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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 NSオプション 説明書
FUJITSU Software

A.1 rcxnetworkservice

名前

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダ\SVROR\Manager\bin\rcxnetworkservice - NSアプライアンスの操作

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxnetworkservice - NSアプライアンスの操作


形式

rcxnetworkservice create -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name] [-mgrnet network/mask {-gw gateway | -gw name=gateway[, name=gateway]...}]
rcxnetworkservice delete -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name]
rcxnetworkservice setup -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name]
rcxnetworkservice register -file file.xml rcxnetworkservice unregister -file file.xml rcxnetworkservice update -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml -image image [-name name] [-mgrnet network/mask {-gw gateway | -gw name=gateway[, name=gateway]...}]
rcxnetworkservice list -ip ipaddress -user user -passwd password
rcxnetworkservice start -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name]
rcxnetworkservice stop -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name] [-force]
rcxnetworkservice restart -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name] [-force]
rcxnetworkservice lserver -file file
rcxnetworkservice registerimage
rcxnetworkservice deploy -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name] [-mgrnet network/mask {-gw gateway | -gw name=gateway[, name=gateway]...}] rcxnetworkservice preconfig -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml -config config.xml [-name name]
rcxnetworkservice lanctl -ip ipaddress -user user -passwd password -mac mac1,mac2
rcxnetworkservice reuse -ip ipaddress -user user -passwd password -file file.xml [-name name]
rcxnetworkservice fcctl -ip ipaddress -user user -passwd password -path {multi | single} rcxnetworkservice certctl -name name -sync rcxnetworkservice appext -ip ipaddress -user user -passwd password
rcxnetworkservice modify -ip ipaddress -user user -passwd password -type server -attr mngip=ipaddress,mask=mask,gw={gateway | none} rcxnetworkservice modify -ip ipaddress -user user -passwd password -type server -attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=gateway,mgrnet=network/mask
rcxnetworkservice modify -ip ipaddress -user user -passwd password -type server -attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=none

機能説明

rcxnetworkserviceは、NSアプライアンスを操作するためのコマンドです。


サブコマンド

create

NSアプライアンスをNSアプライアンス専用サーバ上にVMゲストとして作成します。

マネージャーの管理LANと異なるサブネットに属するNSアプライアンスを作成する場合、-mgrnetオプションと-gwオプションの指定が必要です。

delete

NSアプライアンスを削除します。

NSアプライアンスが起動中でもdeleteサブコマンドが実行された場合、NSアプライアンスは削除されます。このため、deleteサブコマンドを実行する場合、事前にNSアプライアンスを利用していないか確認してから行ってください。

rcxadm netdevice showコマンドを実行し、"AllocatedResources[XXX]:"の行に何も表示されていない場合、該当NSアプライアンスがL-Platformで使用されていないことを確認できます。

rcxadm netdevice showコマンドについては「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

setup

NSアプライアンスの設定を行います。

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)の"事前設定内容(PresettingInfo)"が省略されている場合、以下の情報を設定します。

項目名

内容

ホスト名

NSアプライアンスのホスト名

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のNetdevice要素のname属性値を設定します。

SNMPコミュニティー名

NSアプライアンスのSNMPエージェントのコミュニティー名

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のReadCommunity要素の値を設定します。

アカウント

NSアプライアンスのアクセスアカウント

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のUser要素の値を設定します。

パスワード

NSアプライアンスのアクセスアカウントのパスワード

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のPassword要素の値を設定します。

管理者パスワード

NSアプライアンスのアクセスアカウントの管理者パスワード

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のPrivilegedPassword要素の値を設定します。

セッションログ採取レベル

NSアプライアンスのセッションログの採取レベル

INFOレベルに設定します。

イベントログ監査レベル

NSアプライアンスのアクセス制御ルールに一致しない場合のイベントログ監査レベル

通常(match-normal)に設定します。

telnetの無通信監視

NSアプライアンスのtelnetセッションの無通信監視

無通信監視の時間を5分に設定します。

アプリケーション識別

NSアプライアンスのアプリケーション識別

  • DNS 53/udp

  • FTP 21/tcp

  • HTTP 80-82/tcp

  • HTTP 8080-8083/tcp

  • HTTPS 443/tcp


ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)の"事前設定内容(PresettingInfo)"に"Simple"が指定されている場合、以下の情報を設定します。

