ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 13.1 - Solaris (TM) Operating System / Microsoft(R) Windows(R) - |
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この章では、Systemwalker Centric Managerや他運用管理ソフトウェアでの一元運用管理の方法について記述します。
本製品は、Systemwalker Resource Coordinator環境で利用することはできません。
Systemwalker Centric Managerと連携することで、ストレージ機器をSystemwalker Centric Managerで集中監視できます。また、画面連携により、ストレージ機器の異常発生時の調査をスムーズに行なうことができます。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントの監視画面に本製品で管理している装置のアイコンを表示します。
本製品は監視対象装置からSNMP Trapを受け取ると障害に関わる事象のみを確保し、適切にデコードします。このイベントをSystemwalker Centric Managerのイベント表示に連携させます。これにより、Systemwalker Centric Managerで従来のサーバノード管理と本製品のストレージ機器監視を統合可能になります。さらにSystemwalker Centric ManagerのE-Mail、ポケベル等の機能を利用することにより離席中でもサーバノード、ストレージ機器の障害監視が可能になります。
Systemwalker Centric Managerから直接ストレージ機器を管理するよりも『設定が簡単』で『分かりやすい障害報告内容』を実現します。
異常発生装置のアイコンは、Systemwalker Centric Manager上では『×』で表示され、イベントにその異常内容が表示されます。イベントの内容を確認し障害を対処した後に、このイベントに対して『対処』を設定します。これにより『×』状態はクリアされます。なお、『×』は障害復旧時に自動復旧(クリア)されません。
なお、本機能からSystemwalker Centric Managerに連携されたイベントは、メッセージに『SSC』と記述されます。
Systemwalker Centric Managerの監視画面において、異常の起きたストレージ機器のノードのポップアップメニューから本製品用に追加したメニューを選択し、起動します。これにより、ストレージ機器の異常発生時の調査をスムーズに行なうことができます。
Systemwalker Centric Managerと本製品を連携させる場合の、Systemwalker Centric Managerの前提バージョンは以下です。
Solaris OS
SystemWalker Centric Manager GEE V11以上
SystemWalker Centric Manager-M EE/SE V11以上
Windows
SystemWalker Centric Manager-M EE/SE V11以上
Systemwalker Centric Managerと本製品を連携させる場合の事前準備を示します。
Centric連携の設定の前に、本製品上で管理するストレージ装置を登録してください。
本製品に登録している装置について名前解決できるように、各装置のIPアドレスとホスト名の情報を、運用管理サーバが参照しているDNSサーバに登録するか、運用管理サーバ上の/etc/hostsファイルに定義してください。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバと本製品の運用管理サーバが同一のDNSサーバで管理された環境か、それぞれの/etc/hostsの定義が同一でないと、ノード名の検出が正しく行なえず、連携が正しく行われません。環境を確認してください。
本製品の運用管理サーバと同一のサーバ内に、Systemwalker Centric Manager運用管理サーバまたはSystemwalker Centric Managerエージェントが導入されている必要があります。
また、連携動作時にはその同一サーバ上のSystemwalker Centric Manager運用管理サーバまたはSystemwalker Centric Managerエージェントが稼働している状態でなければなりません。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントで、以下の手順で実施してください。
運用管理クライアントではローカルグループのAdministratorグループに所属したユーザ名で、ログインしてください。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントで、ストレージ機器の存在するサブネットのノード検出を実行します。
ノードのポップアップメニューに画面起動方法を登録します。
Systemwalker Centric Managerのmpaplregコマンドを使用してストレージ機器のノードのポップアップメニューに本製品の起動手段を登録します。(同一PCにクライアントがインストールされている必要があります)
mpaplregコマンドの使用方法は、「C.3.1 Systemwalker Centric Manager画面連携コマンド(mpaplreg)」を 参照してください。(以下は追加するメニュー名を『ESC』に、サーバノード名を『tama』にした例です。 これらは環境に合わせて適宜変更して下さい。)
mpaplreg -a -m ESC -p tama -c "\"C:\Program |
mpaplregコマンドで指定する起動コマンド全体(-cオプションの値)をダブルクォーテーション『"』で括り、 さらに起動コマンド(C:\Program Files\...\rcxclient.exe)を『\"』と『\"』で括るように記述してください。
