ここでは、用途変更を行うL-Serverの設定について説明します。
L-Serverが構成定義だけ作成済み(defined)の場合とリソース割当て済み(allocated)の場合で動作が異なります。
L-Serverの状態が構成定義だけ作成済み(defined)の場合
「17.9.1.1 構成定義だけ作成済み(defined)の場合」を参照してください。
L-Serverの状態がリソース割当て済み(allocated)の場合
「17.9.1.2 リソース割当て済み(allocated)の場合」を参照してください。
ここでは、L-Serverの状態が構成定義だけ作成済み(defined)の場合の設定と運用について説明します。
設定
用途変更に使用する物理サーバの台数だけ、以下の手順を繰り返します。
各リソースの作成と登録
各リソースの作成と登録を行います。
リソースの作成と登録については、「第5章 リソースの登録」と「第14章 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。
L-Serverの作成
「第16章 L-Serverの作成」を参照し、構成定義だけ作成済み(defined)のL-Serverを作成します。
このとき、以下の設定を行ってください。
[基本情報]タブのイメージ選択で、[イメージの配付]を[配付する]に設定してください。
[基本情報]タブの[構成定義のみ作成]チェックボックスにチェックを入れてください。
[サーバ]タブの、[電源切断時のサーバ解放]の[自動]チェックボックスにチェックを入れてください。
運用
運用方法は以下のとおりです。
1台の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
以下の手順を繰り返すことで、用途を変更できます。
サーバプール内の未使用の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
以下の手順を繰り返すことで、用途を変更できます。
サーバプールの確認
サーバプールに未使用の物理サーバが存在するか確認してください。
用途変更先のL-Serverの起動
詳細は、「17.1.1 起動」を参照してください。
なお、変更後のL-Serverの起動が完了するまでの間は、変更前のL-Serverを操作できません。
ここでは、L-Serverの状態がリソース割当て済み(allocated)の場合の設定と運用について説明します。
設定
用途変更に使用する物理サーバの台数だけ、手順1.を行います。
各リソースの作成と登録
リソースの作成と登録については、「第5章 リソースの登録」と「第14章 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。
L-Serverの作成(1台目)
「第16章 L-Serverの作成」を参照し、リソース割当て済み(allocated)のL-Serverを作成します。
このとき、以下の設定を行ってください。
[基本情報]タブのイメージ選択で[イメージの配付]を[配付する]に設定してください。
[基本情報]タブの[構成定義のみ作成]チェックボックスにチェックを入れないでください。
[サーバ]タブの、[電源切断時のサーバ解放]の[自動]チェックボックスにチェックを入れてください。
L-Serverの設定変更
1台の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
用途変更に使用する物理サーバの数だけ以下の手順を繰り返します。
各リソースの作成と登録
リソースの作成と登録については、「第5章 リソースの登録」と「第14章 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。
用途変更元のL-Serverのリソースを解放
用途変更元のL-Serverからリソースの内容を保持した状態で、リソースを解放します。
詳細は、「17.8.2.2 リソースの解放」を参照してください。
L-Serverの作成
「第16章 L-Serverの作成」を参照し、リソース割当て済み(allocated)のL-Serverを作成します。
このとき、以下の設定を行ってください。
[基本情報]タブのイメージ選択で[イメージの配付]を[配付する]に設定してください。
[基本情報]タブの[構成定義のみ作成]チェックボックスにチェックを入れないでください。
[サーバ]タブの、[電源切断時のサーバ解放]の[自動]チェックボックスにチェックを入れてください。
サーバプール内の未使用の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
用途変更に使用する物理サーバの数だけ、以下の手順を繰り返します。
各リソースの作成と登録
リソースの作成と登録については、「第5章 リソースの登録」と「第14章 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。
サーバプールの確認
サーバプールに未使用の物理サーバが存在するか確認してください。
指定したサーバプールに存在するすべての物理サーバに対して、L-Serverが割り当てられている場合、L-Serverから物理サーバを解放します。
用途変更元のL-Serverのリソースを解放
用途変更元のL-Serverからリソースの内容を保持した状態でリソースを解放します。
詳細は、「17.8.2.2 リソースの解放」を参照してください。
L-Serverの作成
「第16章 L-Serverの作成」を参照し、リソース割当て済み(allocated)のL-Serverを作成します。
このとき、以下の設定を行ってください。
[基本情報]タブのイメージ選択で[イメージの配付]を[配付する]に設定してください。
[基本情報]タブの[構成定義のみ作成]チェックボックスにチェックを入れないでください。
[サーバ]タブの、[電源切断時のサーバ解放]の[自動]チェックボックスにチェックを入れてください。
運用
物理サーバの用途変更の運用方法は、以下のとおりです。
事前に設定を行ったうえで運用してください。
1台の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
以下の手順を繰り返すことで、用途を変更できます。
サーバプール内の未使用の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用する方式の場合
以下の手順を繰り返すことで、用途を変更できます。
サーバプールの確認
サーバプールに未使用の物理サーバが存在するか確認してください。
用途変更先のL-Serverの起動
詳細は、「17.1.1 起動」を参照してください。
なお、変更後のL-Serverの起動が完了するまでの間は、変更前のL-Serverを操作できません。