ここでは、L-Serverへのリソースの割当てと解放、および構成定義情報の変更について説明します。
L-Serverを起動すると、リソースが割り当てられます。
L-Serverの起動方法については、「17.1.1 起動」を参照してください。
L-Serverの初回起動時に、サーバおよびディスクのリソースが割り当てられます。クローニングイメージの指定がある場合、イメージの配付も行われます。
L-Serverのサーバリソースが解放されていた場合、サーバリソースを割り当てます。
L-Serverを停止すると、サーバリソースが解放されます。
L-Serverの停止方法については、「17.1.2 停止」を参照してください。
物理L-Serverと仮想L-Serverでは、サーバリソースの解放が異なります。
物理L-Server
L-Serverで使用していた物理サーバが解放されます。
仮想L-Server
VMホスト上に作成されたVMゲストは、そのVMホストの使用量換算の対象外になります。
定義済み状態(defined)のL-Serverの変更は、下記の手順で行います。
L-Platformの作成で配備されたL-Serverの場合、生存監視の設定変更はrcxadm lserver modifyコマンドで行ってください。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[定義情報]を選択します。
[L-Serverの定義変更]ダイアログが表示されます。
変更する項目を修正します。
[L-Serverの定義変更]ダイアログでの設定値については、「第16章 L-Serverの作成」を参照ください。
[OK]ボタンをクリックします。
L-Serverの定義情報が変更されます。
コマンドでは、rcxadm lserver modifyを実行します。
rcxadm lserver modifyコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
注意
旧バージョンから移行した定義済み状態のL-Serverに対して構成定義の変更を行った場合、生存監視は無効になります。生存監視を有効にする場合、再度L-Serverの構成変更を行ってください。