ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

第14章 リソースのリソースプールへの登録

本章では、本製品で管理するリソースをリソースプールに登録する方法について説明します。

リソースプールとはRORコンソールのオーケストレーションツリー上に表示されるリソースフォルダーの一種で、L-Serverの作成や増設またはネットワークデバイスの自動設定の際に選択対象になるリソースが格納されたものです。

リソースプールは作成時にリソースプール種別を指定し、リソースプール種別ごとに特定のリソース種別が格納されます。本製品インストール時に、リソースプール種別ごとに1つのリソースプールが作成されます。複数のリソースプールを用いた運用については、「第20章 リソースプールの操作」を参照してください。

リソースプール種別およびリソースを、リソースプールに登録する方法は以下のとおりです。

表14.1 リソース種別ごとのリソースプールへの登録方法

リソースプール種別

リソースプールに格納されるリソースの種別

リソースプールへの登録方法

サーバ種別ごとに登録する必要性

ネットワークデバイスの自動設定

物理L-Server

仮想L-Server

簡単設定モード

ユーザーカスタマイズモード

VMプール

VMホストリソース

14.1 VMホストリソース」を参照してください。

×

×

×

サーバプール

物理サーバリソース

14.2 物理サーバリソース」を参照してください。

×

×

×

ストレージプール

仮想ストレージリソースまたはディスクリソース

14.5 ストレージリソース」を参照してください。

×

×

ネットワークプール

ネットワークリソースまたはネットワークデバイス

14.3 ネットワークリソース」または「14.4 ネットワークデバイス」を参照してください。

アドレスプール

アドレスセットリソース

14.6 アドレスセットリソース」を参照してください。

○ (注1)

○ (注3)

×

イメージプール

イメージリソース
以下の2種類があります。

  • 仮想イメージリソース
    VM管理製品でVMゲスト作成に用いるテンプレートを利用したイメージ、またはL-Serverからクローニングイメージを採取したイメージです。

  • 物理イメージリソース
    ROR VEで物理サーバのクローニングに用いるクローニングイメージを利用したイメージです。

○ (注2)

○ (注4)

×

×

○: 必要
×: 不要
注1) RHEL5-Xen、RHEL-KVM、またはCitrix Xenを利用する場合、MACアドレスの登録が必要です。
注2) L-Serverからクローニングイメージを採取すると、自動的にイメージプールに格納されます。
注3) ファイアーウォールのアドレス変換機能で利用する仮想IPアドレス(公開アドレス)を管理し、自動払い出しをする場合、グローバルIPアドレスの登録が必要です。
注4) テンプレートを利用する場合、イメージプールに登録してください。

参考

リソースプールに登録されているリソースの設定変更、登録解除、および削除については、「第19章 リソースの操作」を参照してください。