項目名

内容

ホスト名

NSアプライアンスのホスト名

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のNetdevice要素のname属性値を設定します。

SNMPコミュニティー名

NSアプライアンスのSNMPエージェントのコミュニティー名

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のReadCommunity要素の値を設定します。

アカウント

NSアプライアンスのアクセスアカウント

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のUser要素の値を設定します。

パスワード

NSアプライアンスのアクセスアカウントのパスワード

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のPassword要素の値を設定します。

管理者パスワード

NSアプライアンスのアクセスアカウントの管理者パスワード

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)のPrivilegedPassword要素の値を設定します。

セッションログ採取レベル

NSアプライアンスのファイアーウォールのセッションログの採取レベル

INFOレベルに設定します。

メッセージログ採取レベル

NSアプライアンスのメッセージログの採取レベル

INFOレベルに設定します。

イベントログ監査レベル

NSアプライアンスのアクセス制御ルールに一致しない場合のイベントログ監査レベル

未採取(match-none)に設定します。

telnetの無通信監視

NSアプライアンスのtelnetセッションの無通信監視

無通信監視の時間を5分に設定します。

アプリケーション識別

NSアプライアンスのアプリケーション識別

  • DNS 53/udp

  • FTP 21/tcp

  • HTTP 80-82/tcp

  • HTTP 8080-8083/tcp

  • HTTPS 443/tcp

アクセス制御条件

以下の条件ごとに、アクセス不可(パケット破棄)の設定を行います。

  • 送信先がブロードキャストアドレス

  • 送信先がマルチキャストアドレス

  • IPv4以外のパケット

  • 上記以外(その他)のパケット

複数のNSアプライアンスに対して一括でsetupサブコマンドを実行した場合、一部のNSアプライアンスの設定に失敗することがあります。その場合、-nameオプションを指定し、設定に失敗したNSアプライアンスだけにsetupサブコマンドを再実行してください。

register

NSアプライアンスをネットワークデバイスとしてネットワークデバイスツリーにリソース登録します。
ルールセットフォルダーが存在しない場合、自動的に作成されます。

参考

指定したネットワーク構成情報ファイル(XML定義)にハードウェア機器の情報が存在する場合、ハードウェア機器も登録されます。

unregister

マネージャーからNSアプライアンスの登録を解除します。

指定したネットワーク構成情報ファイル(XML定義)に設定されているハードウェア機器の登録も解除されます。
ルールセットフォルダーは削除されません。必要に応じて手動で削除してください。

特定のネットワークデバイスだけ登録解除する場合、rcxadm netdevice deleteコマンドを使用してください。

rcxadm netdeviceコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

update

NSアプライアンスのソフトウェアアップデートを行います。

NSアプライアンスの起動中にupdateサブコマンドが実行された場合でも、NSアプライアンスに対するソフトウェアアップデートが行われます。

このため、NSアプライアンスを停止したあと、updateサブコマンドを実行してください。

マネージャーの管理LANとNSアプライアンスが異なるサブネットに属する場合、-mgrnetオプションと-gwオプションの指定が必要です。

参考

ソフトウェアアップデートを行ったNSアプライアンスと同一のNSアプライアンス専用サーバ上に、createサブコマンドで新たに作成されるNSアプライアンスは、ソフトウェアアップデートが適用されたNSアプライアンスになります。

