ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 13.1 - Solaris (TM) Operating System / Microsoft(R) Windows(R) -
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第9章 運用管理環境の保守

本章では、データベースの保守方法や問題が発生した場合の対処方法を記述しています。

9.1 マネージャの保

9.1.1 マネージャの保守

9.1.1.1 障害調査資料の採取方

本製品を使用しているシステムで何らかの問題が発生した場合には、「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。

9.1.1.2 マネージャのバックアップ 

9.1.1.2.1 Solarisマネージャのバックアップ

バックアップ先のディレクトリを『退避場所』とし、以下の手順でバックアップを行ないます。なお、クラスタ環境でのバックアップについては、「9.1.1.2.2 Solarisマネージャのバックアップ(クラスタ環境)」を参照してください。

  1. マネージャを停止します。

    # /opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrctl stop

  2. 必須ファイルのバックアップを行ないます。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose

    サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -Rp /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0

    # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac

    # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db

    # cp -Rp /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr

    # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr

    # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose

    # cp -p /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current

    サブディレクトリやファイルが無い場合は、バックアップ不要です。

  3. 性能管理機能に関するファイルのバックアップを行ないます。

    性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/

    # mkdir -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf

    サブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/

    # cp -Rp /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf

  4. 最大使用メモリをカスタマイズするファイルのバックアップを行ないます。

    最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、バックアップ不要です。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin

    ファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -p /opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin

  5. その他のカスタマイズ可能なファイルに関するバックアップを行ないます。

    カスタマイズしていないファイルについては、バックアップ不要です。また、存在していないファイルについても、バックアップ不要です。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    ファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current

  6. SNMP Trap XML定義ファイルのバックアップを行ないます。

    SNMP Trap XML定義ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    以下の例は、SNMP Trap XML定義ファイル1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xmlをカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルについて、1つずつバックアップしてください。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth

    ファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth

  7. 装置ポーリング設定ファイルのバックアップを行ないます。

    装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    以下の例は、装置ポーリング設定ファイルDP_config.xmlをカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルについて、1つずつバックアップしてください。

    バックアップディレクトリを作成します。

    # mkdir -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling

    ファイルを退避場所にコピーします。

    # cp -p /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/DP_config.xml 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling

  8. マネージャを再起動します。

    # /opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrctl start

9.1.1.2.2 Solarisマネージャのバックアップ(クラスタ環境)

  1. マネージャが属しているクラスタサービスを全て停止します。

  2. プライマリノード側で、共用ディスクをマウントします。

  3. プライマリノード側で、「9.1.1.2.1 Solarisマネージャのバックアップ」の手順2、3、5、6、7を実施します。

  4. 両ノードで、「9.1.1.2.1 Solarisマネージャのバックアップ」の手順4を実施します。

  5. 手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。

  6. マネージャが属しているクラスタサービスを全て起動します。

9.1.1.2.3 Windowsマネージャのバックアップ

バックアップ先ディレクトリを『退避場所』とし、以下の手順でバックアップを行ないます。

  1. マネージャを停止します。

    「コントロールパネル」の「管理ツール」の「サービス」を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを停止します。

  2. 必須ファイルのバックアップを行ないます。

    エクスプローラ等を用いて、以下のバックアップディレクトリを作成します。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVtrccb\2.0

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\ac

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\db

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\sr

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logr

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccompose

    エクスプローラ等を用いて、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVtrccb\2.0の内容を退避場所\etc\opt\FJSVtrccb\2.0にコピー

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\acの内容を退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\acにコピー

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\dbの内容を退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\dbにコピー

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\srの内容を退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\srにコピー

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logrの内容を退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logrにコピー

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccomposeの内容を退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccomposeにコピー

    エクスプローラ等を用いて、以下のファイルを退避場所にコピーします。

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\systemevent.csvを退避場所\var\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    サブディレクトリやファイルが無い場合は、バックアップ不要です。

  3. 性能管理機能に関するファイルのバックアップを行ないます。

    性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。

    エクスプローラ等を用いて、以下のバックアップディレクトリを作成します。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\perf

    エクスプローラ等を用いて、以下のファイルを退避場所にコピーします。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.confを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    エクスプローラ等を用いて、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所にコピーします。

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\perfの内容を退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\perfにコピー

