FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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3.9.10.10 ITEMオペランド(INTABLE定義文)
ITEM = (([入力データ項目名],入力データ属性),([入力データ項目名],入力データ属性)・・・・)
[内容]
入力データ項目情報として、入力データ項目名および入力データ属性を定義します。この一組の情報を入力データ項目情報と呼びます。指定可能な入力データ項目情報数は1〜1,024個です。
入力データのレコードを構成するすべての入力データ項目について定義してください。
[形式]
入力データ項目名
1つのINTABLE定義文内で一意の名前を指定します。日本語文字列、半角文字列、または日本語文字と半角文字の混在文字列で指定してください。また、半角文字として特殊文字を使用することが可能ですが、"@"で始まる名前はDB連携機能の特殊項目以外に使用しないでください。
入力データ項目名を省略した場合、"XITM0001"〜"XITM1024"を自動的に割り当てます。本オペランドで指定する名前は、データ編集時に使用します。格納先表の列名と一致させる必要はありません。
なお、指定できる長さは以下のとおりです。
- Windowsの場合:36バイト以下(ただし、Linkexpress V5.0L11相当以前は18文字以下)
- SolarisおよびLinuxの場合:54バイト以下
入力データ属性
属性およびナル値識別用フィールドの付加状態を指定します。
char(10) add null field
↑属性 ↑ナル値識別用フィールドの付加状態 |
- 属性
入力データ項目の属性を指定します。属性の指定は、省略できません。
- - ナル値識別用フィールドの付加状態
入力データ項目のナル値識別用フィールドの付加状態を指定します。ナル値識別用フィールドの付加状態の指定を省略した場合、DATATYPEオペランドで指定した入力データの形式が採用されます。
add null field : ナル値識別用フィールドが付加されたデータ項目です。
except null field : ナル値識別用フィールドが付加されていないデータ項目です。
[注意事項]
- EXTRACT定義文のCONVERTオペランドに"off"を指定した場合、ITEMオペランドの指定は、無効になります。
- "XITM"で始まる名前を入力データ項目名として指定することはできません。
- ファイル出力を行うDBサービスでUnicode(UCS-2形式)系の文字列をan、ank、char2、およびchar属性として定義する場合、必ず項目長を偶数の値で指定してください。
- DB連携機能で扱うことのできる列長の最大値およびレコード長の計算方法は「5.5 コード変換可能なレコード長の上限値」を参照してください。
- 入力データ項目数と格納先表の列数に関して注意事項があります。「ITEMオペランド(OUTTABLE定義文)」の注意事項欄を参照してください。
関連項目
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