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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

14.7.1 仮想イメージリソース

ここでは、クローニングイメージをイメージプールに登録する方法について説明します。

VM管理製品で事前にイメージ(テンプレート)を作成済みの場合、下記の手順でイメージプールに登録してください。
サーバ管理製品で管理されていないVMホストを利用する場合、クローニングイメージを登録する必要はありません。

  1. RORコンソールのオーケストレーションツリーで対象のイメージプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース登録]を選択します。

    [リソースの登録]ダイアログが表示されます。

  2. 登録するクローニングイメージを選択します。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    クローニングイメージが登録されます。

ポイント

  • 以下の場合、Sysprepは実行され累積回数に含まれます。

    • VMwareでテンプレートを使用したゲストOSのカスタマイズ

    • SCVMMでテンプレートを作成

    17.5 クローニングイメージの操作」の「クローニングイメージ採取の運用方法」を参照して運用を行ってください。

【Citrix Xen】

  • 仮想イメージリソースは、本製品に登録されたCitrix XenServerのプールマスタから情報を取得します。プールマスタが登録されていない場合は、プールマスタをVMホストとして登録してください。そのあと、しばらく待ってからクローニングイメージの登録操作を行ってください。

注意

  • VM管理製品で事前に作成したイメージ(テンプレート)の場合、本製品で取り扱えるようにテンプレートの名前を以下のように変更します。

    • 半角英数字とアンダースコア("_")以外を削除します。

    • 先頭文字が半角英字以外の場合、最初の半角英字までの文字を削除します。

  • 事前に作成済みのイメージ(テンプレート)を使用する場合、テンプレートのシステムディスクは以下の設定にしてください。

    【VMware】

    SCSI:0:0

    【Hyper-V】

    IDE:0:0

    【OVM for x86 2.2】

    • PVM(Para-Virtualized Machine)の場合

      xvda

    • HVM(Hardware Virtualized Machine)の場合

      hda

    【Citrix Xen】
    userdevice:0

    【OVM for x86 3.x】
    Slot 0

    システムディスクに上記以外を使用している場合、クローニングイメージの配付を伴うL-Serverの作成が失敗することがあります。

  • VM管理製品でイメージ(テンプレート)を作成する場合、以下の点に注意してください。

    【Citrix Xen】
    イメージ名にシングルクォーテーション(')は使用しないでください。

    【Hyper-V】
    VM管理製品としてSystem Center 2012 以降のVirtual Machine Managerを利用している場合には、高可用属性のテンプレートだけが利用可能です。テンプレート作成時には高可用属性のテンプレートを作成してください。