任意の1レコードについて、項目参照で示される内容を、標準日付形式に変換します。
書式
データ書式
データ書式は、以下の書式要素と書式要素のセパレータ文字を使用して、任意の順番で指定できます。書式要素は、各カテゴリから1つずつ組み合わせてください。曜日は省略可能です。
カテゴリ | 書式要素 | 変換後の長さ | 変換後の範囲 | 内容 |
---|---|---|---|---|
年 | YY | 2文字(固定) | 1930~2029 | 年(西暦:1930~2029)年 |
YYYY | 4文字(固定) | 0001~9999 | 年(西暦:1~9999)年 | |
月 | MM | 2文字(固定) | 01~12 | 月(1月~12月) |
MONTH | 月の名称(1月~12月) | |||
MON | 省略形の月の名称(1月~12月) | |||
日 | DD | 2文字(固定) | 01~31 | 日(1日~31日) |
曜日 | DAY | 対象外(注) | 対象外(注) | 曜日の名称 |
DY | 省略形の曜日の名称 |
注)データ書式に指定しても、変換後のデータには出力されません。
名称 | 文字 |
---|---|
半角空白 | |
コロン | : |
ピリオド | . |
カンマ | , |
スラッシュ | / |
ハイフン | - |
セパレータ文字指定無し |
例
convert_date($日付,"DY MON DD YYYY")
復帰値
変換が正常に動作した場合は、日付型を返します。
注意
変換元データの内容が、データ書式と完全に一致している必要があります。
項目参照にデータが存在しない場合は、変換結果を空として扱います。
項目参照のデータが、指定したデータ書式と異なる場合は変換結果を空として扱います。
同じカテゴリの書式要素を2回以上指定できません。
書式要素にMONTH、MON、DAY、またはDYを指定した場合、変換元データの文字列は以下の表に完全に一致している必要があります。
MONTH | JANUARY,FEBRUARY,MARCH,APRIL,MAY,JUNE,JULY,AUGUST,SEPTEMBER, |
MON | JAN,FEB,MAR,APR,MAY,JUN,JUL,AUG,SEP,OCT,NOV,DEC |
DAY | SUNDAY,MONDAY,TUESDAY,WEDNESDAY,THURSDAY,FRIDAY,SATURDAY |
DY | SUN,MON,TUE,WED,THU,FRI,SAT |
大文字、小文字が違っていた場合は、空に変換されます。
書式要素のセパレータ文字を、2文字以上連続で指定できません。
書式要素のセパレータ文字を、データ書式の先頭および末尾に指定できません。
下記の書式要素にセパレータ文字が含まれない場合には、書式要素は固定の長さで処理されます。
カテゴリ | 書式要素 | 長さ |
---|---|---|
年 | YY | 2文字 |
YYYY | 4文字 | |
月 | MM | 2文字 |
日 | DD | 2文字 |
変換元データの妥当性のチェック(曜日の整合性)は行いませんので、実際の曜日とデータの曜日が違っていても、そのまま変換されます。
存在しない日が変換元データに存在する場合は、変換後は、空として扱われます。