  4. カスタマイズ可能なファイルに関するバックアップを行ないます。

    カスタマイズしていないファイルについては、バックアップ不要です。

    また、存在していないファイルについても、バックアップ不要です。

    エクスプローラ等を用いて、以下のバックアップディレクトリを作成します。

    ・退避場所\opt\FJSVssmgr\bin

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current

    エクスプローラ等を用いて、以下のファイルを退避場所にコピーします。

    ・プログラムディレクトリ\opt\FJSVssmgr\bin\manager.iniを退避場所\opt\FJSVssmgr\binにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.confを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\ssmgr.confを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\trapop.batを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\traprm.batを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\VscCommitScript.batを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\FJSVssvsc.iniを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

  5. SNMP Trap XML定義ファイルのバックアップを行ないます。

    SNMP Trap XML定義ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    以下の例は、SNMP Trap XML定義ファイル1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xmlをカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルについて、1つずつバックアップしてください。

    エクスプローラ等を用いて、以下のバックアップディレクトリを作成します。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth

    エクスプローラ等を用いて、ファイルを退避場所にコピーします。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth\1_3_6_1_1588_2_1_1_1.xmlを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpthにコピー

  6. 装置ポーリング設定ファイルのバックアップを行ないます。

    装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    以下の例は、装置ポーリング設定ファイルDP_config.xmlをカスタマイズしていた場合の例です。この例と同様に、カスタマイズしていたファイルについて、1つずつバックアップしてください。

    エクスプローラ等を用いて、以下のバックアップディレクトリを作成します。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling

    エクスプローラ等を用いて、ファイル退避場所にコピーします。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling DP_config.xmlを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepollingにコピー

  7. マネージャを再起動します。

    「コントロールパネル」の「管理ツール」の「サービス」を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを開始します。

9.1.1.3 マネージャのリストア 

9.1.1.3.1 Solarisマネージャのリストア

「9.1.1.2.1 Solarisマネージャのバックアップ」で行なったバックアップに対し、以下の手順でリストアを行ないます。

マネージャを再インストールしてリストアを行なう場合は、「ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド」の「4.1 [Solaris OS版]マネージャ」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。

旧版のマネージャからのアップグレードの場合については、各手順の注意事項に従って下さい。

クラスタ環境でのリストアについては、「9.1.1.3.2 Solarisマネージャのリストア(クラスタ環境)」を参照してください。

  1. マネージャを停止します。

    # /opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrctl stop

  2. 必須ファイルのリストアを行ないます。

    以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。

    尚、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。

    # rm -rf /etc/opt/FJSVtrccb/2.0/*

    # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/*

    # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/*

    # rm -rf /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/*

    # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/*

    # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/*

    以下のリストア先ファイルを削除します。

    # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv

    サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -Rp 退避場所/etc/opt/FJSVtrccb/2.0/* /etc/opt/FJSVtrccb/2.0

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/ac

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/db/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/db

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr/* /var/opt/FJSVtrccb/2.0/sr

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr/* /var/opt/FJSVssmgr/current/opencimom/logr

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose/* /var/opt/FJSVssmgr/current/vsccompose

    # cp -p 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/systemevent.csv /var/opt/FJSVssmgr/current

    サブディレクトリやファイルが無い場合は、リストア不要です。

  3. 性能管理機能に関するリストアを行ないます。

    性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。

    以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。

    尚、このリストア先ディレクトリ自体は削除しないでください。また、このリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。

    # rm -rf /var/opt/FJSVssmgr/current/perf/*

    サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/perf.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current/

    # cp -Rp 退避場所/var/opt/FJSVssmgr/current/perf/* /var/opt/FJSVssmgr/current/perf

  4. 最大使用メモリをカスタマイズするファイルのリストアを行ないます。

    最大使用メモリをカスタマイズしていない場合は、リストア不要です。

    ファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini /opt/FJSVssmgr/bin

  5. その他のカスタマイズ可能なファイルに関するリストアを行ないます。

    カスタマイズしていないファイルについては、リストア不要です。

    また、存在していないファイルについても、リストア不要です。

    ファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -p 退避場所/opt/FJSVssmgr/bin/manager.ini /opt/FJSVssmgr/bin

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/ssmgr.conf /etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/trapop.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/traprm.sh /etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/VscCommitScript /etc/opt/FJSVssmgr/current

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/FJSVssvsc.ini /etc/opt/FJSVssmgr/current

  6. SNMP Trap XML定義ファイルのリストアを行ないます。

    SNMP Trap XML定義ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    SNMP Trap XML定義ファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/snmpth

    旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「D.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。