追加されたノードを、Systemwalker Centric ManagerがIPアドレスではなく『名前』で管理している場合、運用管理サーバ側でこの『名前』と『IPアドレス』の関係を認識できる環境にする必要があります。名前が運用管理サーバ上の/etc/hostsかDNSに登録されていることを確認してください。運用管理サーバでこの名前とIPアドレスの関係が認識できない場合は、本製品からSystemwalker Centric Managerへのイベント連携はできません。
新しいストレージ機器が追加される度にこの操作を行ってください。
イベントログ画面の状態項目にInfoとして表示されるイベントをSystemwalker Centric Managerに通知する場合、 Systemwalker Centric Mangerでは『重要度:一般』として扱われ、Systemwalker Centric Managerの監視画面には表示されません。 表示させたい場合は、Systemwalker Centric Managerのメニューから[アクション]-[アクション定義]-[メッセージ監視]より、[重要度の設定]を行なってください。 [重要度の設定]の詳細についてはSystemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
本製品の運用管理サーバの起動方法が変更になった場合は、 以下のコマンドで、登録したメニューを削除してから、再登録してください。 (メニュー名が『ESC』の例)
mpaplreg -d -m ESC |
mpaplregコマンドによるメニュー追加が正常終了したにも関わらず、 ノードのポップアップメニューに本製品のアイコンが表示されない場合は、 以下のコマンドで登録内容を確認してください。 (メニュー名が『ESC』の例)
mpaplreg -v -m ESC |
手順完了後、運用管理クライアントでSystemwalker Centric Managerサービスを再起動して、 監視エリア配下の「ノードの検出」を再度実施することで登録アイコンへの表示が変更されます。
mpaplregコマンドをバッチファイルから起動するときに、 不正なパラメータがあるとパラメータエラー(swsag5101)が発生します。
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバと本製品の運用管理サーバが同一サーバの場合は、Systemwalker Centric Managerと本製品の両方で装置からのSNMP Trapを受け取って表示してしまいます。Systemwalker Centric Manager側で装置からのSNMP Trapを直接受け取り・表示させない運用をする場合は以下の作業を行ってください。
本製品で管理している装置のSNMP Trap のSystemwalker Centric Manager側の受け取りを抑止する方法
Systemwalker Centric Manager運用管理サーバと本製品の運用管理サーバが同一のサーバノード上に存在するときは、本製品で管理している装置のSNMP Trap のCentric側の直接受け取りを以下の方法で抑止できます。SNMP Trap は本製品で受付、デコードし、障害監視に必要な物のみをSystemwalker Centric Managerに通知するため、Systemwalker Centric Managerが保持しているSNMP Trap表示機能を動作させた場合に1つのイベントに対して複数の表示がされたり、必要のないSNMP Trapも表示されます。
Systemwalker Centric Managerが保持しているSNMP Trap表示機能も有効にする場合はこの設定は不要です。
Systemwalker Centric Manager運用管理クライアントのシステム監視から[イベント]-[アクション定義]を選択します。
→[イベント監視の条件定義]のダイアログボックスが表示されます。
[イベント監視の条件定義]のダイアログボックスの[イベント]-[イベント追加]を選択します。
→[イベント定義]のダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を設定します。
サーバノード名の特定
"特定しない"をチェックします。
監視イベント種別の特定
“特定しない"をチェックします。
エラー種別の特定
“特定しない”をチェックします。
通知番号の特定
“特定しない”をチェックします。
重要度の特定(SystemWalker Centric Manager5.1以降の場合のみ。)
“特定しない”をチェックします。
ラベルの特定
“特定しない”をチェックします。
メッセージテキストの特定
以下の値を1つのイベント定義について1つ設定します。
個々の装置を管理する場合のみ記述が必要です。管理しない場合は記述必要ありません。
[Fujitsu ETERNUS8000シリーズ、ETERNUS6000シリーズ、ETERNUS4000シリーズ、ETERNUS3000シリーズ、GRシリーズRAID]
enterprise:aplNetStorage\.1
[Fujitsu ETERNUS SX300,ETERNUS SX300S]
enterprise:enterprises\.1123\.1\.205
enterprise:enterprises\.1123\.4\.300
[日立SANRISE]
enterprise:enterprises\.116\.3\.11
[EMC Symmetrix (ECC Agent)]
enterprise:enterprises\.1139\.1
[LT120/HP Surestore]
enterprise:enterprises\.11\.2\.3\.9\.7\.1
enterprise:enterprises\.11\.2\.3\.9\.7\.2
[LT130]
enterprise:enterprises\.3351\.1\.3\.2\.6
[LT160]
enterprise:aplNetStorage\.3\.1
[LT230]
enterprise:enterprises\.119\.1\.83\.1\.1
enterprise:enterprises\.119\.1\.83\.1\.2
[LT250]
enterprise:aplNetStorage\.3\.5
[LT270]
