ここでは、ネットワークリソースを作成し、ネットワークプールに登録する方法について説明します。
ネットワークリソースは、以下の方法で作成できます。
ネットワークリソースを新規に作成
「14.3.1 ネットワークリソースを新規に作成」を参照してください。
登録済みの管理LANサブネットを利用した作成
「14.3.2 登録済みの管理LANサブネットを利用した作成」を参照してください。
マネージャーが直接接続している管理LANのネットワークリソースは、ネットワークリソース名を"AdminLan"、VLAN IDを1として、インストール時に自動的に作成されます。
これを変更する場合、事前に"AdminLan"を削除したあと、「14.3.2 登録済みの管理LANサブネットを利用した作成」に従ってネットワークリソースを作成してください。
なお、ネットワークリソースにサブネット設定を行なう場合は、以下のIPアドレスがサブネットの範囲に含まれていないことを確認してください。含まれている場合は、それらのIPアドレスを対象外アドレスとして設定します。
検出された未登録のサーバのIPアドレス
VM管理製品のIPアドレス
LANスイッチブレードの管理IPアドレス
デフォルトゲートウェイのIPアドレス
iRMCのアドレス
ネットワークデバイスのIPアドレスおよび仮想IPアドレス
参考
ネットワークデバイスの自動設定機能で簡単設定モードを使用し設定する仮想IPアドレスについては、ネットワークリソースから払い出されているため、対象外アドレスとして設定する必要はありません。
注意
イメージを指定したL-Serverの作成には、インストールサーバへ接続するために管理LANのIPアドレスが必要です。
そのため、ユーザーのアクセス範囲内のプールに、VMホストの管理LANに対する管理LANのネットワークリソースを作成してください。
物理L-Serverで[ファンクション数の拡大(オンボード)]を使用する場合、UMCのLPVIDとして2~4094のVLAN IDを割り当てる必要があるため、この範囲のVLAN IDを持つ管理LANリソースを作成してください。