  7. 装置ポーリング設定ファイルのリストアを行ないます。

    装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。

    # cp -p 退避場所/etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling/*.xml /etc/opt/FJSVssmgr/current/devicepolling

    旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「D.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。

  8. マネージャを再起動します。

    # /opt/FJSVrcxmr/sbin/rcxmgrctl start

9.1.1.3.2 Solarisマネージャのリストア(クラスタ環境) 

「9.1.1.2.2 Solarisマネージャのバックアップ(クラスタ環境)」で行なったバックアップに対し、以下の手順でリストアを行ないます。

マネージャを再インストールしてリストアを行なう場合は、「ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド」の「付録A 運用管理サーバの高可用化」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。

  1. マネージャが属しているクラスタサービスを全て停止します。

  2. プライマリノード側で、共用ディスクをマウントします。

  3. プライマリノード側で、「9.1.1.3.1 Solarisマネージャのリストア」の手順2、3、5、6、7を実施します。

  4. 両ノードで、「9.1.1.3.1 Solarisマネージャのリストア」の手順4を実施します。

  5. 手順2でマウントした共用ディスクをアンマウントします。

  6. マネージャが属しているクラスタサービスを全て起動します。

9.1.1.3.3 Windowsマネージャのリストア 

「9.1.1.2.3 Windowsマネージャのバックアップ」で行なったバックアップに対し、以下の手順でリストアを行ないます。

マネージャを再インストールしてリストアを行なう場合は、「ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド」の「4.2 [Windows版]マネージャ」に従って、インストールとセットアップをすべて完了させてから実施してください。

旧版のマネージャからのアップグレードの場合については、各手順の注意事項に従って下さい。

  1. マネージャを停止します。

    「コントロールパネル」の「管理ツール」の「サービス」を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを停止します。

  2. 必須ファイルのリストアを行ないます。

    エクスプローラ等を用いて、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。

    尚、これらのリストア先ディレクトリ自体は削除しないてください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVtrccb\2.0

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\ac

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\db

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\sr

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logr

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccompose

    エクスプローラ等を用いて、以下のリストア先ファイルを削除します。

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\systemevent.csv

    エクスプローラ等を用いて、サブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVtrccb\2.0の内容を環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVtrccb\2.0にコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\acの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\acにコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\dbの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\dbにコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVtrccb\2.0\srの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVtrccb\2.0\srにコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logrの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\opencimom\logrにコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccomposeの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\vsccomposeにコピー

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\systemevent.csvを作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    サブディレクトリやファイルが無い場合は、リストア不要です。

  3. 性能管理機能に関するリストアを行ないます。

    性能管理機能を使用していない場合は、この手順は不要です。

    エクスプローラ等を用いて、以下のリストア先ディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを削除します。

    尚、このリストア先ディレクトリ自体は削除しないてください。また、これらのリストア先ディレクトリ自体が存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。

    ・作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\perf

    エクスプローラ等を用いて、以下のファイルを退避場所からコピーします。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\perf.confを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    エクスプローラ等を用いて、以下のディレクトリ配下のサブディレクトリとファイルを退避場所からコピーします。

    ・退避場所\var\opt\FJSVssmgr\current\perfの内容を作業用ディレクトリ\var\opt\FJSVssmgr\current\perfにコピー

  4. カスタマイズ可能なファイルに関するリストアを行ないます。

    カスタマイズしていないファイルについては、リストア不要です。

    また、存在していないファイルについても、リストア不要です。

    エクスプローラ等を用いて、以下のファイルを退避場所からコピーします。

    ・退避場所\opt\FJSVssmgr\bin\manager.iniをプログラムディレクトリ\opt\FJSVssmgr\binにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\sanma.confを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\ssmgr.confを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\trapop.batを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\traprm.batを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\VscCommitScript.batを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\FJSVssvsc.iniを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\currentにコピー

  5. SNMP Trap XML定義ファイルのリストアを行ないます。

    SNMP Trap XML定義ファイルをカスタマイズしていなければ、この手順は不要です。

    エクスプローラ等を用いて、SNMP Trap XML定義ファイルを退避場所からコピーします。

    ・退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpth\*.xmlを環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\snmpthにコピー

    旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「D.6 SNMP Trap XML定義ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。

  6. 装置ポーリング設定ファイルのリストアを行ないます。

    装置ポーリング設定ファイルをカスタマイズしたファイルがなければ、この手順は不要です。

    エクスプローラ等を用いて、装置ポーリング設定ファイルを退避場所からコピーします。

    ・環境設定ディレクトリ\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepolling DP_config.xmlを退避場所\etc\opt\FJSVssmgr\current\devicepollingにコピー

