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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 リファレンスガイド

1.3.8 rcxadm addrset

名前

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm addrset - アドレスセットリソースの操作

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm addrset - アドレスセットリソースの操作


形式

rcxadm addrset create -name name -type {MAC|WWN} -file file -pool pool [-exclude address[,address]...] [-label label] [-comment comment] [-nowait]
rcxadm addrset list [-verbose]
rcxadm addrset show -name name
rcxadm addrset move -name name [-to folder] [-nowait]
rcxadm addrset delete -name name [-nowait]

機能説明

rcxadm addrsetは、WWNとMACアドレスの管理を行うためのコマンドです。


サブコマンド

create

アドレスセットリソースを作成し、アドレスプールに登録します。

list

アドレスセットリソースの一覧を表示します。

以下の情報が表示されます。

表1.42 アドレスセットリソースの情報

項目名

内容

ADDRESSSET NAME

アドレスセットリソース名(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)名

LABEL

アドレスセットリソース(WWN)のラベルおよびアドレスセットリソース(MACアドレス)のラベル

show

アドレスセットリソースの詳細情報を表示します。

以下の情報が表示されます。

表1.43 アドレスセットリソースの詳細情報

項目名

内容

NAME

アドレスセットリソース名(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)名

LABEL

アドレスセットリソース(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)のラベル

SUBNET

非表示

MASK

非表示

START - END

  • START

    I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルの開始WWN、または開始MACアドレス

  • END

    I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルの終了WWN、または終了MACアドレス

COMMENT

アドレスセットリソース(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)のコメント

EXCLUDE

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルのWWN、またはMACアドレスのうち、RCVEやVIOMにより割り当てられており、本製品の管理下では使用しないアドレス

RESERVE

使用中のアドレスセットリソースおよび、アドレスセットリソース(MACアドレス)

move

アドレスプールを指定したリソースフォルダーへ移動します。

delete

アドレスプールを削除します。アドレスプールに含まれるアドレスセットリソースも削除されます。


オプション

-name name

nameには、操作対象のアドレスセットリソース名を指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたアドレスセットリソースの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-verbose

表示する一覧情報の項目を増加させる場合に指定します。

-type

WWNまたはMACアドレスを指定します。

-file file

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるWWNまたはMACアドレスのリストファイルを指定します。

【Xen】

  • MACアドレスは16進数で、空白(" ")区切りで記載します。

  • 1行目は本製品で管理するMACアドレスの始点、最後の行はMACアドレスの終点です。

  • MACアドレスが、65536個("02 17 42 2f 00 00"~"02 17 42 2f ff ff")記述されているリストファイルの例は、以下のとおりです。

    02 17 42 2f 00 00
    (略)
    02 17 42 2f ff ff
-exclude

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルのWWNまたはMACアドレスのうち、RCVEやVIOMにより割当て済みで、本製品の管理下では使用しないアドレスを指定します。

-pool

アドレスセットリソースを登録するリソースプール名を指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたリソースプールの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-nowait

サブコマンドで指定したアドレスセットリソースの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-label label

labelには、変更後のラベルを指定します。

-comment comment

commentには、変更後のコメントを指定します。

-to folder

移動先のリソースフォルダーを指定します。省略時は、ホームフォルダーへ移動します。


使用例