list

NSアプライアンスの一覧を表示します。

-ipオプションで指定されたNSアプライアンス専用サーバに作成したNSアプライアンスについて、以下の情報が表示されます。

表A.1 NSアプライアンスの一覧情報

項目名

内容

NAME

NSアプライアンスの名前

ネットワークデバイスのIPアドレスになります。

STATUS

NSアプライアンスの状態

以下のどちらかが表示されます。

  • running

    NSアプライアンスが起動状態の場合

  • stop

    NSアプライアンスが停止状態の場合

TYPE

NSアプライアンスの種別情報

以下のどちらかが表示されます。

  • Firewall

    ファイアーウォールの場合

  • Firewall/SLB

    統合型ネットワークデバイスの場合

start

NSアプライアンスを起動します。

stop

NSアプライアンスを停止します。

rcxnetworkservice setupコマンドによる設定が行われていないNSアプライアンスに対してstopサブコマンドを実行する場合、-forceオプションを指定してください。

-forceオプションを指定しない場合、stopサブコマンドはエラーになります。

restart

NSアプライアンスを再起動します。

rcxnetworkservice setupコマンドによる設定が行われていないNSアプライアンスに対して、restartサブコマンドは使用できません。NSアプライアンスをstopサブコマンドの-forceオプションで停止したあと、startサブコマンドで起動してください。

lserver

NSアプライアンス用の物理L-Serverを作成します。

以下に示す条件を全て満たす場合にコマンドで作成できます。条件を満たさない場合、GUIから作成してください。

  • SANストレージを使用してNSアプライアンス専用サーバを作成する場合

  • 管理LANをNIC1とNIC2で冗長化する構成の場合

参考

NSアプライアンス専用サーバの作成に指定したXMLファイルは、指定したファイルと同一フォルダーに以下の名前で保存されます。

NS_XMLファイル名.xml

指定したファイル:/root/ns_server

保存されるファイル:/root/NS_ns_server.xml

registerimage

イメージファイル格納フォルダーに格納したNSオプション用クローニングイメージをROR CEのマネージャーに登録します。

deploy

NSアプライアンスの配備(作成、設定)を行います。

マネージャーの管理LANと異なるサブネットに属するNSアプライアンスを作成する場合、-mgrnetオプションと-gwオプションの指定が必要です。

preconfig

NSアプライアンスの事前設定を行います。

以下の情報を設定します。

項目名

内容

業務LANのインターフェース定義

NSアプライアンスの業務LANのインターフェース

NSアプライアンス事前設定ファイル(XML定義)の情報を基に以下の設定を行います。

  • VLAN

  • IPアドレス

  • IPルーティング

  • アクセス制御

  • RIPルーティング

経路情報(ルーティング)の定義

NSアプライアンスの経路情報

NSアプライアンス事前設定ファイル(XML定義)のgateway要素の値を設定します。

事前設定により設定される詳細な内容については、「C.2 事前設定」を参照してください。

lanctl

NSアプライアンス用の物理サーバのネットワーク設定を行います。

NSアプライアンス用の物理サーバの内蔵ディスクを利用する場合だけ指定してください。

なお、本コマンドの実行後にNSアプライアンス用の物理サーバの再起動が行われます。

reuse

NSアプライアンスを初期化し、再設定を行います。

以下の設定が初期化されます。

  • 構成定義

以下の情報が削除されます。

  • ログ

  • 証明書

  • SLBエラー応答ファイル

再設定される情報については、setupサブコマンドを参照してください。

fcctl

NSアプライアンス用の物理L-ServerのFCパス構成の設定を行います。

NSアプライアンス用の物理L-ServerのSANストレージを利用する場合だけ指定してください。

なお、本コマンドの実行後にNSアプライアンス用の物理L-Serverの再起動が行われます。

certctl

NSアプライアンスの証明書情報の管理を行います。

appext

操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作するNSアプライアンスの最大数を10個から20個に変更します。