    旧版からアップグレードする場合はコピーしないでください。「D.10 装置ポーリング設定ファイル説明」に沿って、旧版でのカスタマイズの内容を反映してください。

  7. マネージャを再起動します。

    「コントロールパネル」の「管理ツール」の「サービス」を開いて、ETERNUS SF Storage Cruiser Managerを選んでサービスを開始します。

9.1.2 運用環境の変

9.1.2.1 運用管理サーバのIPアドレスの変更

以下の手順にて、運用管理サーバのIPアドレスを変更します。

  1. 運用管理サーバにて、システムのIPアドレスの変更を行ないます。

  2. 運用管理サーバを再起動します。

  3. ESCクライアントを起動し、運用管理サーバの変更後のIPアドレスで接続します。正しく接続できることが確認できた場合は、次回ESC起動時に、ログイン画面の <削除> ボタンをクリックし、変更前の IP アドレスを削除してください。

運用管理サーバをクラスタ環境で運用している場合は、クラスタアプリケーションの再構築が必要です。
詳細については、「ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド」の「付録A 運用管理サーバの高可用化」を参照してください。
装置の障害をSNMP Trapで監視している場合は、各装置のSNMP Trapの送信先を変更する必要があります。SNMP Trap送信先IPアドレス変更コマンドを実行します。SNMP Trap送信先IPアドレス変更コマンドについては「付録C コマンドリファレンス」を参照してください。

9.1.2.2 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更

以下の手順にて、サーバノードのIPアドレスを変更します。

  1. サーバノードにて、システムのIPアドレスの変更を行ないます。

  2. サーバノードにて、サーバノードエージェントを停止します。

  3. サーバノードにて、エージェント情報変更コマンドを実行してサーバノードエージェントの起動IPを変更します。
    エージェント情報変更コマンドについては「付録C コマンドリファレンス」を参照してください。

  4. サーバノードにて、サーバノードエージェントを再起動します。

  5. GUI画面にて、旧IPアドレスで登録された装置アイコンを「削除」(アクセスパス変更なし)して、新IPアドレスで「サーバ登録」を行ないます。

9.1.2.3 運用管理サーバのサーバ名の変更

特に作業は必要ありません。

9.1.2.4 サーバノード(ホスト)のサーバノード(ホスト)名の変更

サーバノード名を変更する場合は、旧サーバノード名で登録された装置アイコンを「削除」(アクセスパス変更なし)します。サーバノード名を変更後、新サーバノード名のサーバノードを「サーバ登録」してください。

ESCエージェントおよびSSCエージェントの場合は、以下の手順により、サーバノード名を変更することが可能です。

  1. サーバノードのサーバノード名を変更します。

  2. サーバノードにて、サーバノードエージェントを停止します。

  3. サーバノードにて、エージェント情報変更コマンドを実行してサーバノードエージェントの設定を変更します。
    エージェント情報変更コマンドについては「付録C コマンドリファレンス」を参照してください。

  4. サーバノードにて、サーバノードエージェントを再起動します。

  5. 本製品でサーバノードを検出している場合に新サーバノード名のサーバノードを「サーバ登録」すると、新サーバノード名の装置アイコンが登録され、旧サーバノード名の装置アイコンが通信不可状態で表示されます。

  6. 旧サーバノード名の装置アイコンを「削除」します。

関係管理ウィンドウでアプリケーションエレメントを作成している場合、その情報はサーバノード名変更時に継承されません。再度アプリケーションエレメントを登録してください。

9.1.2.5 サポート装置のIPアドレスまたはSNMPコミュニティ名の変更

本製品に登録されているサポートレベル(A,B)装置のIPアドレス、またはSNMPコミュニティ名を変更する場合、次の手順を実施してください。
本製品に登録されているサポートレベル(A,B)装置のIPアドレスを変更した場合、本製品は同一装置のプロパティのIPアドレス部を自動変更することが可能です。

■IPアドレスを変更する場合

「5.2.1 装置の検索」を参照し、「2. IPアドレスを指定して装置を検出します。」で新しいIPアドレスを指定して装置検出を実施してください。この操作により、本製品は、登録されている装置が新しいIPアドレスに変更されたことを検出し、本製品内の対象装置のIPアドレス情報を自動変換します。

