サポートするストレージ構成
KVMがサポートするストレージである
KVMがサポートするストレージの詳細は、KVMのマニュアルを参照してください。
VMゲストにストレージを割り当てる方式は、以下だけをサポートします。
ブロックデバイス全体(LUNなど)
libvirtの仕様変更によって、LVMパーティションまたは物理ディスクパーティションをVMゲストに割り当てると、ゲストOS上のSG_IOを発行できなくなりました。
本製品では、ゲストOS上からSG_IOを発行できる、ブロックデバイス全体割当て方式だけをサポートします。
詳細は、「Virtualization Host Configuration and Guest Installation Guide」の以下を参照してください。
6.1. Guest virtual machine prerequisites and considerations
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注意
事前に作成するディスクリソースとして、物理ディスクパーティションやLVMパーティションを仮想L-Serverに割り当てることはできません。
ストレージ環境の事前設定
以下を確認してください。
仮想L-Serverに割り当てるボリューム(LUN)が作成済みである
LUNは仮想L-Serverのディスクに対応します。必要なディスクの数だけLUNを作成してください。LUNのサイズはディスクより大きいサイズにしてください。
クローニングイメージに割り当てるボリューム(LUN)が作成済みである
クローニングイメージはLUNに格納します。作成するクローニングイメージ数に応じたLUNを作成してください。LUNのサイズはクローニングイメージより大きいサイズにしてください。
ゾーニング、アフィニティが設定済みである
仮想L-Serverに対応するVMゲストをマイグレーションする場合、ゾーニングとアフィニティを設定し、LUNを共有ディスクにしてください。