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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 リファレンスガイド

1.1 概要

ここでは、本製品が提供するコマンドの概要について説明します。

コマンドには、以下の種類があります。

*1: ServerView Resource Coordinator VEと共通のコマンドです。
詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」を参照してください。
*2: ServerView Resource Coordinator VEのコマンドを拡張しています。

OSの管理者権限をもつユーザーアカウントは、すべてのコマンドを実行できます。その他のユーザーアカウントは、事前にrcxloginコマンドを使ってログインすることで許可された範囲のコマンドを実行できます。

OSの一般ユーザーの権限で実行するスクリプト内で、本製品の特権管理の権限が必要なコマンドを実行する場合は、事前にrcxloginコマンドに-saveオプションを指定して実行してください。
詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」を参照してください。

本製品では、ユーザーに対して、アクセスできるリソースと可能な操作の組合せ(ロール)を設定することで、ユーザーの権限を制限できます。
ユーザーアカウントとロールの詳細については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「C.2 ユーザーグループ」を参照してください。

注意

本製品が提供するコマンドで利用するファイルおよびファイルの格納先フォルダーには、マルチバイトを利用できません。

参考

Windows Server 2008の場合、ユーザー名がAdministratorではない管理者権限をもつユーザーアカウントでは、メニューからコマンド プロンプトを起動しても、管理者権限でコマンドを実行できません。
メニューのコマンド プロンプトを右クリックし、表示されたメニューから[管理者として実行(A)]を選択してコマンド プロンプトを起動したあと、操作を行ってください。

ポイント

管理サーバで動作するコマンドは、すべて以下のフォルダーに配置されています。

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin