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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.2.5 グローバルサーバとIAサーバ間で利用する場合

グローバルサーバとIAサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。

  1. グローバルサーバ(MSPXSPOS/390)にディスクを接続します。

  2. IAサーバにディスクを接続します。

  3. XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。

    • 対象ディスクが、以前NTFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。

    • 対象ディスクが、別のUNIX/IAサーバやグローバルサーバで使用しているディスクではないか。

    • 対象ディスクが、別のUNIXサーバの/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。

  4. グローバルサーバで、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。

  5. IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、ディスクの物理ドライブ名を求めます。

  6. グローバルサーバ側で、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、グローバルサーバとIAサーバの関係を確立させます。

  7. IAサーバ側で、XLデータムーバのディスクユーティリティを実行し、グローバルサーバ側で初期化したディスクを転送用ボリュームとして選択します。

  8. グローバルサーバ側で、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。

  9. IAサーバで、XLデータムーバのサービス起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。

  10. グローバルサーバで、XLデータムーバのサブシステムを起動します。

  11. IAサーバで、XLデータムーバのサービスを起動します。