なお、本コマンドの実行後にNSアプライアンス専用サーバの再起動が行われます。

modify

NSアプライアンス専用サーバの設定を変更します。


オプション

-ip ipaddress

ipaddressには、NSアプライアンスを作成しているNSアプライアンス専用サーバにアクセスするためのIPアドレスを指定します。

-user user

userには、NSアプライアンスを作成しているNSアプライアンス専用サーバにアクセスするためのユーザーIDを指定します。

-passwd password

passwordには、NSアプライアンスを作成しているNSアプライアンス専用サーバにアクセスするためのユーザーIDのパスワードを指定します。

-file file.xml

file.xmlには、ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)を指定します。

複数のネットワークデバイスを一括作成するネットワーク構成情報ファイル(XML定義)の場合、定義されたすべてのNSアプライアンスに対する処理を行います。

1つのNSアプライアンス専用サーバには、10個(拡張した場合は20個)までNSアプライアンスの作成ができます。

NSアプライアンスの操作のために、ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)内に指定するNSアプライアンスに関する情報は10個(拡張した場合は20個)までです。

複数のNSアプライアンス専用サーバを作成する場合は、そのサーバ数に対応するネットワーク構成情報ファイル(XML定義)を作成して下さい。

-config config.xml

config.xmlには、NSアプライアンス事前設定ファイル(XML定義)を指定します。

-fileオプションで指定したネットワーク構成情報ファイル(XML定義)に定義されたNSアプライアンスに対応する情報が定義されている必要があります。

NSアプライアンス事前設定ファイル(XML定義)の詳細については、「2.2.3.4 NSアプライアンス事前設定ファイル」を参照してください。

-name name

nameには、操作対象のNSアプライアンスの機器名を指定します。

ネットワーク構成情報ファイル(XML定義)で指定された機器名のNSアプライアンスにだけ処理を行います。

-mgrnet network/mask

network/maskには、マネージャーの管理LANのネットワークアドレスとマスク値を設定します。

networkは、IPv4アドレス形式で指定します。

maskは、1~32の範囲で指定します。

管理LANのネットワークアドレスが192.168.1.0で24ビットマスクの場合

-mgrnet 192.168.1.0/24

-gw gateway

gatewayには、NSアプライアンスがマネージャーの管理LANにアクセスするための、ゲートウェイのIPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

-fileオプションで指定するネットワーク構成情報ファイル(XML定義)に複数のNSアプライアンスが定義されている場合、作成されるすべてのNSアプライアンスのゲートウェイのIPアドレスはgatewayに指定されたIPアドレスになります。NSアプライアンスごとにゲートウェイを変えたい場合は、-gwオプションをname=gateway形式で指定してください。

NSアプライアンスのゲートウェイを192.168.1.1にする場合

-gw 192.168.1.1

-gw name=gateway[, name=gateway]...

nameには、-fileオプションで指定するネットワーク構成情報ファイル(XML定義)に定義された装置名(Netdevice要素のname属性値)を指定します。

gatewayには、nameで指定したNSアプライアンスがマネージャーの管理LANにアクセスするための、ゲートウェイのIPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

-fileオプションで指定するネットワーク構成情報ファイル(XML定義)に複数のNSアプライアンスが定義されている場合、作成されるNSアプライアンス単位にゲートウェイをカンマ(",")で区切って指定します。

