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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 リファレンスガイド

1.3.6 rcxadm pool

名前

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm pool - リソースプールの操作

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm pool - リソースプールの操作


形式

rcxadm pool create -name name -type type [-priority priority] [-label label] [-comment comment] [-nowait]
rcxadm pool list [-name name [-template template_name] [-resource] [-info lserver]] [-reserve]
rcxadm pool
show -name name
rcxadm pool register -name name {-resource resource_name|-from vstorage} -type resource_type [-force] [-nowait]
rcxadm pool unregister -name name {-resource resource_name|-from vstorage} -type resource_type [-nowait]
rcxadm pool modify -name name {[-new_name new_name] [-priority priority] [-label label] [-comment comment]} [-nowait]
rcxadm pool
move -name name [-to folder] [-nowait]
rcxadm pool
delete -name name [-force] [-nowait]

機能説明

rcxadm poolは、リソースプール管理を行うためのコマンドです。リソースプールとはオーケストレーションツリー上のリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設の際に選択対象になるリソースを格納します。リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別だけが格納されます。

リソースプールによってL-Serverを作成する際に、割り当てる資源をまとめて管理できます。

注意

  • 事前に作成されたLUNをディスクリソースとして使用した場合、L-Serverを削除したり、L-Serverからディスクを削減したりするとディスクの内容は削除されずに残ります。
    特に、グローバルプールに登録されているディスクリソースの場合、不特定の利用者に割り当てられる状態であるため、注意が必要です。

  • 事前に作成されたLUNをディスクリソースとして使用する場合、ローカルプールで運用し、L-Serverの削除やディスクの削減時に、ディスク内のデータを削除する運用をお勧めします。
    ディスク内のデータを削除する方法については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「5.3.3 ストレージリソース」の注意事項を参照してください。

  • iSCSIブート用のディスクリソースの操作は、iSCSIブート情報の操作コマンド(rcxadm iscsictl)で行ってください。
    本コマンドで削除した場合、リソースプールから登録解除されますが、ディスクリソース情報は削除されません。
    ディスクリソース情報を削除する場合、リソースプールに再登録したあと、rcxadm iscsictlコマンドで削除してください。


サブコマンド

create

リソースプールを作成します。

list

リソースプールの一覧を表示します。
オプションに-nameを指定した場合は、指定されたリソースプール、およびリソースプールに含まれるリソースの一覧を表示します。
オプションに-nameを指定しない場合は、参照可能なすべてのリソースプールの情報が表示されます。

以下の情報が表示されます。

  • オプションに-nameを指定しない場合

    • VMプールの場合

      オーバーコミットで使用するVMプールに対する空き容量計算が、予約値で換算する設定になっている場合、以下の項目名に出力される情報へ反映されます。

      - CPU(max)

      - MEMORY(max)

      表1.13 VMプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      VMプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      CPU(max)

      VMホストのCPUの空き容量と総容量

      maxに、"性能GHz x コア数"の形式で1つのVMゲストに割当て可能な最大CPU量が表示されます。

      RESERVE-CPU (*1)

      VMホストのCPUのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      MEMORY(max)

      VMホストのメモリの空き容量と総容量

      maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大メモリ量が表示されます。

      RESERVE-MEMORY (*1)

      VMホストのメモリのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      *1: オプションに-reserveを指定した場合、表示されます。

    • サーバプールの場合

      表1.14 サーバプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      サーバプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      SERVER

      物理サーバの未使用数と総数

    • ストレージプールの場合

      表1.15 ストレージプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      ストレージプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      CAPACITY(max)

      仮想ストレージの空き容量と総容量

      【Oracle VM】
      仮想ストレージリソースの空き容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」を参照してください。

      仮想ストレージリソースの総容量については、仮想ストレージリソースが、Oracle VMのストレージ・リポジトリの場合、表示されません。

      maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量が表示されます。

      【Oracle VM】
      1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」の「仮想ストレージリソースの空き容量」を参照してください。

