rtrim関数は、パス式、項目式、属性式、または項目参照に指定された文字列の終端にある、連続する以下の文字を取り除いた文字列を返却します。
取り除かれる文字 |
---|
半角空白 |
水平タブ |
CR |
LF |
rtrim関数の書式を以下に示します。
rtrim関数の書式
図A.67 抽出機能の場合
図A.68 連結・集計・ソート機能の場合
参照
詳細は以下を参照してください。
パス式については、“A.1.5 パス式”
項目式については“A.1.6 項目式”
属性式については、“A.1.7 属性式”
項目参照については、“A.7.8 項目参照”
rtrim($name)
変換が正常に動作した場合は、文字列型を返します。
連結機能のリターン式、集計機能の集計式、およびソート機能のリターン式にrtrim関数を使用した場合、引数に指定したテキスト式、または項目名で示されるデータが空のとき、rtrim関数も空を返却します。
rtrim関数を適用した結果、長さ0の文字列になった場合、そのまま長さ0の文字列と扱います。空とはみなしません。
集計機能では、グループ式に指定された項目の値(グループキー)を元に、入力データを各グループに分類します。この分類処理では、空であるグループキー(入力データ中にタグや項目名が存在しない、または長さが0の場合)と、編集の結果、長さが0になったグループキー(すべて空白文字の項目や、テキストノードにrtrim関数を適用するなど)を同一とみなします。
ソート機能におけるソートキーも同様で、空であるソートキーと、編集の結果、長さが0になったソートキーを同一とみなします。