enterprise:aplNetStorage\.3\.2
[NR]
enterprise:enterprises\.789
[BrocadeFC-Switch、SN200]
enterprise:enterprises\.1588\.2\.1\.1
[GadzooxFC-Hub]
enterprise:enterprises\.1754\.1\.2\.2
[性能、エージェントトラップ]
enterprise:aplSANMgr
[LT130、BrocadeFC-Switch、SN200、Cisco MDS、SN200 MDS、GadzooxFC-Hub共通]
enterprise:experimental\.94
[Cisco MDS、SN200 MDS]
enterprise:enterprises\.9\.9\.117\.2
enterprise:enterprises\.9\.9\.289\.1\.3
enterprise:enterprises\.9\.9\.302\.1\.3
enterprise:enterprises\.9\.9\.91\.2
※注意事項
本製品でサポートしていない装置でも、このexperimental\.94のSNMP Trapを報告する装置があり、それらの装置のイベントも抑制されますのでご注意下さい。
b.で設定したイベントに対して[アクション]-[アクションの設定]
→[アクション定義]のダイアログボックスが表示されます。
[メッセージ監視]タブを選択し、以下の項目を設定します。
上位システムに送信
“しない”をチェックします。
ログ格納
“しない”をチェックします。
上記aからcの操作を上記の9つのメッセージテキストについてそれぞれ行ってください。
ストレージ機器からSNMPの標準トラップがイベントとして報告される場合は、運用形態に合わせて、上記を参考にして、SNMPの標準トラップを抑止してください。
管理装置がETERNUS8000、ETERNUS6000、ETERNUS4000、ETERNUS3000やGR、ファイバチャネルスイッチの場合は、Systemwalker Centric Manager連携が正しく設定できているか確認できる手順およびコマンドが用意されています。「5.3 管理状態確認テスト」を実施して正しく動作するか確認して下さい。
以下はSystemwalker Centric Managerへのイベント連携時のSystemwalker Centric Managerの画面サンプルです。
Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携することで、ストレージ機器およびファイバチャネルスイッチの性能情報を、Systemwalker Service Quality Coordinatorで利用することができます。
連携の手順については、「Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド」を参照してください。
イベントをその他の運用管理ソフトウェアに対して連携させることが可能です。
連携にはShell/Bat連携機能を使用します。詳細は「6.4 イベント表示・連携」を参照してください。
管理可能なサーバノードミドルウェアとして以下のものがあります。最新のサポート情報は、お問い合わせください。
OS種 |
ミドルウェア種 |
製品名 |
版数 |
障害監視 |
---|---|---|---|---|
Solaris 7,8,9 OS |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
2.0.1以降 |
○ |
GRマルチパスドライバ(GRMPD) |
1.0以降 |
○ |
||
マルチパスディスク制御ロードバランスオプション(MPLB) |
2.0以降 |
○ |
||
マルチパスディスク制御(MPHD) |
2.0以降 |
○ |
||
EMC Powerpath |
4.1.0 |
○ |
||
HITACHI JP1/HiCommand Dynamic Link Manager (以降HDLMと表記) |
05-41 |
○ |
||
ミラーディスクドライバ |
PRIMECLUSTER Global Disk Services (以降GDSと表記) |
全版数 |
○ |
|
ファイルシステム |
UFS |
- |
× |
|
PRIMECLUSTER Global File Services (以降GFSと表記) |
全版数 |
○ |
||
ZFS |
- |
× |
||
データベース |
Oracle Database |
8i(8.1.6以降)、9i,10g |
× |
|
Symfoware Server Enterprise Extended Edition(*2) (以降Symfowareと表記) |
5.0.1以降 |
× |
||
Symfoware Server Enterprise Edition |
5.0以降 |
|||
Solaris 10 OS*7 *8 |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
2.0.1以降 |
○ |
ミラーディスクドライバ |
PRIMECLUSTER Global Disk Services (以降GDSと表記) |
4.1A40以降 |
○ |
|
ファイルシステム |
UFS |
- |
× |
|
ZFS |
- |
× |
||
データベース |
Oracle Database |
10g |
× |
|
Symfoware Server Enterprise Extended Edition *2 |
7.0以降 |
× |
||
Symfoware Server Enterprise Edition (以降Symfowareと表記) |
7.0以降 |
× |
||
Windows 2000 |
マルチパスドライバ |
GRマルチパスドライバ(GRMPD) |
1.0以降 |
○ |
マルチパス制御 for Windows 2000 |
V2.0以降 |
○ |
||
ファイルシステム |
NTFS (FAT) *1 |
- |
× |
|
データベース |
Symfoware Server Enterprise Edition (以降 Symfoware と表記) |