    • ネットワークプールの場合

      表1.16 ネットワークプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      ネットワークプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      VLAN ID

      VLAN IDの未使用数と総数

    • アドレスプールの場合

      表1.17 アドレスプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      アドレスプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      ADDRESS

      アドレスの未使用数と総数

    • イメージプールの場合

      表1.18 イメージプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      イメージプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      IMAGE

      イメージの数

  • オプションに-nameを指定した場合

    • VMプールの場合

      オーバーコミットで使用するVMプールに対する空き容量計算が、予約値で換算する設定になっている場合、以下の項目名に出力される情報へ反映されます。

      - CPU(max)

      - MEMORY(max)

      - CPU(FREE)

      - MEMORY(FREE)

      表1.19 VMプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      VMプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      CPU(max)

      VMホストのCPUの空き容量と総容量

      maxに、"性能GHz x コア数"の形式で1つのVMゲストに割当て可能な最大CPU量が表示されます。

      RESERVE-CPU (*1)

      VMホストのCPUのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      MEMORY(max)

      VMホストのメモリの空き容量と総容量

      maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大メモリ量が表示されます。

      RESERVE-MEMORY (*1)

      VMホストのメモリのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      PER-TEMPLATE (*2)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-reserveを指定した場合、表示されます。
      *2: オプションに-templateを指定した場合、表示されます。

      表1.20 VMプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      CPU(FREE)

      VMホストのCPUの空き容量と総容量

      FREEには、空き容量が表示されます。

      RESERVE-CPU (*1)

      VMホストのCPUのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      MEMORY(FREE)

      VMホストのメモリの空き容量と総容量

      FREEには、空き容量が表示されます。

      RESERVE-MEMORY (*1)

      VMホストのメモリのリザーブ容量

      サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

      HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

      STATUS

      リソースの状態

      CLUSTER (*1)

      VMホストが属するクラスタ名

      クラスタに属さないVMホストの場合、ハイフン("-")が表示されます。

      MAINTENANCE

      保守モード

      PER-TEMPLATE (*2)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-reserveを指定した場合、表示されます。
      *2: オプションに-templateを指定した場合、表示されます。

      以下の情報は、オプションに-resourceを指定した場合に出力されます。

      表1.21 VMホストに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      仮想マシン名

      TYPE

      リソースの種別

      VM_HOST

      VMホスト

      L-SERVER (*1)

      関連するL-Server名

      *1: オプションに-info lserverを指定した場合、表示されます。

      注意

      予約値によるL-Server数換算では、CPU予約性能およびメモリ予約容量が0のL-Serverテンプレートを指定した場合、作成可能なL-Server数は0と表示されます。

    • サーバプールの場合

      表1.22 サーバプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      サーバプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      SERVER

      物理サーバの未使用数と総数

      PER-TEMPLATE (*1)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-info lserverを指定した場合、表示されます。

      表1.23 サーバプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      MODEL

      物理サーバのモデル名

      CPU

      物理サーバのCPU容量

      MEMORY

      物理サーバのメモリ容量

      STATUS

      リソースの状態

      MAINTENANCE

      保守モード

      L-SERVER (*1)

      関連するL-Server名

      PER-TEMPLATE (*2)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-info lserverを指定した場合、表示されます。
      *2: オプションに-templateを指定した場合、表示されます。

    • ストレージプールの場合

      表1.24 ストレージプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      ストレージプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      CAPACITY(max)

      仮想ストレージの空き容量と総容量

      【Oracle VM】
      仮想ストレージリソースの空き容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」を参照してください。

      仮想ストレージリソースの総容量については、仮想ストレージリソースが、Oracle VMのストレージ・リポジトリの場合、表示されません。

      maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量が表示されます。

      【Oracle VM】
      1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」の「仮想ストレージリソースの空き容量」を参照してください。

      PER-TEMPLATE (*1)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-templateを指定した場合、表示されます。

