware/RDBのログ管理ファイル破壊、BCログ管理ファイル破壊からのリカバリ時に作成済みのRLPをログ管理ファイルとBCログ管理ファイルに再登録します。
RLPの情報表示は、RLPの定義情報やRLPの運用情報を表示します。
RLPの削除は、RLP内のRLCファイルとRLMを削除します。
[形式1のオプションの意味]
作成済みのRLPを再登録する場合に指定します。
再登録するRLP名を指定します。
再登録するRLPの送信用RLMのファイル名を指定します。
[形式2のオプションの意味]
RLPの情報を表示する場合に指定します。
RLPの定義情報を表示する場合に指定します。
スケーラブルログ運用を行っている場合に指定することができます。RLPの一覧を表示するロググループ名を指定します。本オプションを指定した場合、指定されたロググループに属するRLPの一覧を表示します。本オプションを省略した場合は、システム内にあるすべてのロググループに属するRLPの一覧を表示します。
RLPの定義情報を拡張形式で表示する場合に指定します。
[形式3のオプションの意味]
RLPの情報を表示する場合に指定します。
RLPの定義情報を表示する場合に指定します。
定義情報を表示するRLP名を指定します。
RLPの定義情報を拡張形式で表示する場合に指定します。
[形式4のオプションの意味]
RLPの情報を表示する場合に指定します。
RLPの運用情報を表示する場合に指定します。
運用情報を表示するRLP名を指定します。
[形式5のオプションの意味]
RLPの削除を実施する場合に指定します。
削除を行うRLP名を指定します。
[形式2の表示形式(RLPの一覧情報を表示)]
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) RLPid RLPname Purpose LogGroup RLPstatus SendPath RecvPath 1 RLP001 drrep system normal /DRREP/RLP001/rlm11 /DRREP/RLP001/rlm12 2 RLP002 drrep loggrp1 normal /DRREP/RLP002/rlm21 /DRREP/RLP002/rlm22 3 RLP003 drrep loggrp2 normal /DRREP/RLP003/rlm31 /DRREP/RLP003/rlm32
(1) RLPのID RLPのIDを表示します。 (2) RLP名 RLP名を表示します。 (3) RLP使用目的(-eオプション指定時に表示されます) drrep : DRレプリケーション運用のRLP (4) ロググループ名 RLPを作成したロググループ名を表示します。 (5) RLPの状態 RLPの状態を表示します。 normal : 正常 RLPinh(own) : RLP閉塞(自システム) (6) 自システムの送信用RLMのファイル名 (7) 自システムの受信用RLMのファイル名
[形式3の表示形式(RLPの定義情報を表示)]
RLPid : 1 (1) RLPname : RLP001 (2) LogGroup : system (3) Purpose : drrep (4) LogSend : DRREP (5) RLMsize : 1024K (6) SendPath : /DRREP/RLP001/rlm11 (7) RecvPath : /DRREP/RLP001/rlm12 (8) RLCbuffNum : 128 (9) RLCbuffSize : 2K (10) RLCsize : 10240K (11) (12) (13) RLCid RLCpath rlc001 /DRREP/RLP001/rlc1 rlc002 /DRREP/RLP001/rlc2 rlc003 /DRREP/RLP001/rlc3
(1) RLPのID RLPのIDを表示します。 (2) RLP名 RLP名を表示します。 (3) ロググループ名 RLPを作成したロググループ名を表示します。 (4) RLP使用目的(-eオプション指定時に表示されます) drrep : DRレプリケーション運用のRLP (5) RERUNログ転送方式 DRREP : DRレプリケーション運用を使用 (6) RLMの容量 K:キロバイト (7) 自システムの送信用RLMのファイル名 (8) 自システムの受信用RLMのファイル名 (9) ロググループ内で定義されているRERUNログバッファ枚数 Symfoware/RDBが停止している状態では、「-」が表示されます。 (10) RERUNログバッファ1枚のサイズ K:キロバイト Symfoware/RDBが停止している状態では、「-」が表示されます。 (11) RLCファイルの容量 K:キロバイト M:メガバイト (12) RLCファイルのID (注) (13) 自システムのRLCファイルのファイル名 (注) 注)RLCファイルを作成していない複写先システムで本コマンドを実行した場合は表示されません。
[形式4の表示形式(RLPの運用情報を表示)]
