ここでは、クローニングイメージをイメージプールに登録する方法について説明します。
VM管理製品で事前にイメージ(テンプレート)を作成済みの場合、下記の手順でイメージプールに登録してください。
サーバ管理製品で管理されていないVMホストを利用する場合、クローニングイメージを登録する必要はありません。
RORコンソールのオーケストレーションツリーで対象のイメージプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース登録]を選択します。
[リソースの登録]ダイアログが表示されます。
登録するクローニングイメージを選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
クローニングイメージが登録されます。
ポイント
以下の場合、Sysprepは実行され累積回数に含まれます。
VMwareでテンプレートを使用したゲストOSのカスタマイズ
SCVMMでテンプレートを作成
「17.5 クローニングイメージの操作」の「クローニングイメージ採取の運用方法」を参照して運用を行ってください。
【Citrix Xen】
仮想イメージリソースは、本製品に登録されたCitrix XenServerのプールマスタから情報を取得します。プールマスタが登録されていない場合は、プールマスタをVMホストとして登録してください。そのあと、しばらく待ってからクローニングイメージの登録操作を行ってください。
注意
VM管理製品で事前に作成したイメージ(テンプレート)の場合、本製品で取り扱えるようにテンプレートの名前を以下のように変更します。
半角英数字とアンダースコア("_")以外を削除します。
先頭文字が半角英字以外の場合、最初の半角英字までの文字を削除します。
事前に作成済みのイメージ(テンプレート)を使用する場合、テンプレートのシステムディスクは以下の設定にしてください。
【VMware】
SCSI:0:0
【Hyper-V】
IDE:0:0
【OVM for x86 2.2】
PVM(Para-Virtualized Machine)の場合
xvda
HVM(Hardware Virtualized Machine)の場合
hda
【Citrix Xen】
userdevice:0
【OVM for x86 3.x】
Slot 0
システムディスクに上記以外を使用している場合、クローニングイメージの配付を伴うL-Serverの作成が失敗することがあります。
VM管理製品でイメージ(テンプレート)を作成する場合、以下の点に注意してください。
【Citrix Xen】
イメージ名にシングルクォーテーション(')は使用しないでください。
【Hyper-V】
VM管理製品としてSystem Center 2012 以降のVirtual Machine Managerを利用している場合には、高可用属性のテンプレートだけが利用可能です。テンプレート作成時には高可用属性のテンプレートを作成してください。