      表1.25 ストレージプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      CAPACITY(FREE)

      仮想ストレージの空き容量と総容量

      【Oracle VM】
      仮想ストレージリソースの空き容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」を参照してください。

      仮想ストレージリソースの総容量については、仮想ストレージリソースが、Oracle VMのストレージ・リポジトリの場合、表示されません。

      FREEには、空き容量が表示されます。

      【Oracle VM】
      仮想ストレージリソースの空き容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」を参照してください。

      STATUS

      リソースの状態

      PER-TEMPLATE (*1)

      指定されたL-Serverテンプレートの定義で、作成可能なL-Serverの数

      *1: オプションに-templateを指定した場合、表示されます。

    • ネットワークプールの場合

      表1.26 ネットワークプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      ネットワークプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      VLANID

      VLAN IDの未使用数と総数

      表1.27 ネットワークプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      VLANID(FREE)

      VLANIDの未使用数と総数

      FREEには、未使用数が表示されます。

      ADDRESS(FREE)

      アドレスの未使用数と総数

      FREEには、未使用数が表示されます。

    • アドレスプールの場合

      表1.28 アドレスプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      アドレスプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      ADDRESS

      アドレスの未使用数と総数

      表1.29 アドレスプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      ADDRESS(FREE)

      アドレスの未使用数と総数

      FREEには、未使用数が表示されます。

    • イメージプールの場合

      表1.30 イメージプールの情報

      項目名

      内容

      NAME

      イメージプール名

      TYPE

      リソースプール種別

      PRIORITY

      優先順位

      IMAGE

      イメージの数

      表1.31 イメージプールに含まれるリソースの情報

      項目名

      内容

      NAME

      リソースプールに含まれるリソース名

      VERSION

      イメージの世代

      TYPE

      リソースプールに含まれるリソースの種別

      IMAGE_TYPE

      イメージの種別

      VM_TYPE

      仮想イメージのVM種別

      OS

      イメージのOS種別

show

リソースプールの詳細情報を表示します。

以下の情報が表示されます。

  • VMプールの場合

    オーバーコミットで使用するVMプールに対する空き容量計算が、予約値で換算する設定になっている場合、以下の項目名に出力される情報へ反映されます。

    - FreeCPU

    - FreeMemorySize

    表1.32 VMプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    VMプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    CPU(max)

    VMホストのCPUの総容量

    maxに、"性能GHz x コア数"の形式で1台あたりに割当て可能な最大CPU量が表示されます。

    FreeCPU

    VMホストのCPUの空き容量

    ReserveCPU

    VMホストのCPUのリザーブ容量

    サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

    HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

    MemorySize(max)

    VMホストのメモリの総容量

    maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大メモリ量が表示されます。

    FreeMemorySize

    VMホストのメモリの空き容量

    ReserveMemorySize

    VMホストのメモリのリザーブ容量

    サーバ仮想化ソフトウェア製品によるHA機能が有効なVMホストで、フェールオーバー用にリザーブされている容量が表示されます。

    HA機能が有効ではないVMホストやフェールオーバー用にリザーブする運用ではない場合、ハイフン("-")が表示されます。

  • サーバプールの場合

    表1.33 サーバプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    サーバプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    Server

    物理サーバの総数

    FreeServer

    物理サーバの未使用数

  • ストレージプールの場合

    表1.34 ストレージプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    ストレージプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    DiskSize(max)

    仮想ストレージの総容量

    【Oracle VM】
    仮想ストレージリソースが、Oracle VMのストレージ・リポジトリの場合、表示されません。

    maxに、"容量GB"の形式で1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量が表示されます。

    【Oracle VM】
    1台あたりに割当て可能な最大ディスク容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」の「仮想ストレージリソースの空き容量」を参照してください。

    FreeDiskSize

    仮想ストレージの空き容量

    【Oracle VM】
    仮想ストレージリソースの空き容量については、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「G.4.7 Oracle VM利用時の注意点」を参照してください。