NSアプライアンス(NS1およびNS2)を作成するときに、NS1のゲートウェイを192.168.1.1、NS2のゲートウェイを192.168.2.1にする場合

-gw NS1=192.168.1.1,NS2=192.168.2.1

-force

NSアプライアンスを強制的に停止または再起動します。

-image image

imageには、NSアプライアンスの修正イメージを指定します。

-file file

2.2.3.6 NSアプライアンス専用物理L-Server作成用の設定ファイル」で作成したファイルを指定します。

-mac mac1.mac2

物理サーバの管理LANに利用するNICのMACアドレスをコロン(":")で区切った形式で指定します。

二つのMACアドレスは、カンマ(",")で区切って指定します。

物理サーバの管理LANのNICをmac1が"X1:X2:X3:X4:X5:X6"、mac2が"Y1:Y2:Y3:Y4:Y5:Y6"とする場合

-mac X1:X2:X3:X4:X5:X6,Y1:Y2:Y3:Y4:Y5:Y6
-path {multi | single}

NSアプライアンス用の物理L-ServerのFCパス構成を指定します。

"multi"は、FCパス構成をFCシングルパス構成からFCマルチパス構成に変更するときに指定します。

"single"は、FCパス構成をFCマルチパス構成からFCシングルパス構成に変更するときに指定します。

-sync

NSアプライアンスに登録されている証明書情報をRORマネージャーの管理情報に登録します。

-type server

NSアプライアンス専用サーバの設定を変更します。

-attr mngip=ipaddress,mask=mask,gw={gateway|none}

NSアプライアンス専用サーバの管理LANネットワークの設定を変更します。

ipaddressには、変更後の管理IPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

maskには、変更後のサブネットマスクをIPv4アドレス形式で指定します。

gatewayには、NSアプライアンス専用サーバがマネージャーの管理LANにアクセスするための、ゲートウェイのIPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。ゲートウェイを設定しない、または、削除する場合は、noneを指定します。

管理IPアドレスおよびデフォルトゲートウェイのIPアドレスは、1.0.0.1~126.255.255.254または128.0.0.1~191.255.255.254または192.0.0.1~223.255.255.254の範囲で指定します。

管理IPアドレスとデフォルトゲートウェイのIPアドレスは、同じサブネットである必要があります。

本オプションを指定した場合、NSアプライアンス専用サーバの再起動が行われます。

  • NSアプライアンス専用サーバの管理LANネットワークを、IPアドレス192.168.1.10、サブネットマスク255.255.255.0、デフォルトゲートウェイ192.168.1.1とする場合

    -attr mngip=192.168.1.10,mask=255.255.255.0,gw=192.168.1.1
  • NSアプライアンス専用サーバの管理LANネットワークを、IPアドレス192.168.1.10、サブネットマスク255.255.255.0、デフォルトゲートウェイを設定しないまたは削除する場合

    -attr mngip=192.168.1.10,mask=255.255.255.0,gw=none
-attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=gateway,mgrnet=network/mask

NSアプライアンスの管理情報の管理LANのIPアドレスとゲートウェイ情報を更新します。

oldipaddressには、変更前の管理IPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

newipaddressには、変更後の管理IPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

gatewayには、NSアプライアンスがマネージャーの管理LANにアクセスするための、ゲートウェイのIPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

network/maskには、マネージャーの管理LANのネットワークアドレスとマスク値を設定します。

networkは、マネージャーの管理LANのネットワークアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

maskは、マネージャーの管理LANのネットワークアドレスのマスク長を1~32の範囲で指定します。

管理IPアドレスおよびゲートウェイのIPアドレスは、1.0.0.1~126.255.255.254または128.0.0.1~191.255.255.254または192.0.0.1~223.255.255.254の範囲で指定します。

ゲートウェイ情報を更新しない場合は、以下の書式で指定してください。

-attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=none

NSアプライアンスの管理IPアドレスを192.168.1.10から192.168.1.20に変更し、ゲートウェイのIPアドレスを192.168.1.1、マネージャーの管理LANのネットワークアドレスとマスク値を192.168.1.0/24とする場合

-attr nsmng_oldip=192.168.1.10,nsmng_newip=192.168.1.20, mgrgw=192.168.1.1,mgrnet=192.168.1.0/24
-attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=none

NSアプライアンスの管理情報の管理LANのIPアドレス情報を更新します。

oldipaddressには、変更前の管理IPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

newipaddressには、変更後の管理IPアドレスをIPv4アドレス形式で指定します。

管理IPアドレスのIPアドレスは、1.0.0.1~126.255.255.254または128.0.0.1~191.255.255.254または192.0.0.1~223.255.255.254の範囲で指定します。

ゲートウェイ情報を更新する場合は、以下の書式で指定してください。

-attr nsmng_oldip=oldipaddress,nsmng_newip=newipaddress,mgrgw=gateway,mgrnet=network/mask

NSアプライアンスの管理IPアドレスを192.168.1.10から192.168.1.20に変更する場合

-attr nsmng_oldip=192.168.1.10,nsmng_newip=192.168.1.20,mgrgw=none

使用例