V5.0L10以降 |
× |
|
SQLServer 2000 |
- |
× |
||
Oracle Database |
8i(8.1.6以降),9i,10g*5 |
× |
||
Windows Server 2003 (IA-32) |
マルチパスドライバ |
GRマルチパスドライバ(GRMPD) |
V1.0L13以降 |
○ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L10以降 |
○ |
||
ファイルシステム |
NTFS (FAT) *1 |
- |
× |
|
データベース |
Symfoware Server Enterprise Edition (以降 Symfoware と表記) |
V5.0L30以降 |
× |
|
SQLServer 2000 |
SP3以降 |
× |
||
Oracle Database |
9i(9.2.0以降),10g*5 |
× |
||
Windows Server 2003 (x64 Edition) |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L11以降 |
○ |
ファイルシステム |
NTFS (FAT) *1 |
- |
× |
|
Windows Server 2003 |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L10以降 |
○ |
ファイルシステム |
NTFS (FAT) *1 |
- |
× |
|
Linux RHEL-AS2.1(x86)/ES2.1(x86) |
マルチパスドライバ |
GRマルチパスドライバ(GRMPD) |
V1.0L03以降 *3 *4 |
○ |
ミラーディスクドライバ |
PRIMECLUSTER Global Disk Services (以降GDSと表記) |
4.0 A20以降 |
○ |
|
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
PRIMECLUSTER Global File Services (以降GFSと表記) |
4.0 A20以降 |
○ |
||
データベース |
Symfoware Server Enterprise Edition (以降 Symfoware と表記) |
V6.0L10以降 |
× |
|
Oracle Database |
9i,10g*5 |
× |
||
Linux RHEL-AS3(x86)/ES3 (x86) |
マルチパスドライバ |
GRマルチパスドライバ(GRMPD) |
V1.0L04以降 *4 |
○ |
ミラーディスクドライバ |
PRIMECLUSTER Global Disk Services (以降GDSと表記) |
4.1 A20以降 |
○ |
|
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
PRIMECLUSTER Global File Services (以降GFSと表記) |
4.1 A20以降 |
○ |
||
データベース |
Symfoware Server Enterprise Edition (以降 Symfoware と表記) |
V6.0L10以降 |
× |
|
Oracle Database |
9i,10g*5 |
× |
||
Linux RHEL-AS4(EM64T) /ES4(EM64T) |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L02以降*6 |
○ |
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
Linux RHEL-AS4(x86) /ES4(x86) |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L02以降*6 |
○ |
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
Linux RHEL-AS4(IPF) |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L01以降 |
○ |
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
Linux RHEL5(IPF) |
マルチパスドライバ |
ETERNUSマルチパスドライバ |
V2.0L11以降 |
○ |
ファイルシステム |
ext2,ext3 |
- |
× |
|
SLES 9 EM64T |
ファイルシステム |
ext2、ext3、reiserfs |
- |
× |
HP-UX |
マルチパスドライバ |
PV-LINK(LVMの機能) |
- |
○ |
ミラーディスク |
LVM |
- |
× |
*1.ダイナミックディスク上に作成したファイルシステムおよびマウントされたドライブについてはサポート対象外です。
*2.Symfowareのインダウトログファイルについてはサポート対象外です。
*3.GRMPD V1.0L03に対してはパッチ(GRMPD V1.0L03 patch01)の適用が必要です。
*4.GRMPDとGDSを併用する場合は、GRMPD V1.0L04 patch03を適用したGRMPD V1.0L04が必要です。
*5.ASM(Automatic Storage Management)のディスクグループ上に作成されたデータベースファイルについてはサポート対象外です。
*6.V2.0L02に対してはパッチ(ETERNUSマルチパスドライバ V2.0L02 patch01)の適用が必要です。
*7. Solaris 10 OS にて zone を利用している場合は、non-global zoneは障害監視のサポート対象外です。
*8. SUN製のHBAを使用している場合は、ファイルシステム(UFS,ZFS)のみがサポートされます。
障害監視機能は、上記○の製品に対してのみ実施します。
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