RLPid : 1 (1) RLPname : RLP001 (2) LogGroup : system (3) OnlineMode : capture (4) Online/Offline : online (5) RLPstatus : normal (6) InhibitCause : - (7) (10) RLM RLMstatus OwnRLM-S normal OwnRLM-R normal (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) RLCid RLCserial RLCstatus Total Capacity Used Backup rlc001 1 empty 10240K 10240K 0K complete rlc002 2 empty 10240K 10240K 0K complete rlc003 3 using 10240K 10240K 0K -
RLPid : 1 (1) RLPname : RLP001 (2) LogGroup : system (3) OnlineMode : reflect (4) Online/Offline : online (5) RLPstatus : normal (6) InhibitCause : - (7) MaxExtractRLC : 1 (8) MaxReflectRLC : 1 (9) (10) RLM RLMstatus OwnRLM-S normal OwnRLM-R normal
(1) RLPのID (2) RLP名 RLP名を表示します。 (3) ロググループ名 (4) RLPのオンラインモード init : 初期状態 capture : 複写元システム reflect : 複写先システム (5)オンライン・オフライン状態 RLPのオンライン・オフライン状態を表示します。 Symfoware/RDBが停止状態の場合は、Symfoware/RDBを停止した時点でのオンライン・オフライン状態を 表示します。 init : 初期状態 online : オンライン drstop : DRオフライン term : 終了オフライン (6) RLP状態 normal : 正常 RLPinh(own) : RLP閉塞(自システム) (7) RLPの閉塞原因 dev(RLM) : RLMデバイス障害 dev(RLC) : RLCデバイス障害 dev(ext) : RERUNログ引継ぎファイル障害または RERUNログ引継ぎファイルの容量不足または RERUNログ抽出作業域障害または RERUNログ抽出作業域の容量不足 dev(mndb) : BC管理DB障害 lack(RLC) : RLC容量不足 logic(LOG) : RERUNログの論理矛盾 (8) 抽出済み最終RLC通番 (注1) 抽出済みの最終RLC通番を表示します。 (9) 反映済み最終RLC通番 (注1) 反映済みの最終RLC通番を表示します。 ただし、Symfoware/RDBが停止状態、または、RLPがオフライン時は、「-」が表示されます。 複写元システムの場合は、「-」が表示されます。 (10) RLMの状態 normal : 正常 inh-dev : RLMデバイス障害 - : DRレプリケーション運用のRLPにおける相手システムのRLMの状態 (11) RLCファイルのID (注2) RLCファイルのIDを表示します。 (12) RLC通番 (注2) RLC通番を表示します。 (13) RLCファイルの状態 (注2) using : 使用中のRLCファイル full : 満杯のRLCファイル 複写元システムでは、RLC退避待ち状態を示します。 複写先システムでは、RERUNログ抽出待ち状態を示します。 empty : 空きのRLCファイル 複写元システムでは、RLC退避完了状態を示します。 複写先システムでは、RERUNログ抽出完了状態を示します。 - : 空きのRLCファイル(未使用のRLCファイル) (14) RLCの全体容量 (注2) RLCファイルの初期作成コマンドで指定した容量が表示されます。 K : キロバイト M : メガバイト (15) RLCファイルが満杯になる容量 (注2) K : キロバイト M : メガバイト (16) RLCファイルの使用量 (注2) RLCファイルの使用量が表示されます。 複写元システムでは、RLCstatusがusing、または、fullの場合に表示されます。 ただし、Symfoware/RDBが停止状態、または、オフライン時は、RLCstatsがfullの場合のみに表示されます。 複写先システムでは、RLCstatusがfullの場合に表示されます。 K : キロバイト M : メガバイト (17) 退避情報 (注2) 複写元システムでのRLCファイルの退避状況を表示します。 complete : 複写元システムでのRLCファイルの退避済 - : 複写元システムでは、RLCファイル退避が未完了を示します。 複写先システムでは、DRレプリケーション運用を示します。 注1):複写元システムで本コマンドを実行すると、 (8)、(9)は表示されません。 注2):複写先システムで本コマンドを実行すると、複写先システムでのRLCファイルの有無にかかわらず、(11)~(17)は表示されません。
[注意事項]
RLPの一覧情報表示、定義情報表示および運用情報表示は、Symfoware/RDBの起動状態に関係なく実行することができます。
RLPの再登録、RLPの削除は、Symfoware/RDBが停止している状態で実行します。
RLMの媒体内容が不当な場合に、RLPの一覧情報表示、定義情報表示、運用情報表示における各フィールドの表示内容が“---”で表示される場合があります。
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
[復帰値]
0:正常終了
0以外:異常終了