OS/390に対するディスク装置の接続方法を以下に説明します。
データ転送用ボリュームに対して、VTOCを作成します。VTOCの大きさは固定です。
ICKDSFにより、以下のとおり作成します。
CCHH=X'00000001'から14トラックの大きさのVTOC
例
ICKDSFでの初期化JCL(JOB STEP)例を示します。
装置アドレス:A01、ボリューム通し番号:XCA001
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ //FMT JOB CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=V,MSGLEVEL=(1,1) //REFORM EXEC PGM=ICKDSF,REGION=2048K //SYSPRINT DD SYSOUT=* //SYSIN DD * INIT UNIT(A01) - NOVERIFY - VOLID(XCA001) - NOINDEX - VTOC(0,1,14) ← 固定値 /*
ボリュームのオンライン/マウント
"VARY ONLINEコマンド"および"MOUNTコマンド"を実行して、データ転送用ボリュームをオンライン/マウントします。なお、初期化したディスクを"MOUNTコマンド"によりマウントする際の使用属性は"PRIVATE"にしてください。
VARY A01,ONLINE 装置をオンライン状態にします。 MOUNT A01,VOL=(SL,XCA001),USE=PRIVATE 装置をマウントします。
注意
データ転送用ボリュームとして使用するディスクは、複数のグローバルサーバから共用する(共用DASD)定義をしないでください。