本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。
サポート機種については、FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。
マネージャーおよびエージェントの必須ハードウェア条件
ソフトウェア名 | ハードウェア | 備考 |
---|---|---|
マネージャー | PRIMERGY BXシリーズ | CPUは、デュアルコアCPU以上を必要とします。 |
エージェント | PRIMERGY BX620 S4 |
|
SPARC Enterprise Mシリーズ |
| |
SPARC Enterprise T5120 |
| |
SPARC M10 |
| |
HBA address rename設定サービス | FMVシリーズほか(パソコン) (注3) | - |
注1) IPMI 2.0をサポートします。
注2) 一般的にBaseboard Management Controller(以降、BMC)と呼ばれる装置を指します。PRIMERGYの場合、integrated Remote Management Controller(以降、iRMC)と呼ばれています。
注3) FMV ロングライフパソコンをお勧めします。
エージェントで利用できる機能
エージェントで利用できる機能は、使用するハードウェアに応じて以下のように異なります。
機能 | PRIMERGYシリーズ | PRIMEQUEST | SPARC M10/SPARC Enterprise | その他のPCサーバ | ||
---|---|---|---|---|---|---|
ブレード型 | ラックマウント型/タワー型 | |||||
状態監視 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ (注1) | |
電源操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
バックアップとリストア(注2、注3) | ○ | ○ | ○ (注14) | × | ○ (注15) | |
ハードウェア保守 | ○ | ○ (注4) | ○ (注4) | × | ○ (注15) | |
メンテナンスLED | ○ | × | × | × | × | |
管理画面起動 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | |
サーバ切替え | バックアップ・リストア方式(注3) | ○ | ○ | × | × | ○ (注15) |
HBA address rename 方式(注3、注5) | ○ | ○ | × | × | × | |
VIOMサーバプロファイル切替え方式 (注6) | ○ | ○ (注7) | × | × | × | |
ストレージアフィニティ切替え方式 | × | × | × | ○ (注8) | × | |
クローニング (注2、注3、注9) | ○ | ○ | ○ (注10) | × | ○ (注15) | |
HBA address rename (注3、注5) | ○ | ○ | × | × | × | |
VIOM連携 (注6) | ○ | ○ (注7) | × | × | × | |
VLAN設定 | ○ | × | × | × | × | |
一括設定 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
消費電力監視 | ○ (注11) | ○ (注12) | × | ○ (注13) | × |
○: 利用できます。
×: 利用できません。
注1) サーバ管理ソフトウェアと連携したサーバ監視はできません。
注2) エージェントがiSCSIディスク上で動作している場合、以下のディスク構成ではイメージ操作を行えません。
iSCSIディスク単一構成で操作を行ってください。
iSCSIディスク + 内蔵ディスク
iSCSIディスク + SANディスク
注3) バックアップ・リストア、クローニング、およびHBA address renameを利用する場合は、使用するNIC(または、LAN拡張ボード)が、PXEブートに対応している必要があります。
注4) メンテナンスLEDは操作できません。
注5) HBA address renameを利用する場合、搭載しているHBAがHBA address renameに対応している必要があります。1つの管理対象サーバにHBAが合計2ポートまで搭載されている構成だけサポートします。
注6) ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注7) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合だけ利用できます。
注8) 以下の場合で、かつ1つの管理対象サーバにHBAが合計8ポートまで搭載されている構成だけサポートします。
SPARC Enterprise M3000
領域を分割していないSPARC Enterpriseパーティションモデル
SPARC M10-1/M10-4
Building Block構成をしていないSPARC M10-4S
SPARC Enterprise T5120/T5140/T5220/T5240/T5440
OS別の機能一覧は、「設計ガイド VE」の「2.2 機能概要」の「表2.2 OS別機能一覧」を参照してください。
注9) iSCSIディスク上で動作しているエージェントがLinuxである場合、クローニングを行えません。
注10) PRIMEQUEST 1000シリーズだけサポートしています。ブートオプションにLegacy bootを指定している場合だけクローニングを行えます。UEFIを指定している場合は行えません。
注11) シャーシBX900 S1と、サーバBX920 S1、BX920 S2、BX920 S3、BX920 S4、BX2560 M1、BX922 S2、BX924 S2、BX924 S3、BX924 S4およびBX960 S1をサポートします。
