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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

A.10.11 trunc_datetime関数

標準日時形式データに指定された単位で切捨てを行い、標準日付形式で返却します。


書式

参照

項目参照については、“A.7.8 項目参照”を参照してください。


切捨て単位

以下に、指定可能な切捨て単位とその結果を示します。

表A.48 trunc_datetime関数で指定可能な切捨て単位

切捨て単位

意味

標準形式の日付

切捨て結果

YEAR

年で切捨て

1月1日 ~ 12月31日

当年の1月1日

JYEAR

年度で切捨て

4月1日 ~ 3月31日

当年度の4月1日

MONTH

月で切捨て

1日 ~ 31日

当月の1日

HALF

半期で切捨て

1月1日 ~ 6月30日

当年の1月1日

7月1日 ~ 12月31日

当年の7月1日

JHALF

年度の半期で切捨て

4月1日 ~ 9月30日

当年の4月1日

10月1日 ~ 12月31日

当年の10月1日

翌年の1月1日 ~ 3月31日

当年の10月1日

QUARTER

四半期で切捨て

1月1日 ~ 3月31日

当年の1月1日

4月1日 ~ 6月30日

当年の4月1日

7月1日 ~ 9月30日

当年の7月1日

10月1日 ~ 12月31日

当年の10月1日

trunc_datetime($日時,"QUARTER")

復帰値

変換が正常に動作した場合は、日付型を返します。


注意

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果が空の場合には、本関数の返却値は、空となります。

  • 引数に指定した項目参照、または日時関数の結果の形式と関数が対応していない場合には、空が返却されます。

  • 関数名に、指定可能な切捨て単位が設定されていない場合には、構文エラーとなります。

  • 本関数を実行した結果、「年」が「0001」の前年となる場合には、空として扱われます。