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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.3.2 Windowsへの接続方法

Windows に対するディスク装置の接続方法を以下に説明します。

物理サーバ(物理サーバ上での動作OSが、Windowsの場合)への接続

  1. ホストアダプタ(SCSI/FC-SCSIカード)の接続

    ホストアダブタをサーバ本体に接続してください。

    ホストアダプタの種類によって、ホストアダブタを接続するPCIスロットの順番があることに注意してください。詳細については、Windows サーバ本体の説明書を参照してください。

  2. SCSI/FCケーブルの接続

    ホストアダプタを接続したサーバ本体と、ディスクアレイ装置(ファイバチャネルスイッチ/ハブ)間をケーブルで接続してください。

  3. SCSI/FCドライバインストール

    ホストアダプタに対応するドライバをインストールします。

    [コントロール パネル]→[システム]→[デバイス マネージャ]→[SCSIとRAIDコントローラ]の順に選択してください。該当するSCSIを選択した状態で右クリックし、[プロパティ]→[ドライバ]→[ドライバの更新]の順に選択してください。

    ドライバのインストール媒体は、ホストアダプタの種類により、Windows のCD-ROMあるいはアダプタカードに添付されているフロッピーディスクとなります。

  4. ファブリック環境の設定

    ファブリック接続環境では、専用の環境定義を行う必要があります。詳細な設定方法については、ファイバチャネルカードやファイバチャネルスイッチに添付されている説明書を参照してください。

  5. システムの再起動

    システムの再起動後、システムは接続されているディスクアレイを認識します。

  6. デバイス構成定義の確認

    [コントロール パネル]→[システム]→[デバイス マネージャ]→[ディスクドライブ]でデバイス構成定義を確認することができます。

  7. 管理ツールの起動

    ディスク管理ツールの起動

    [管理ツール]→[コンピュータの管理]を選択し、[ディスクの管理]を起動します。

    [ディスクの初期化]が表示された場合は、[キャンセル]を返答します。

    [ディスクの管理]画面でデータ転送用ボリュームをオンラインに変更します。

仮想環境(仮想サーバ上での動作OSが、Windowsの場合)への接続

XLデータムーバを仮想環境で利用する場合は、以下の手順でディスクアレイ装置を接続します。

  1. 物理サーバへの接続

    物理サーバ上で動作するOSに対して、ディスクアレイ装置を接続します。

  2. 仮想サーバへの接続

    仮想サーバへのディスクアレイ装置の接続方法については、ご利用になる仮想化製品のマニュアルを参照してください。

  3. 仮想サーバ上での管理ツールの起動

    ディスク管理ツールの起動

    [管理ツール]→[コンピュータの管理]を選択し、[ディスクの管理]を起動します。

    [ディスクの初期化]が表示された場合は、[キャンセル]を返答します。

    [ディスクの管理]画面でデータ転送用ボリュームをオンラインに変更します。

以上で、ディスクアレイ装置の接続が完了します。