注12) ラックマウント型(RX200/300/600/2530/2540)だけをサポートします。
注13) SPARC Enterprise M3000、SPARC M10-1/M10-4/M10-4Sだけをサポートします。
注14) PRIMEQUEST 2000シリーズはWindowsマネージャーの場合だけバックアップとリストアができます。オンボードLANのNICだけPXEブートに対応しています。
注15) 本機能を利用する場合、当社技術員に連絡してください。
管理クライアントの必須ハードウェア条件
管理クライアントとして、以下のハードウェアが必要です。
ソフトウェア | ハードウェア | 備考 |
---|---|---|
クライアント | FMVシリーズほか(パソコン) | - |
物理L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件
物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるストレージ装置は以下のとおりです。
ハードウェア | 備考 |
---|---|
ETERNUS DX8000シリーズ | 以下の装置の場合、本製品でシン・プロビジョニングが利用できます。
以下の装置の場合、本製品でディスクリソースを作成する際に、LUNにディスクリソース名に基づいたエイリアス名を設定可能な場合は設定します。
上記以外のETERNUSでは、エイリアス名は従来通りETERNUS側で設定される初期値が設定されます。 以下の装置の場合、LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。
以下の装置の場合、本製品でダイナミックLUNミラーリングが利用できます。
以下のオプションの対象になる装置の場合、本製品でストレージ自動階層制御が利用できます。
以下の装置の場合、ETERNUS SF Storage CruiserマネージャーにIPv4形式のIPアドレスで装置を登録する必要があります。
|
ETERNUS4000シリーズ | モデル80、モデル100はサポートしていません。 |
ETERNUS2000シリーズ | LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。 |
NetApp FAS6000 シリーズ | Data ONTAP 7.3.3以降 |
EMC CLARiX CX4-120 | SPにNavisphere ManagerおよびAccess Logixがインストールされている必要があります。 |
EMC Symmetrix DMX-3 | SPにVolumeLogixがインストールされている必要があります。 |
FalconStor NSSが動作するStorage Server | FalconStor NSSの動作が保証されているサーバであれば機種は問いません。
|
FalconStor NSSが動作するStorage Serverに接続するストレージ装置 | FalconStor NSSの動作が保証されているストレージ装置であれば機種は問いません。 |
FalconStor NSSが動作するStorage Serverに接続するファイバーチャネルスイッチ | FalconStor NSSの動作が保証されているファイバーチャネルスイッチであれば機種は問いません。 |
本製品がストレージ装置に対して設定した内容を、ストレージ管理製品を使用して、変更または削除しないでください。
物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるファイバーチャネルスイッチは以下のとおりです。
ハードウェア | 備考 |
---|---|
Brocade series | - |
PRIMERGY BX900 ファイバーチャネルスイッチブレード | ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。
MMBファームの詳細は、「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。 |
PRIMERGY BX400 ファイバーチャネルスイッチブレード | ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。
MMBファームの詳細は、「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。 |
仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件
仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件は、以下を参照してください。
【VMware】
「E.1.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Hyper-V】
「E.2.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Xen】
「E.3.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for x86 2.2】
「E.4.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【KVM】
「E.5.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Solarisゾーン】
「E.6.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for SPARC】
「E.7.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Citrix Xen】
「E.8.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for x86 3.2】
