ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

17.8 L-Serverへのリソースの割当てと解放

ここでは、L-Serverへのリソースの割当てと解放について説明します。

L-Serverに割り当てる資源が存在しない環境でも、事前にL-Serverの定義だけを作成しておくなど、柔軟な構築・運用が行えます。

【Solarisゾーン(Solaris10)】【OVM for SPARC】
サーバ管理製品で管理されていないVMホスト上に、構築済みの仮想マシンとL-Serverを関連付けた際、定義ファイルの値に応じてL-Serverへのリソースの割当てと解放が設定されます。なお、構築済みの仮想マシンとL-Serverを関連付けたあとは、変更できません。
定義ファイルについては、「17.8.1 導入」を参照してください。


L-Serverを作成する際に、以下を設定します。

注意

サーバ仮想化ソフトウェアからVMゲストを削除したL-Serverは、リソース割当て状態が"unknown"と表示されます。

対処法については、「トラブルシューティング集」の「3.9 状態が"unknown"の仮想L-Serverに対する操作が失敗する。」を参照してください。

図17.3 L-Serverの状態遷移

未定義状態(undefined)以外の状態で、L-Serverの削除が行えます。