サーバノードを除いたサポートレベル(A,B)の装置の場合は、「5.2.1 装置の検索」の「1.運用管理サーバと同一サブネット内の装置を自動検出します。」を行い、サブネット内の複数装置のIPアドレス情報を自動変換することも可能です。

なお、装置管理ソフト呼出し情報は自動変更されません。各装置のアイコンのプロパティから手動で書き換えてください。

装置のSNMPコミュニティ名を"public"以外に変更している場合は、新しいIPアドレスで装置検出を実施する前に、「D.2 sanma.confパラメータ説明」の「6.SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP」および「7. SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_AUTODISCOVER」を参照し、SNMPコミュニティ名を新しいIPアドレスに設定し、さらに、設定ファイルの反映を実施してください。

■SNMPコミュニティ名を変更する場合

  1. 各対象装置のコミュニティ名設定

    各対象装置のコミュニティ名については、「第4章 環境構築」を参照してください。

  2. 運用管理サーバの設定

    「D.2 sanma.confパラメータ説明」の「6.SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP」を設定し、さらに、設定ファイルの反映を実施してください。

9.1.2.6 クラスタシステム運用の変更(ノード名引き継ぎ)

クラスタシステムを運用している環境では引き継ぎネットワークの設定にノード名引き継ぎを使用する場合があります。ノード名引き継ぎの設定は、サーバノードのサーバノード名に影響を与えます。

ノード名引き継ぎの設定によってサーバノード名を変更する場合は、「9.1.2.4 サーバノード(ホスト)のサーバノード(ホスト)名の変更」を参照してください。

9.1.2.7 ポート番号の変更

ESCでは、以下の 4 種類のポートを使用します。

ポート

説明

nfport 23456/tcp

運用管理サーバと運用管理クライアント間で通信を行なうポート番号

sscruisera 4917/tcp

運用管理サーバと管理対象サーバノード間で通信を行なうポート番号

rcxport 23459/tcp

運用管理サーバ内で実行したコマンドと、マネージャが通信を行なうポート番号

ssvscme 7420/tcp

ssvscme 7420/udp

仮想ストレージ管理を利用している場合、運用管理サーバと仮想化スイッチ間で通信を行なうポート番号

これらのポート番号は、運用管理サーバ、管理対象サーバノードのファイル (*1)、および運用管理クライアントの内部情報として管理されています。ファイル (*1) 内にポート番号を設定しない場合は、デフォルトで上記のポート番号を利用します。

*1 : 以下に、管理対象サーバノードのファイルを示します。

【Solaris】

/etc/inet/services

【Windows】

Windows システムディレクトリ\system32\drivers\etc\services

【Linux】

/etc/services

【HP-UX】

/etc/services

それぞれ、以下の方法でポート番号を変更します。

ポートを変更した場合は、同じポートを設定しているESCの他のサーバノードについても、同様の番号に設定を変更してください。

<例>

運用管理サーバで nfport を 23456 と設定した場合、運用管理クライアントにも nfport を 23456 と設定します。

ESCが使用するポートの詳細については、「3.1.1 ネットワーク条件」を参照してください。

■運用管理サーバ、および管理対象サーバノードのポート番号の変更

ポート番号の変更は、以下の手順で、各ファイルを編集して行ないます。

編集方法

【Solaris】

vi(1) コマンドなどを使用して、/etc/inet/services ファイルを編集します。

【Windows】

メモ帳 などのエディタアプリケーションを使用して、Windows システムディレクトリ\system32\drivers\etc\services ファイルを編集します。

【Linux】

vi(1) コマンドなどを使用して、/etc/services ファイルを編集します。

【HP-UX】

vi(1) コマンドなどを使用して、/etc/services ファイルを編集します。

変更手順

  1. ファイルの変更

  2. ポート番号変更したサーバノードを再起動します。

仮想ストレージ管理が使用するポート番号を変更する場合は、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編」の「第3章 環境構築」を参照してください。

■運用管理クライアントのポート番号の変更

以下の手順で、運用管理クライアントから運用管理サーバに接続するためのポート番号を変更します。

  1. 運用管理クライアントのスタートメニューから [ETERNUS SF Storage Cruiser] を選択、またはデスクトップ上のアイコンをダブルクリックすることで、ESCを起動します。

