グローバルサーバとUNIXサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
なお、OS/390とSolaris OSサーバ間で利用する場合は、手順が異なります。
グローバルサーバとUNIXサーバ間(OS/390とSolaris OSサーバ間を除く)で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
UNIXサーバ(Solaris OS、HP-UX、AIX、Linux)にディスクを接続します。
XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
対象ディスクが、以前UFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
対象ディスクが、別のUNIX/IAサーバやグローバルサーバで使用しているディスクではないか。
対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
グローバルサーバで、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。
グローバルサーバで、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
UNIXサーバで、XLデータムーバのデーモン起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
グローバルサーバで、XLデータムーバのサブシステムを起動します。
UNIXサーバ、XLデータムーバのデーモンを起動します。
OS/390とSolaris OSサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
OS/390にディスクを接続します。
XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
対象ディスクが、以前UFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
対象ディスクが、別のUNIX/IAサーバやグローバルサーバで使用しているディスクではないか。
対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
OS/390で、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。
Solaris OSサーバでデータ転送用ボリュームとして使用するディスクに対し、ラベルの記述を行います。
OS/390で、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
Solaris OSサーバで、XLデータムーバのデーモン起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
OS/390で、XLデータムーバのサブシステムを起動します。
Solaris OSサーバで、XLデータムーバのデーモンを起動します。