ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L25 コマンドリファレンス

6.4 lxrepdrcrtコマンド

[名称]

DRレプリケーション環境の構築コマンド

[対象データベース]

Symfoware Server(Nativeインタフェース)

[形式1 (RLP環境の作成)]

lxrepdrcrt -p RLP名 -m rlp
       [ -k { both | capture | reflect } ]
       [ -R ]
       [ -f DRサーバ環境ファイル名 ]
       -d DRレプリケーション定義ファイル名
       [ -w 作業ディレクトリパス名 ]

[形式2 (BC管理DBの作成)]

lxrepdrcrt -p RLP名 -m mndb 
        [ -k { both | capture | reflect } ]
        [ -R ]
        [ -f DRサーバ環境ファイル名 ]
        -d DRレプリケーション定義ファイル名
        [ -w 作業ディレクトリパス名 ]

[機能説明]

[形式1のオプションの意味]

-p RLP名

環境を構築するRLP名を指定します。


-m rlp

RLP環境を作成します。


-k { both | capture | reflect }

操作対象システムを指定します。
本オプションを省略した場合、bothが指定されたものとして動作します。

both :両システムのRLP環境を作成します。複写元システムで本コマンドを実行します。

capture :複写元システムのRLP環境を作成します。複写元システムで本コマンドを実行します。

reflect :複写先システムのRLP環境を作成します。複写先システムで本コマンドを実行します。


-R

センター切替え用のRLP環境(RLCファイル)を複写先システムに作成します。以下のいずれかの場合に指定することができます。

  • kオプションを省略

  • k bothを指定

  • k reflectを指定


-f DRサーバ環境ファイル名

- k bothを指定する場合または省略した場合、本オプションを指定します。
DRサーバ環境ファイル名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。


-d DRレプリケーション定義ファイル名

DRレプリケーション定義ファイルのファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。


-w 作業ディレクトリパス名

本コマンドで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、“/work”を使用します。本オプションに指定したディレクトリまたは、/workが存在しない場合、本コマンドでディレクトリを作成します。


[形式2のオプションの意味]

-p RLP名

環境を構築するRLP名を指定します。


-m mndb

BC管理DBおよびRERUNログ引継ぎファイルを作成します。


-k { both | capture | reflect }

操作対象システムを指定します。
本オプションを省略した場合、bothが指定されたものとして動作します。

both :両システムのBC管理DBと、複写先システムのRERUNログ引継ぎファイルを作成し、資源識別子の抽出および登録を行います。複写元システムで本コマンドを実行します。

capture:複写元システムのBC管理DBを作成し、資源識別子の抽出を行います。複写元システムで本コマンドを実行します。

reflect:複写先システムのBC管理DBと、RERUNログ引継ぎファイルを作成し、資源識別子の登録を行います。複写先システムで本コマンドを実行します。


-R

センター切替え用のRLP環境(RERUNログ引継ぎファイル)を複写元システムに作成します。以下のいずれかの場合に指定することができます。

  • kオプションを省略

  • k bothを指定

  • k captureを指定

-f DRサーバ環境ファイル名

-k bothを指定する場合または省略した場合、本オプションを指定します。
DRサーバ環境ファイル名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。


-d DRレプリケーション定義ファイル名

DRレプリケーション定義ファイルのファイル名を255バイト以内の絶対パス名で指定します。


-w 作業ディレクトリパス名

本コマンドで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、“/work”を使用します。本オプションに指定したディレクトリまたは、/workが存在しない場合、本コマンドでディレクトリを作成します。


[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

0以外:異常終了