  2. ログイン画面が表示されます。

  3. ログイン画面で <ポート番号> ボタンをクリックします。

  4. ポート番号画面が表示されます。

  5. 変更後のポート番号を設定し、<OK> ボタンをクリックします。

  6. ログイン画面に戻ります。

  7. ログイン画面で <ログイン> ボタンをクリックし、運用管理サーバに接続します。

    ポート番号は、運用管理サーバへのネットワーク接続が成功した時点で、運用管理サーバに関する設定情報として保持されます。

9.1.2.8 ESCサポート装置の構成変更 

サポート装置でのハード増減設、または、サポート装置内の構成(ディスクアレイの場合、RAID Groupや、LogicalVolume等)の追加・削除・変更を行った場合は、実行後、以下の各画面で対象装置の情報を手動で更新して下さい。

9.1.2.9 サポート装置のパスワード変更 

本製品に登録されている装置のパスワードを変更する場合、次の手順を実施してください。

対象装置

対処方法

SN200(Brocade SilkWorm)ファイバチャネルスイッチ

「4.2.1.1 設定」の 「2. ファイバチャネルスイッチ制御用ユーザ名とパスワード」を参照して本製品の登録情報を変更してください。


上表以外の装置については、パスワード変更による本製品の対処は必要ありません。

9.2 [Solaris OS版] エージェントの保

9.2.1 定義ファイルについ

エージェントは、本製品からのアクセスパス設定時に、サーバノード内のデバイス定義およびファイバチャネル環境定義を行なう以下のファイルを自動的に変更します。

9.2.2 エラー時の対

アクセスパスの設定やアクセスパスの削除の操作中に/var/adm/messagesにエージェントのエラー(メッセージID=3400)が出力された場合は、定義ファイルの更新で失敗している可能性があります。一旦、エージェントを停止し、以下の対処を行ってください。

  1. root権限を持つユーザにより以下のコマンドを投入し、エージェントを停止します

    # /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt


  2. psコマンドにより、エージェントが停止していることを確認します

    # /bin/ps -ef|grep FJSVssage

  3. 以下のファイルを必要に応じて任意のディレクトリに退避します

  4. 定義ファイルを元に戻します
    バックアップファイル格納場所(/var/opt/FJSVssage/backup)に存在するバックアップファイルを元に、変更前のファイルに戻します。

  5. サーバノードを再起動します

    Solaris 8,9,10 OS の場合

    # touch /reconfigure
    # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
    サーバノードが再起動した後に以下のコマンドを投入します。
    # disks -C


その他以下に、主な事例と対処法を示します。

9.2.3 障害調査資料の採取方

エージェントで何らかの問題が発生した場合には「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。

9.2.4 運用環境の変 

9.2.4.1 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更 

サーバノードのIPアドレスの変更は、「9.1.2.2 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更」を参照して実施してください。

9.2.4.2 ポート番号の変更 

ポート番号の変更は、「9.1.2.7 ポート番号の変更」を参照して実施してください。

9.3 [Windows版] エージェントの保

9.3.1 エラー時の対

Windows 2000、Windows 2003サーバノードのエージェントに関する主なエラーと対処方法を以下に記します。また以降に記す障害はイベントビューア、またはGUI画面からご確認ください。

9.3.2 障害調査資料の採取方

エージェントで何らかの問題が発生した場合には、「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。

9.3.3 運用環境の変 

9.3.3.1 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更 

サーバノードのIPアドレスの変更は、「9.1.2.2 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更」を参照して実施してください。

9.3.3.2 ポート番号の変更 

ポート番号の変更は、「9.1.2.7 ポート番号の変更」を参照して実施してください。

9.4 [Linux版] エージェントの保

9.4.1 障害調査資料の採取方

エージェントで何らかの問題が発生した場合には、「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。

9.4.2 運用環境の変 

9.4.2.1 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更 

サーバノードのIPアドレスの変更は、「9.1.2.2 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更」を参照して実施してください。

9.4.2.2 ポート番号の変更 

ポート番号の変更は、「9.1.2.7 ポート番号の変更」を参照して実施してください。

9.5 [HP-UX版] エージェントの保

9.5.1 障害調査資料の採取方

エージェントで何らかの問題が発生した場合には、「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。

9.5.2 運用環境の変 

9.5.2.1 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更 

サーバノードのIPアドレスの変更は、「9.1.2.2 サーバノード(ホスト)のIPアドレスの変更」を参照して実施してください。

9.5.2.2 ポート番号の変更 

ポート番号の変更は、「9.1.2.7 ポート番号の変更」を参照して実施してください。

9.6 クライアントの保 

9.6.1 障害調査資料の採取方 

クライアントで何らかの問題が発生した場合には、「E.1 調査資料の採取方法」を参照して調査用の資料を採取してください。


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