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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

A.2.1 グループ式の書式

グループ式の定義を以下の図に示します。

図A.18 入力ファイルタイプがCSVの場合

図A.19 項目参照


図A.20 入力ファイルタイプがXMLの場合


図A.21 項目参照

注意

  • グループ式には、キー指定を最大8個(8階層)まで指定できます。

  • ラベルに“DESC”は指定できません。


項目名

入力データをグループ化するためのキーとなる項目を、項目名で指定します。

関数、または型のパラメタでない場合、項目の内容は先頭から20バイトが有効です。

仮想項目名

仮想項目名は、仮想項目定義で定義される仮想項目の値を返します。

参照

仮想項目機能の詳細は、“A.7 仮想項目機能”を参照してください。


テキスト式

入力データグループ化するためのキーとなるテキストノードを、テキスト式で指定します。
関数、または型のパラメタでない場合、テキストノードの内容は先頭から20バイトが有効です。


図A.22 テキスト式の定義

注意

  • パス式のパス演算子に“//”は指定できません。

  • パス式のパス要素に“*”は指定できません。

  • パス式については、“A.1.5 パス式”を参照してください。


}

集計結果を出力します。
グループ式の先頭に指定した場合、入力データをすべて1つのグループと扱ったときの集計結果を出力します。
各グループ項目の末尾に指定した場合、閉じ中括弧(})を指定した階層の各グループの集計結果を出力します。
最後のグループ項目については、閉じ中括弧(})の指定に関わらず集計結果が出力されます。

}$Kbn},$Number

substr関数

substr関数は、項目参照で示す文字列の、指定した位置の文字から指定した文字長の文字列を返却します。


rtrim関数

rtrim関数は、項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する半角空白、水平タブ、および改行コード(CRおよびLF)を取り除きます。
取り除いたデータの先頭から最大20バイトまでが、入力データをグループ化するためのキーとして有効です。


val関数

グループ内の任意の1レコードについて、項目参照で示される内容から数値だけを抜き出し、その値を返却します。

参照

詳細については、以下を参照してください。


ラベル

出力データにおいて項目名、またはタグ名として使用される文字列を指定します。
ラベルを指定する場合、その前の指定内容が項目参照のときには、ラベルの前に半角空白を指定する必要があります。


DESC

結果を降順で返却する場合に指定します。省略した場合は昇順に返却されます。
DESCを指定する場合、その前の指定内容が項目参照またはラベルのときには、DESCの前に半角空白を指定する必要があります。


$KBN DESC

日時関数

日時関数名と参照先を以下に示します。

表A.12 日時関数名と分類

分類

日時関数名

参照先

数値関数

extract_date関数

A.10.5

extract_time関数

A.10.6

extract_datetime関数

A.10.7

日時値関数

convert_datetime関数

A.10.4

時刻関数

convert_time関数

A.10.3

日付値関数

convert_date関数

A.10.2

round_date関数

A.10.8

round_datetime関数

A.10.9

trunc_date関数

A.10.10

trunc_datetime関数

A.10.11


参照

日時関数の詳細については、“A.10 日時関数”を参照してください。