  • ネットワークプールの場合

    表1.35 ネットワークプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    ネットワークプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    VLANId

    VLANIDの総数

    FreeVLANId

    VLANIDの未使用数

  • アドレスプールの場合

    表1.36 アドレスプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    アドレスプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    Address

    アドレスの総数

    FreeAddress

    アドレスの未使用数

  • イメージプールの場合

    表1.37 イメージプールの詳細情報

    項目名

    内容

    Name

    イメージプール名

    Type

    リソースプール種別

    Priority

    優先順位

    Label

    ラベル

    Comment

    コメント

    ImageCount

    イメージの数

register

リソースプールへリソースを登録します。

unregister

リソースプールからリソースを削除します。

modify

リソースプールの名前、ラベル、コメントおよび優先順位を変更します。

move

リソースプールを指定したリソースフォルダーへ移動します。
移動先のリソースフォルダーの指定を省略した場合は、ホームフォルダーへ移動します。

delete

リソースプールを削除します。


オプション

-name name

nameには、操作対象のリソースプール名を指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたリソースプールの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-type type

typeには、リソースプール種別を指定します。

以下の値が指定できます。

表1.38 リソースプール種別一覧

type

リソースプール種別

vm

VMプール

server

サーバプール

storage

ストレージプール

network

ネットワークプール

address

アドレスプール

image

イメージプール

-priority priority

priorityには、優先順位を1~10の範囲で指定します。省略した場合は5が設定されます。同じ優先順位を指定することもできますが、どちらから先にリソースを取得するかの順番が保証されないため、お勧めしません。

優先順位は、1が最も高く、10が最も低い順位です。

-label label

labelには、リソースプールのラベルを指定します。

-comment comment

commentには、リソースプールのコメントを指定します。

-nowait

サブコマンドで指定したリソースプールの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-template template_name

template_nameには、作成可能なL-Serverテンプレート名を指定します。

-resource resource_name

resource_nameには、リソース名を指定します。

-from vstorage

vstorageには、仮想ストレージリソース名を指定します。

指定した仮想ストレージリソースの、配下にあるすべてのディスクリソースをリソースプールに追加する場合に指定します。

-type resource_type

resource_typeには、指定したリソースのリソース種別を指定します。

以下の値が指定できます。

表1.39 リソース種別一覧

resource_type

リソース種別

vm_host

VMホスト

physical_server

物理サーバ

storage

仮想ストレージ

disk

事前に作成済みのLUN(ディスク)

network

ネットワーク

address_set

MACアドレス、WWN

cloning_image

クローニングマスタ(物理)

vm_image

クローニングマスタ(仮想)

-new_name new_name

new_nameには操作対象リソースプールの新しいリソースプール名を指定します。

-to folder

folderには、移動先リソースフォルダーを指定します。
移動先のリソースフォルダーの指定を省略した場合、ホームフォルダーへ移動します。

なお、複数のアクセス範囲を指定したユーザーで実行する場合、省略できません。リソースフォルダーを指定してください。

階層化されたリソースフォルダーの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-force

配下にリソースが含まれるリソースプールを強制的に削除します。リソースプールを削除した場合、リソースプール配下のリソースはunregisterを行った場合と同じ動作となります。

OSがインストール済の物理サーバをサーバプールへ登録する際に指定します。

その他の場合は、指定しないでください。

-resource

リソースプールに登録されているリソース配下の要素を表示する際に指定します。

-nameオプションを指定し、-nameにVMプールを指定した場合に有効です。

-info lserver

リソースプールに登録されているリソースまたはリソース配下の要素と、L-Serverとの関連を表示する際に指定します。

本オプションは、-nameにVMプールまたはサーバプールを指定した場合に有効です。

-reserve

VMプール内のVMホストで、HA機能が有効な場合に確保されるCPUやメモリのリザーブ容量を表示させる際に指定します。

-name オプションと同時に指定する場合、VMプールに対して有効です。


使用例