NSアプライアンスを利用するためには、事前に設定および証明書などの格納が必要です。
なお、以下の場合に必要なNSアプライアンスにアクセスするためのアカウント情報は、NSアプライアンスの設定時(rcxnetworkservice setupコマンドまたはrcxnetworkservice deployコマンド実行時)に設定するため、事前に設定する必要はありません。
ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用する場合
ネットワークデバイスへの自動設定を行う場合
ネットワークデバイスへの運用操作を行う場合
ユーザーカスタマイズモードでNSアプライアンスへの自動設定および運用操作を行う場合
使用する自動設定スクリプトの仕様を確認し、スクリプトを実行するために必要なNSアプライアンスの事前定義を設定します。
また、サーバロードバランサー機能の自動設定で必要な証明書およびエラーページ応答ファイルなどをNSアプライアンスに登録します。
簡単設定モードでNSアプライアンスへの自動設定および運用操作を行う場合
事前準備で作成したNSアプライアンス事前設定ファイルを使用し、rcxnetworkservice preconfigコマンドで設定します。
作業手順の詳細については、「付録C NSアプライアンスの事前設定方法」を参照してください。
ネットワーク機器設定ファイル管理機能を利用している場合、本作業終了後、手動でネットワーク機器環境ファイルのバックアップを行ってください。ネットワーク機器設定ファイル管理機能の詳細は、「運用ガイド CE」の「10.2 ネットワークデバイスのバックアップ・リストア」を参照してください。