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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 NSオプション 説明書
FUJITSU Software

4.2.14 NSアプライアンスの再利用

ここでは、利用していたNSアプライアンスの再利用について説明します。

NSアプライアンスを再利用する場合、再作成が必要な場合と再作成が不要な場合があります。

表4.2 NSアプライアンスの再利用条件一覧

再利用時の条件

再作成有無

NSアプライアンスの種別(注)を変更しない場合

不要

NSアプライアンスの種別(注)を変更する場合

必要

二重化構成で使用していたNSアプライアンスを再利用する場合

注) ネットワーク構成情報ファイルの種別(Type)です。


ポイント

  • 一度テナントで利用したNSアプライアンスについては、セキュリティの観点から再作成することをお勧めします。

  • NSアプライアンスの再利用は、対象のNSアプライアンスがL-Platformで使用されていないことが前提となります。
    対象のNSアプライアンスがL-Platformで使用されている場合、NSアプライアンスの再利用はできません。

4.2.14.1 再作成が不要な場合の再利用手順

利用していたNSアプライアンスを再作成せずに、再利用する手順について説明します。

同一テナント内で再利用する場合

  1. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスを"保守モード"に変更します。

    保守モードへの変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  2. NSアプライアンスの再利用コマンドであるrcxnetworkservice reuseコマンドを実行します。

    コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。

  3. NSアプライアンスの事前設定を行います。

    NSアプライアンスの事前設定については、「4.1.1 NSアプライアンスの事前設定」を参照してください。

  4. LANスイッチブレードの設定およびL2スイッチの設定を行います。

    LANスイッチブレードの設定については、「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」を参照してください。
    L2スイッチの設定については、「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。

  5. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスの"保守モード"を解除します。

    保守モードの解除については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

別テナントで再利用する場合

  1. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスを"保守モード"に変更します。

    保守モードへの変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  2. NSアプライアンスのネットワークデバイスをネットワークプールから登録解除します。

    詳細については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「19.4 登録解除」を参照してください。

  3. NSアプライアンスの再利用コマンドであるrcxnetworkservice reuseコマンドを実行します。

    コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。

  4. NSアプライアンスの事前設定を行います。

    詳細については、「4.1.1 NSアプライアンスの事前設定」を参照してください。

  5. LANスイッチブレードの設定および L2スイッチの設定を行います。

    LANスイッチブレードの設定については、「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」を参照してください。
    L2スイッチの設定については、「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。

  6. NSアプライアンスのネットワークデバイスをネットワークプールへ登録します。

    ネットワークデバイスのネットワークプールへの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.4 ネットワークデバイス」を参照してください。

  7. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスの"保守モード"を解除します。

    保守モードの解除については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

4.2.14.2 再作成が必要な場合の再利用手順

利用していたNSアプライアンスを再作成後、再利用する手順について説明します。

再作成したNSアプライアンスを同一テナントで使用する場合

  1. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスを"保守モード"に変更します。

    保守モードへの変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  2. NSアプライアンスを停止します。

    NSアプライアンスの停止については、「4.2.2 停止」を参照してください。

  3. NSアプライアンスを削除します。

    NSアプライアンスの削除については、「4.2.11 削除(NSアプライアンスの撤去)」を参照してください。

  4. NSアプライアンスを作成します。

    NSアプライアンスの作成については、「3.5 NSアプライアンスの作成」を参照してください。

  5. NSアプライアンスの環境設定を行います。

    NSアプライアンスの環境設定については、「3.6 NSアプライアンスの設定」を参照してください。

  6. NSアプライアンスの事前設定を行います。

    NSアプライアンスの事前設定については、「4.1.1 NSアプライアンスの事前設定」を参照してください。

  7. LANスイッチブレードの設定および L2スイッチの設定を行います。

    LANスイッチブレードの設定については、「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」を参照してください。L2スイッチの設定については、「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。

  8. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスの"保守モード"を解除します。

    保守モードの解除については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

再作成したNSアプライアンスを別テナントで使用する場合

  1. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスを"保守モード"に変更します。

    保守モードへの変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  2. NSアプライアンスのネットワークデバイスをネットワークプールから登録解除します。

    ネットワークデバイスの登録解除については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「19.4 登録解除」を参照してください。

  3. NSアプライアンスを停止します。

    NSアプライアンスの停止については、「4.2.2 停止」を参照してください。

  4. NSアプライアンスを削除します。

    NSアプライアンスの削除については、「4.2.11 削除(NSアプライアンスの撤去)」を参照してください。

  5. NSアプライアンスを作成します。

    NSアプライアンスの作成については、「3.5 NSアプライアンスの作成」を参照してください。

  6. NSアプライアンスの環境設定を行います。

    NSアプライアンスの環境設定については、「3.6 NSアプライアンスの設定」を参照してください。

  7. NSアプライアンスの事前設定を行います。

    NSアプライアンスの事前設定については、「4.1.1 NSアプライアンスの事前設定」を参照してください。

  8. ネットワークデバイスツリーのNSアプライアンスの"保守モード"を解除します。

    保守モードの解除については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  9. LANスイッチブレードの設定および L2スイッチの設定を行います。

    LANスイッチブレードの設定については、「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」を参照してください。
    L2スイッチの設定については、「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。

  10. NSアプライアンスのネットワークデバイスをネットワークプールへ登録します。

    ネットワークデバイスのネットワークプールへの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.4 ネットワークデバイス」を参照してください。