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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.3.7 OS/390への接続方法

OS/390に対するディスク装置の接続方法を以下に説明します。

  1. データ転送用ボリュームに対して、VTOCを作成します。VTOCの大きさは固定です。

    ICKDSFにより、以下のとおり作成します。

    CCHH=X'00000001'から14トラックの大きさのVTOC

    ICKDSFでの初期化JCL(JOB STEP)例を示します。

    • 装置アドレス:A01、ボリューム通し番号:XCA001

      ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+
      //FMT      JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=V,MSGLEVEL=(1,1) 
      //REFORM   EXEC PGM=ICKDSF,REGION=2048K 
      //SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
      //SYSIN    DD   * 
        INIT     UNIT(A01)     - 
                 NOVERIFY      - 
                 VOLID(XCA001) - 
                 NOINDEX       - 
                 VTOC(0,1,14)       ← 固定値 
      /*
  2. ボリュームのオンライン/マウント

    "VARY ONLINEコマンド"および"MOUNTコマンド"を実行して、データ転送用ボリュームをオンライン/マウントします。なお、初期化したディスクを"MOUNTコマンド"によりマウントする際の使用属性は"PRIVATE"にしてください。

    VARY A01,ONLINE                         装置をオンライン状態にします。
    MOUNT A01,VOL=(SL,XCA001),USE=PRIVATE   装置をマウントします。

注意

データ転送用ボリュームとして使用するディスクは、複数のグローバルサーバから共用する(共用DASD)定義をしないでください。