「E.9.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
ネットワークの簡易化機能を利用する場合のネットワーク機器のハードウェア条件
ネットワークの簡易化機能を利用する場合、使用できるLANスイッチブレードは以下を参照してください。
物理L-Server
「導入ガイド CE」の「B.3.1 ネットワーク自動設定」
仮想L-Server
「導入ガイド CE」の「C.2.4 ネットワークの自動設定」
「導入ガイド CE」の「C.3.4 ネットワークの自動設定」
ハードウェア | バージョン | 機能 | |||
---|---|---|---|---|---|
状態監視 | ネットワークデバイスへの自動設定 | ネットワーク機器設定用ファイルの管理 | |||
L2スイッチ (注1) | Fujitsu SR-X 300 series | V01以降 | ○ | ○ | ○ |
Cisco Catalyst 2900 series | IOS 12.2以降 | ○ | ○ | ○ | |
Cisco Nexus 5000 series (注3) | NX-OS V5.2 | ○ | ○ | ○ | |
Brocade VDX 6710 series | NOS 2.0以降 | ○ | ○ (注4) | × | |
イーサネット・ファブリック | Fujitsu PRIMERGYコンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2) (注5) | V01.00以降 | ○ | ○ | × |
Fujitsu コンバージドファブリックスイッチ (注5) | V01.00以降 | ○ | ○ | × | |
ファイアーウォール (注2) | Fujitsu IPCOM EX IN series | E20L10以降 | ○ | ○ | ○ |
Fujitsu IPCOM VA LS series | E20L21NF0301以降 | ○ | ○ (注6) | ○ | |
Fujitsu NSアプライアンス (注7) | - | ○ | ○ | ○ | |
Cisco ASA 5500 series (注8) | ASASoftware-8.3以降 | ○ | ○ | ○ | |
サーバロードバランサー (注2) | Fujitsu IPCOM EX IN series | E20L10以降 | ○ | ○ (注9) | ○ |
Fujitsu IPCOM VA LS series | E20L21NF0301以降 | ○ | ○ (注10) | ○ | |
Fujitsu NSアプライアンス (注7) | - | ○ | ○ | ○ | |
F5 Networks BIG-IP Local Traffic Manager series | BIG-IP V11.2 | ○ | ○ | ○ | |
管理ホスト | Fujitsu IPCOM VX series | E10L11以降 | ○ | × | × |
○:利用できます。
×:利用できません。
注1) 以下の場合、L2スイッチは必ず必要になります。
ファイアーウォールとラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの間にL2スイッチを配置する場合
ファイアーウォールとLANスイッチブレードの間にL2スイッチを配置する場合
ファイアーウォールとサーバロードバランサーの間にL2スイッチを配置する場合
サーバロードバランサーとラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの間にL2スイッチを配置する場合
注2) L-Platformでファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを配置する場合に必要です。
注3) Nexus 5000 seriesに、ファブリックインターフェース接続されたNexus 2000 series(Nexus B22 Blade Fabric Extenderを除く)は、Nexus5000seriesの一部(module相当)として扱われます。
注4) 自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注5) 動作モードとしてネットワークモードとホストモードをサポートします。
注6) サンプルスクリプトは、E20L30NF0201以降のバージョンで対応しています。また、IPCOM VA SC seriesについては、自動設定を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注7) ハードウェア製品ではなく、ソフトウェアアプライアンス製品となります。
本ソフトウェアアプライアンス製品が動作可能なハードウェア環境については、「NSオプション 説明書」の「1.4 ハードウェア環境」を参照してください。
注8) Cisco ASA5505については、未サポートとなります。
注9) IPCOM EX LB seriesについては、自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注10) サンプルスクリプトは、E20L30NF0201以降のバージョンで対応しています。また、IPCOM VA LB seriesについては、自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
その他に、管理LANのネットワークをテナント単位に分離する場合、L3スイッチが必要です。
電力監視デバイスのハードウェア条件
ハードウェア | 備考 |
---|---|
Symmetra RM 4000VA | ネットワーク・マネジメント・カードのファームウェアがv2.5.4またはv3.0以上 |
Smart-UPS RT 10000 | - |
Smart-UPS RT 5000 | - |