ここでは、L-Serverの停止について説明します。
以下の手順で、L-Serverを停止します。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[電源]-[OFF]を選択します。
確認ダイアログが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
L-Serverが停止されます。
以下の手順で、強制停止を行います。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[電源]-[強制OFF]を選択します。
確認ダイアログが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
L-Serverが強制停止されます。
ポイント
L-ServerがVMホストとして登録されている場合、VMホスト上で起動中のVMゲストは、L-Serverの電源操作に伴い、電源が切断されます。
ダイアログには、L-Serverの電源操作に伴い、電源が切断されるVMゲストの一覧が表示されます。ただし、VMゲストがL-Serverである場合、アクセス権のないL-Serverは表示されません。
[電源切断時のサーバ解放]の設定が行われているL-Serverでは、サーバのリソースが解放されます。
[電源切断時のサーバ解放]については、「16.2.2 [サーバ]タブ」または「16.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。
コマンドでは、rcxadm lserver stopを実行します。
rcxadm lserver stopコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
注意
L-ServerにOSをインストールしていない場合、停止操作に失敗することがあります。その場合、強制停止してください。
【OVM for x86 2.2】
VMゲストのVirtualizationMethod属性およびPV(Paravirtualized)ドライバの有無により、停止が強制停止、強制停止が停止の動作になる場合があります。
【OVM for SPARC】
OVM for SPARCが機能をサポートしていない場合、L-Serverを停止、リブートすることができません。
仮想マシンの状態に応じて、仮想マシンを直接操作するか、強制停止、強制リブートを使用してください。
L-Serverを停止した場合、リソースの結合解除(unbind)も併せて実行します。
本製品では、L-Serverの停止に伴い、構成情報を自動保存します。
本製品における構成情報の自動保存機能を無効にする場合、構成情報保存の実行可否を設定する定義ファイルに定義を追加してください。
定義ファイルの詳細については「導入ガイド CE」の「8.8.1 定義ファイルの作成」を参照してください。